フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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黄金旅風 飯嶋和一著

2009年03月17日 01時29分26秒 | 書評 歴史系
最近は、社長や副社長など専務以外の役員とも話す機会が増え、
気疲れすることが多いですねぇ…。

まぁ、役員の言うことは半分いなしながら
やるべき仕事をやるだけです。


心が渇くときはおもしろい小説を読んで
現実逃避したい気分なのですが、
気が焦っているのか落ち着いて小説を読むことができず
頭の中になかなかストーリーが入ってこないです…重症かな?

それでもやっと読みこなした
黄金旅風 飯嶋和一著 小学館文庫


舞台は鎖国寸前の長崎で、
主人公は、朱印船貿易家の末次平左衛門(2代目末次平蔵)

Wikiで調べてみると小説にも書かれていたノイツ事件をおこした
父親の方が有名で載っていましたが実在した人物のようです。

金屋町の放蕩息子、不肖の息子と呼ばれた
末次平左衛門が、親友平尾才助とともに
悪政から長崎の街を救う歴史物語です。

3代将軍徳川家光が実権を握る前後の物語で
1633年までの長崎を舞台に描いていますが、
このあと長崎の近く島原で1637年島原の乱が
起きることになります。

島原の乱は多くの物語があるとおもいますが、
その前夜の、しかも長崎で末次平左衛門という
英雄がいたということを語る物語である点が
この小説のミソでもあるように思います。

末次平左衛門の「卓越した外交政治感覚」と
「骨太の正義感」で忍耐強く竹中重義を滅亡に追いやり
長崎の市民を守ったところに強い魅力を感じました。


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