五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

帰す

2006年05月12日 | 雑記

今週は、なんか暇だった・・・。
ずっと天気も悪く、調子がおかしくなりがち。

今日は久しぶりに青空が見えた。

何年ぶりだろう?ここへ来たのは。
1987年春、よくここに来ては、釣りをしたものだった。
この芝生に寝転んで、昼寝したこともあった。

あの頃見上げた青空は、今と違っていた。
あの頃は、まだ人生に「希望」のようなものを抱いていた。
学校には行けなかったにもかかわらず。
若さ・・・なのだろうか。

 風と一緒に あなたといたい

当時、そんな歌詞が頭にこびりついていた。
それが今、同じ事を考えているなんて・・・。

帰す。
すべてはあの海の彼方へ
すべてはあの空の彼方へ。
肉体は滅んでも、魂は消えない。
いつか、あの彼方へ帰す。

今がすべて

 カフェオ・レが冷めてしまうその前に
 もう一度帰すして je t'aime je t'aime

すべてが終わって、帰す前に
もう一度、ぬくもりを感じたい。
「フ・・・」
馬鹿なことを・・・。
懐かしいこの場所に来て、思わず夢をみてしまった
自分がアホくさかった。
現実に引き戻された。

帰す・・・