今日、会社の帰る途中、
地下鉄梅田駅のエスカレーターに乗って、
改札を出ようとしたら、
黒い皮のコートを着た30歳ぐらいの男性が、
階段を下りているのが目に入った。
歩き方が、
ヘンなのである。
私のような身体障害者のような歩き方でなく、
一歩いっぽ階段を確かめるように、
小さくゆっくりと、手摺りを持って、
階段を下っている。
手には、黒色の長く、
握る部分に赤の布を巻いた傘を持っている。
傘の先の部分には杖の先につけるゴムが付いている。
様子がおかしいし、階段で転ぶといけないので、
エスカレーターで上まで行って、
また、階段を降りて
「大丈夫ですか? お手伝いしましょうか?」
と声をかけ、傘を持ってあげようとした。
「目が見えないので困ってるんです。
傘は杖の代わりなので持たないでいいです」
その時、電車がホームに到着し、
たくさんの乗客が降りてきて、
階段やエスカレーターに向かってきた。
人にぶつかってはいけないので、
男性の前に出て、
「すみません。視覚障害者です」
と言いながら手摺りをつたって、
階段の下までゆっくりと降りれるように
降りてきた乗客を誘導してあげた。
階段の下まで来てから、
近くにいた駅員に
「あの方、視覚障害者で困っています。
助けてあげてください」
とお願いしたのだが、
その男性は、階段の下で一歩も動けず、
立ったままなのである。
駅員は何処の駅まで行くのかと訪ね、
様子を見ていたようだが、
不安に思ったのだろう、
もう一人、駅員を呼んで来て、
肩をつかむ様に指示をし、
次に来た電車の中にまで連れて入った。
降りる人の影になって、その後は見えなく、
確認することが出来なかったが、
駅員も付いていっしょに、
乗ったかも知れない。
視覚障害者(盲人)が外に出るなとは言わないが、
せめて
「白い杖」
ぐらい、
持って欲しいものである。
それが自分自身の安全と、
周りの人達の安全にも、
つながるのだから。
地下鉄梅田駅のエスカレーターに乗って、
改札を出ようとしたら、
黒い皮のコートを着た30歳ぐらいの男性が、
階段を下りているのが目に入った。
歩き方が、
ヘンなのである。
私のような身体障害者のような歩き方でなく、
一歩いっぽ階段を確かめるように、
小さくゆっくりと、手摺りを持って、
階段を下っている。
手には、黒色の長く、
握る部分に赤の布を巻いた傘を持っている。
傘の先の部分には杖の先につけるゴムが付いている。
様子がおかしいし、階段で転ぶといけないので、
エスカレーターで上まで行って、
また、階段を降りて
「大丈夫ですか? お手伝いしましょうか?」
と声をかけ、傘を持ってあげようとした。
「目が見えないので困ってるんです。
傘は杖の代わりなので持たないでいいです」
その時、電車がホームに到着し、
たくさんの乗客が降りてきて、
階段やエスカレーターに向かってきた。
人にぶつかってはいけないので、
男性の前に出て、
「すみません。視覚障害者です」
と言いながら手摺りをつたって、
階段の下までゆっくりと降りれるように
降りてきた乗客を誘導してあげた。
階段の下まで来てから、
近くにいた駅員に
「あの方、視覚障害者で困っています。
助けてあげてください」
とお願いしたのだが、
その男性は、階段の下で一歩も動けず、
立ったままなのである。
駅員は何処の駅まで行くのかと訪ね、
様子を見ていたようだが、
不安に思ったのだろう、
もう一人、駅員を呼んで来て、
肩をつかむ様に指示をし、
次に来た電車の中にまで連れて入った。
降りる人の影になって、その後は見えなく、
確認することが出来なかったが、
駅員も付いていっしょに、
乗ったかも知れない。
視覚障害者(盲人)が外に出るなとは言わないが、
せめて
「白い杖」
ぐらい、
持って欲しいものである。
それが自分自身の安全と、
周りの人達の安全にも、
つながるのだから。