22500円に次いで累積売買高が多い水準である23000円を前に本日は足踏み。
でも、相場としては悪くないと思う。
今日は前引け後に東芝の決算発表があったが、この半年を考えれば十分評価できるものであった。ただし、2Qからは東芝メモリが持分法対象になり連結決算からは外れる事となるため予断は許さない。もし東芝メモリが売却されなければ数年前のシャープと同じように一部復帰で500円もあり得る。東芝の経営陣もこのタイミングでは売却しないとは言えないはずなので中国当局の判断が待たれる。
それに対してジャパンディスプレイの酷いこと。なんでこんなのを上場させたのか？全く会社に船頭がいない感じで、この先どこに行ってしまうのか？
ソニー・日立・東芝の統合会社でどこにも見捨てられてしまった感がある。まだ同じ統合会社でもルネサスの方がだいぶマシである。
ルネサスは日立・三菱電機・NECの半導体の統合会社であるが半導体とディスプレイの違いかもしれないがルネサスの半導体は自動車には欠くことができない商材だ。一方、液晶はどこでも同じだ。得意分野を持たない会社の悲哀を感じる。
さて、全体としてみればまずドルがどんなタイミングで110円台に定着するか？
米朝協議の結果、どんな世界が描かれるのか？
日本の政治は何処へ行くのか？
この辺がカギになりそうだ。
NY市場に比べて東京は出遅れ感があると思うので、1〜3月に大幅に先物を売った外国人が戻ってくれば大きく上昇することになると思う。
原油は70ドルを超えて産油国の懐はあったまってきたと考えられるので、外人買いが入る前にしっかり買っておこう！