cuminseed

ちょっとだけスパイシー

ある障害者雇用の苦悩(4)

2005-11-29 | 障害者
昨日から、私の職場で新体制が始まりました。
今までは、
“障害者雇用で給料がいっしょだから、
 作業を5等分し、各自が5分の1だけ仕事をすれば良い。
 その為には、各作業が均等に回るようにローテーションを決める”
といった考えでした。


しかし、同じ人が同じミスを繰り返し、
色々な対策や、改善策も出ましたが、
少しも効き目がない状態でした。
もともと、障害の場所や程度、
生まれ育った環境も違うのに、無理な注文です。
そして一番の問題は、作業当事者の意識の問題です。

今、会社自体が業績不振に陥り、
障害者雇用だからといって甘えることは出来ないはずなのですが、
それ自体が、理解出来ていない人もいます。

大企業であろうが、小企業であろうが、
会社と言うのは利益を追求するものであり、
慈善事業ではないのですね。

5人しかいない障害者の職場で、
仕事をサボる権利だけを主張し、
ミスを犯したときだけ、障害者だからと
責任を取ろうとしない人が混ざる職場で、
最良のリスク削減策。

“ミスの多発する作業はしなくて良い”

つまり
“障害の場所や程度、個人の作業能力を考慮して作業分担を決める”
出来ない人に、作業を要求してリスクを犯し、
会社に取ってマイナスや、その為に障害者雇用を廃止。
なんて事になると困りますからね。

これは、会社の上司とも話をしていた事でした。
私の、今の会社にとっての
“障害者雇用のあり方”を、
見直さなくてはいけない時期に来ていると、、、

良い結果になれば良いのですが?
コメント (5)
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