フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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三菱自動車虚偽報告事件東京高裁判決

2008年07月20日 10時59分52秒 | ヒマ話
ふそう元会長らが上告=法人は確定へ-三菱自虚偽報告事件(時事通信) - goo ニュース

第1審では無罪判決でしたが、
東京高裁では逆転有罪判決が出ています。

2002年1月、二人の幼子を連れて歩道を歩いていた主婦に、
走行中の大型車から外れた巨大なタイヤが激突し
命を奪うことになりました。
この事故が、史上空前の欠陥車事件へと
発展していくことになります。

この事件をモデルにしたと思われる小説が
「空飛ぶタイヤ」です。
以前紹介したことがあります。

本判決は刑事裁判ですが、
被害者の母親が起こした損害賠償請求訴訟もあって、
その経緯については
「裁かれる三菱自動車」小林秀之著
に詳しく載っています。

小林先生は非常に有名な民事訴訟法の研究者で
本書を出版する「迷い」がはしがきに載っており
大企業を相手の裁判の難しさがうかがえます。

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旧長銀粉飾 逆転無罪

2008年07月20日 01時27分36秒 | ヒマ話
バブルの後始末をするかのような
重要な判決が7月18日出ています。

【長銀粉飾決算】国策捜査、痛い黒星 検察「論点がずれている」(産経新聞) - goo ニュース

判決を受けて最高検の井内顕策刑事部長は
「検察庁としては有罪を確信していたところであり、誠に遺憾である」
とのコメントを出した。

辛辣なことを言うかもしれませんが
こういうのを「負け犬の遠吠え」
というのではありませんか。
検察は恥の上塗りをしているように思われます。

最高裁判決で確定してしまっており
事実審への差し戻し判断すらない、
全員無罪の完全な敗北です。

判決内容はこちらです。

検察当局には二重の「罪」があるように思います。

一つは、
同裁判の被告人らを10年近くもの長きにわたって
刑事裁判に縛り付けたという罪。

もう一つは、
一時国有化され、
多額の公的資金が投入されながら
破綻してしまった旧長銀の旧経営陣に対する
刑事責任を問うべきという
国民の期待に応えることができなかった「罪」です。

「検察庁としては有罪を確信していたところであり、誠に遺憾である」
というコメントに国民に対する真摯な反省が現れている
とは到底思えません。


常に有罪に持ち込まなければならないと
言うつもりはありません。
しかし、
意図的な捜査を行った結果
「無罪」となった今回の判決が
検察捜査に対する不信を増幅する
一つになりうることは間違いありません。


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