愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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CSKAモスクワ-ポルト

2006-11-22 22:17:54 | チャンピオンズリーグ
観戦日 11/22(水)       
 
愛丸’s チェック
この試合、アーセナル戦で大善戦したCSKAの姿はなかった。
どちらかというとポルトの方がしっかり守ってカウンター。
あのCSKAのサッカーをやっていた。
開始早々のクアレスマの得点が全て。
これでポルトのやることははっきりし、CSKAはプランが狂った。
それにしてもポルトがここまで守れるとは。
圧倒的にボールを支配し、ほぼ攻撃に時間を費やしたCSKAだったが、エウトンが慌てるシーンは皆無。
ほとんどがDFラインで処理された。
V・ラヴとD・カルバーリョしか可能性を感じることはできず、そこをしっかり押さえ込んだ。
P・アスンソンがかなり効いていた。
それとCSKAの左サイド。
ジルコフがかなり仕掛けたが、ボジングワがしっかり対応。
いいクロス、突破、ほとんど許さず。
ドゥドゥ・セアレンセが前半のうちに怪我したのも響いたか。
アーセナル戦ではたいした活躍は見せれなかったが、いるのといないとでは周りの選手の動きが違ったはず。
あれだけCKをもらいながら1つも決定的なシーンはなかった。
背の高い選手は多いし、キッカーもD・カルバーリョ。
何が問題なのか。
セットプレーは武器になるから次のHSV戦ではどうにかしてもらいたい。
HSV戦を残してるという甘い考えがあったのでは?
そんなだと足元をすくわれる。
CLはそんなに甘いステージではない!
ポルトは次節のアーセナル戦に望みを繋いだ。
厳しい状況に変わりはないが、この試合のように守れればチャンスはある。
あとはクアレスマがこねくり回さないこと。
ポスチガあたりが魂むき出しでアーセナルDF陣に向かっていくとおもしろくなる。
レーマンとぶつかったりしないかな。
アンリはゆっくり休めなくなった。

スコア 0-2
<得点者> 
ポルト   クアレスマ、L・ゴンサレス                
~愛丸's MVP~
ボジングワ(ポルトの右サイドをしっかり守りきった。だいぶ仕掛けられたが抜かれるシーンは皆無に等しかった)

アーセナル-ハンブルガーSV

2006-11-22 20:21:42 | チャンピオンズリーグ
観戦日 11/22(水)       
 
愛丸’s チェック
アーセナル、やっとこさの勝利。
前半と後半でこれだけ変わるチームも珍しい。
前半は昨シーズンからベンゲルお気に入りの4-5-1.
中盤の守備を厚くするためのシステムだそうです。
ベンゲルの口から守備って言葉が出てくるとは。
観客を魅了するような攻撃的なパスサッカーがベンゲルの哲学ではなかったか。
それが中盤の守備って。
DFラインをこれといった補強をしないくせに。
このおかげでロングボールが多くなってきてた。
あの頃のアーセナルサッカーを懐かしがっていたら、後半はファンペルシとアンリの2トップに変更。
これがズバリ。
ファンペルシの動きがすこぶる良くなった。
セスクからのスルーに抜け出して右足で落ち着いてゴール。
あのシュート、得意の左で蹴ってたら最近よく見る光景が拝めたかも・・・。
ここからまた試合が動かなくなったが、ウォルコットの投入がこの試合を決定ずけた。
最初、左サイドにいて全く機能しなかったが、バチスタをフレブに代えてから右に移動。
そこでの活躍はそれはそれは見事なもんだった。
あっぱれ、ウォルコット。
エブエの縦突破のスピードもすごかったが、あそこでクロスにいかなかったウォルコットも見事。
カウンターからバチスタにあげたやわらかいクロスも見事。
フレブではなくウォルコットをスタメンに起用した方がいい。
この若手の登場であの頃のアーセナルが戻ってくるはず。
あとはアンリ。
かなりお疲れムード。
次節はサスペンションで出れないが、もう心配ないだろう。
ゆっくりアンリを休ませましょう。
HSVにはこれといってなし。
相変らずアトゥバがいけてないのぐらいか。
リュボヤも何しに出てきたのか。
所詮、あのレベルのチーム。

