愛丸のサッカー観戦記

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プレストン-リバプール(FA杯 3回戦)

2009-01-04 20:15:00 | プレミアリーグ
観戦日 1/4(日)       
 
愛丸’s チェック        
久しぶりにFA杯をこんな早い段階から観戦。
J・スポーツには感謝、感謝です。
08年の締めがリバプールで、09年の始まりもリバプール。
今シーズン、このチームが何かをしてくれそうな予感。
プレストンはイングランドでフットボールリーグが産声を上げた当時のメンバー。
伝統ではリバプールでも上。
ただ、ここ何年もトップリーグでの経験がない。
それゆえに、ただいまプレミアでトップを走るリバプールとのこの大一番には並々ならぬ意欲が伺える。
スタジアムも熱気むんむん。
リバプールはこのFA杯で手を抜くことはないと思うが、しっかりターンオーバーはやってくるはず。
それでも実力では完全に上。

リバプールは意外とこの格下相手に苦労した。
これがFA杯。
それでも、点を与えることなく、しっかり4回戦に駒を進めた。
なかなか調子の上がらないR・キーンが1トップを務めたが、これが、また・・・。
やっぱり、この男に今のリバプールのトップは務まらない。
周りとの連携もうまく取れてないし、決めれるシーンでもそれを不意にしてしまう。
ジェラードからの見事なパスもトラップに戸惑い、リエラに戻す始末だし、うまく抜け出せても、シュートはGKの正面。
カイトが休養だったが、これからは、F・トーレスの体調を見ながら、カイトとの併用でうまくやっていけるだろう。
スパーズへの復帰ってのが現実になるかも。
この男がしっかり決めれてれば、なんなくこの試合は物にできた。
R・キーンはもう戦力にならないようなできだったが、バベルも右ではそこまで活きることはなかった。
切れ込んでのシュートってシーンは明らかに左での方が多いし、クロスを上げるって選手でもない。
ただ、いいクロスが上がらなかったわけではなかった。
でも、この男を右でって考えは、もうラファの頭にはないだろう。
このふたりを考えると、カイトの偉大さってのがよくわかった。
後半戦もカイトにかかる期待はさらに大きいものになりそう。
左のリエラは新戦力の中ではもうすっかりチームにフィットした。
プレストンみたいなFLCのチームが相手になると、実力で完全に上回った。
あのドリブル、切り替えしに誰もついていけてなかった。
これで更に自信がつくだろうし、後半戦の鍵を握るのはジェラードでもF・トーレスでもなく、この男になるかも。
格下相手に1点のリードしか奪えてなかった段階で、F・トーレスがピッチに。
これが復帰戦になったが、試運転としてはよかったか。
ジェラードがお膳立てしたプレゼントパスで得点もできたし、気持ち的にもほっとしたはず。
このエースが万全でいてくれれば、リバプールのトレブルってのも現実味を帯びてくる。
それほど苦労せずに、4回戦に進めたわけで、次もしっかり勝ってもらいたい。
プレストンは20年ぶりのビッグマッチだったみたいで、スタジアムはかなりいい雰囲気だった。
このサポーターの声援に応えたかっただろうが、そう全てがうまくいくことはなかった。
リバプールにいたメラーが2トップの一角を占めてたが、パートナーのパーキンってのが、メラーと同じようなタイプで、どうみても古きよき時代のイングランドのCF。
放り込んでフィジカル勝負ってのを挑んだんだろうが、この2トップで、これはできなかった。
メラーは体調が万全ではなかったみたいで、どこか無理してた感が。
メラーが引っ込んで、パーキンが活きてきた。
これで最初からやってたら、ひょっとするとひょっとしたかも。
中盤のチャプロー、ウォレスって選手はプレミアでも通用しそうな選手だった。
どちらもキックの精度が高かったし、なにかおもしろいものを感じた。
中位以下のチームでなら、即戦力かも。
とくにウォレスは左足の技術には自信があるみたいで、セットプレーでいいものを見せてくれた。
今後、いつプレストンの試合を見ることになるかわからないが、いい意味でのイングランド臭を忘れないでもらいたい。

スコア 0-2

<得点者> 
リバプール   リエラ、F・トーレス
~愛丸's MVP~
リエラ(切れがなんだか増した感じ。相手のレベルもあるんだろうが、代表に呼ばれてた頃のできを取り戻しつつある)

あけましておめどうございます

2009-01-04 20:10:12 | お知らせ
新年、あけましておめでとうございます。
昨年は、これまでほど観戦できず、反省する点が多くて・・・。
今年はもっと多くの試合を観戦したいとおもいます。

セリエはインテル、リーガはバルサと、なんだか優勝が決まったような感じはしますが、その他のチームになんとか踏ん張ってもらって、リーグの火を早く消さないようにしてもらいたいものです。
プレミアはまだまだどこがくるかわからない状況で、しっかり楽しめそうな予感が・・・。
CLは決勝トーナメントの緒戦から好カードが目白押しで、こちらもどこがビッグイヤーを掲げることやら。

それではみなさん、今年もよろしくお願いします。