フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

ベイジン〈下〉 (幻冬舎文庫)と加藤嘉一

2010年04月24日 01時09分09秒 | 書評 小説系
真山仁著 ベイジン下巻は巨大な原子力発電所建設の現場で起きる
トラブルに主人公の田嶋とがどう立ち向かうかを描いていきます。

中国社会や中国人の気質を微に入り細に描き、
原子力発電所の建設の困難さを現実感あふれる筆致で描きます。

あとがきで著者の中国取材に協力した方々の名前が列記され
謝辞が述べられていましたが、その中に北京大学の加藤嘉一さんが
紹介されていました。

この方、4月10日の日経新聞の1面企画「こもるな!ニッポン」
でも紹介されていました。中国では加藤さんが語る日本論、中国論に
注目が集まっているそうです。

ネット上に公開されている彼のプロフィールによると、
1984年静岡県生まれ。2003年より北京大学国際関係学院に在籍。
現在は大学院での研究のかたわら、中国メディアなどでの
さまざまな言論活動を続けている。
主な出版物に、中国の有名演出家・山奇氏との対談集
「七日談」(新華出版社2007年)、
外務省アジア太平州局の小原雅博氏による「国益と外交」の翻訳書
「日本走向何方(日本はどこへ向かうのか)」(中信出版社2009年)。
2005年、東京大学と北京大学との学術プラットホーム「京論壇」を
立ち上げる。2008年、日中合作ドラマ「泣きぼくろ」の助監督を務める。
香港フェニックステレビのウェブサイト「フェニックスネット」での
ブログ連載や、フィナンシャルタイムズ中国語版のウェブサイトでの
コラム連載など、旺盛な執筆活動でも人気を博している。
中国語で書いた初の自著「以誰為師(誰を以って師と為すか)」
の出版も間もない。人民網より

高校から単身、中国に渡り北京大学に入学して
しかも中国のメディアにも登場してその発言が注目されるって
尋常じゃない凄さですね。26歳の若者、畏るべし!

ベイジン〈下〉 (幻冬舎文庫)
真山 仁
幻冬舎

このアイテムの詳細を見る


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。