フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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初心者のための使える会計知識 その2 流動比率

2010年01月13日 00時13分49秒 | ビジネス実用
黒字倒産という言葉がありますが、
帳簿上は利益がでていて黒字化しているにもかかわらず、
資金回収の遅れで手元に現金がないため運転資金のやりくりがつかず
倒産する場合が意外とあります。

そこで、会社に手元資金がきちんと存在するのか
を調べておかなければならず、そのための指標となるのが
流動比率です。
会社の支払能力がわかります。

計算式は
流動資産÷流動負債×100=流動比率

だいたい150%以上で安全と言われます。

では、FC本部の会社の流動比率を調べてみましょう。

18年3月期 65.06%
19年3月期 61.86%
20年3月期 56.49%
21年3月期 59.46%

だ、だいじょうぶか!?

ちなみに、日本航空(単体)の21年3月期の貸借対照表をみると
流動資産は1472億円、流動負債は909億円で
流動比率は161.9%です。

これが連結決算になると様相が変わります。
流動資産は4870億円、流動負債は6499億円で
流動比率は74.9%。

連結決算とは、子会社や関連会社などの業績も
株式保有比率などに応じて考慮し
集計された決算のことをいいます。

国際的には連結決算を重視する流れとなっており、
日本企業についても連結決算を発表している場合には
単体よりも連結を重視することが常識となっているそうです。

ライバルの全日空はどうかというと連結決算で
21年3月期 流動資産は4467億円、流動負債は5031億円で
流動比率は89.1%

スカイマーク(非連結)は、
21年3月期 流動資産は71億円、流動負債は64億円で
流動比率は110.9%です。


財務状況は会社の規模だけでは推し量れないというのが
よくわかります。大きい会社が財務的にも優良とは限りませんね。

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