ナスダックは今週11連騰まであった。
物価上昇が続いて、雇用統計が良く、テーパリングが開始されるというのに米国金利は下落。結局、成長株に資金が行ったということだろう。
ただ、テーマが絞られていない感じがしてその場限り感があるのも事実。これがトレンドになっていく感じはしない。
此処からは何か目玉となる政策に沿って物色されると相場としては成長すると思うんだけど、なんとなく食い散らかしている感じがする。
対して日本株は選挙で自民党が大負けしなかった事によるショートカバーでここまで戻ったけれど中身は何も無い。
決算が出揃ったがEPSは落ちている。期待されるものが無ければ、PERの上昇は認知されない筈だから早晩マーケットは反落しかねない。
今の政権に期待感も無いから新しいものも出てこない。自分の懐具合ばかり気にしていたら所得倍増なんてあり得ないし、オイルや非鉄金属の上昇でコストアップするから利益率も上がらない。これでは政権は長持ちしないかもしれない。
お金は使う時と締める時の見極めが大事なんだろうが、役人上がりの人ばかりだと「海老で鯛を釣る」発想にはならないのでないか?
日米共に一本筋の通った相場テーマが必要だ。それが出てくるまでは局地戦になりそう。
元気出して行こう!
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