フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

16歳の教科書

2009年07月21日 00時08分36秒 | 書評 その他
サブタイトルは「ドラゴン桜」の副読本。

なぜ学び、何を学ぶのか、
国語、数学、英語、理科、社会、そして心理?
それぞれの科目を代表して有名講師が
学ぶ意義を明快に語ります。

16歳といえば、義務教育から解放されて自らの意思で
高校に進学した年齢になります。
でも、勉強する意義がわからず、
なんのために勉強するんだろうと自問する多感な年頃でもあります。

そんな16歳に向けて語りかけた本書。
大人が読んでも面白いです。



一番感銘を受けたのは「社会」藤原和博先生の講義ですね。
よのなか科や公立中学の「夜スペ」で有名な先生ですが、
出身はリクルートで、現在は大阪府の特別顧問をしています。


『夢も目標も見えないのに、なんのために勉強しているのか?

なんのために働いていくのか?

そして、なんのために生きているのか?

僕は「クレジットを高めるため」という言い方をしています。』

クレジットというのは、
他人からもらえる信頼や共感、信任の総量のことを言うそうです。

夢や希望のためだけではなく、
ましてや金や地位や名誉のためではなく
「他人からの信頼を得るために」
勉強し、働き、生きる。

16歳の当時ならピンとこなかったこの言葉も
夢実現の挫折を経験し、なんとかここまで生きて
30代になった今ならすごくよくわかり納得できる言葉です。

「他人からの信頼」すらいらないとなったら
勉強も労働もましてや社会生活すら必要ない自由な生活が
できるかもしれませんが、
他者から信頼されない自分を想像すると
やっぱり生きにくいように思います。

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