スコア 3-1
<得点者> 
アーセナル   ファンペルシ、エブエ、J・バチスタ       
HSV     ファンデルファールト         
~愛丸's MVP~
ウォルコット(この勝利はこいつのおかげ。アーセナルの未来が明るくなった。もっと長い時間見たい)

R・マドリー-リヨン

2006-11-22 17:27:03 | チャンピオンズリーグ
観戦日 11/22(水)       
 
愛丸’s チェック
前半のリヨンはそうとう強かった。
マドリーを子供扱い。
カリューなんかはカンナバーロを全く苦にせず。
3人に囲まれても突破するうまさまで披露。
守備でもホビーニョ、レジェスのドリブル突破を許さず。
それも中盤でカットし、そこからしっかり攻撃。
ほんとに格の違いを見せつけた。
それに加え、ジュニーニョ・ペルナンブカーノのすばらしいFKまで飛び出した。
直接決めたのではなく、GKとDFの間に見事にドライブしてくるボールを蹴りこんだ。
これに合わせたマルダもすごかったが、あれはほぼジュニーニョ・ペルナンブカーノのゴール。
カシージャスが何もできなかった。
こんなマドリーだったが、いつもはずるずるいきそうな展開を打破。
2点ともセットプレーからだったが追いついた。
この点は誉められるとこ。
追いついたのはいいが、逆転できた試合。
後半のリヨンは明らかに前半と違いプレーに油断がみられた。
そこをうまく付いて、終了間際にニステルがペナルティエリアで倒されPKをゲット。
キッカーはニステル。
これが、クペの見事なセーブに遭う。
もうニステルはPKを蹴ることなないか。
今シーズン、この男がPKを外すシーンをよく見るような・・・。
2点差を追いついて普通なら大興奮の試合展開なんだが、なんかしっくりこず。
どうしてだろう。
終わりが終わりだったのと、力でマドリーが点を取ったという印象が少なかったからか。
それとリヨンが最後まで全力プレーじゃなかったのも要因のひとつか。
グループリーグの突破がほぼ決まってるチーム同士だしこれも仕方ないか。
次はトーナメントでこの2チームの激突を見たい。

スコア 2-2
<得点者> 
R・マドリー   ディアラ、V・ニステルローイ       
リヨン      カリュー、マルダ   
~愛丸's MVP~
カリュー(昨シーズンよりさらにテクニックが向上。トーキックでの先制点なんか今までは考えられん。バレンシアにいる時にこれぐらいやってくれれば)

アスコリ-フィオレンティーナ

2006-11-22 00:35:23 | セリエA
観戦日 11/21(火)       
 
愛丸’s チェック
アスコリが思いのほか頑張った。
終始、アスコリペース。
人が連動してよく動いてた。
が、フィニッシュが。
あまりにも枠を外しすぎ。
フレイが慌てるシーンがあんまりなかった。
こうだったから、ペースを握っててもなんか押してる感がなかった。
フィオもこのアスコリのサッカーにお付き合い。
勝ち点剥奪のペナルティが軽くなったとはいえマイナスだったのは変わりないわけでこの辺のチームからは勝ち点3が欲しかったところだろう。
トニが怪我明けでいつもの調子からはほど遠く、まだムトゥとのコンビもいけてない。
まだ時間がかかるか。
右SBに入ってたポテンツァがいけてなかった。
かなりアスコリに狙われファールでしか止められない始末。
これはやばいと思ったか、プランデッリは後半しっかりウィファルシに交代。
これで守備は安定した。
左のパスクアルの攻撃参加が少ないのも気になる。
昨シーズンはバンバン上がってフィニッシュにもよく絡んでたように思うが・・・。
ここの攻撃が少ないから今のフィオに厚みがない。
これもムトゥの加入が原因。
早くこの男がフィオサッカーに溶け込まないと。
ポテンシャルは高いだけに機能すれば面白いチームになるはず。
アスコリはパリューカに助けられた。
失点シーンはDFにぶつかって決められたものだったが、ファインセーブも連発。
プラスの部分が大きかった。
セリエはベテランが活躍できるリーグ。

スコア 1-1
<得点者> 
アスコリ       ブエラノビッチ
フィオレンティーナ  トニ   
~愛丸's MVP~
フォンターナ(アスコリの中盤で可能性を感じられた選手。パス精度は高いしよく散らして好機を演出)