goo blog サービス終了のお知らせ 

cuminseed

ちょっとだけスパイシー

昔の曲

2009-08-20 | 本・映画・芸術
先日、ハオ地域活動支援センターが終わってから
ラジオのFM放送を聞きながら仕事(?)をしていた。
昔の曲が流れ凄く懐かしい!

特に若かりし頃・・・(?)
今の私には、想像もつかないが、
ロックが好きだった。

今日、柴田よしきさんの、
「少女達がいた街」を読み終わった。
前半は青春小説、後半がミステリー。

この本を買って読む気になったのは、
ページをめくってすぐ、
ディープ・パープルにブラックモア、トミー・ボーリン。
ジョン・ロード、クィーン、イエス。
ブライアンにロジャー。
ジェフ・ベックにルー・リード。
レッド・ツェッペリンの『天国への階段』。
ピンク・フロイドの『炎』『狂気』
などの名前が目に飛び込んでくる。



レンタルCDでも借りて、
聞いてみようかな・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第7回日中名曲コンサート 親子 中国琵琶の競演

2009-07-20 | 本・映画・芸術
昨日、京都会館で行われた、
「第7回日中名曲コンサート 親子 中国琵琶の競演」
に行って来た。

葉衛陽・さくらさん親子は、
昨年、尼崎で行われた
「四川大地震障害者チャリテイコンサート」
にも出演して頂いている。
また、このコンサートチラシやポスターで、
左下の琵琶を弾いているのもさくらさんだ。




オープニングは葉衛陽・さくらさん親子二重奏から始まった。




1曲目の「遠方的客人請你留下来」は、
北京オリンピック閉会式を飾った曲で、
昨年末に、大阪ミナミで行われた
「北京オリンピック閉会式音楽創作訪日代表団歓迎交流会」でも二胡で奏でられた。

葉衛陽さん中国琵琶独奏


高瀬佳子さんピアノ独奏

さくらさん中国琵琶独奏


と、それぞれにテーマを持った曲目を、素晴らしく奏でられ、
前半が終わった。

休憩が終わり後半。
舞台には、大きな紙が張られている。

中国琵琶演奏と漢詩の朗読、水墨画の創作と、
3つの芸術のジャンルがコラボした舞台だ。

詩はシャオ・チェンさんの「琵琶行」最初は日本語訳、それから中国語で朗読された。



その左手には、葉衛陽・さくらさん親子の琵琶演奏。
私は、「琵琶法師の平家物語」のように、
琵琶を弾きながら詩を朗読したり、物語を語るイメージがある。
まさにそのイメージ通りだ。



右手には、馬 樹茂さんの水墨画。
敦煌の壁画に琵琶を抱いて奏でる仙女が描かれていく。





時間の中に引き込まれていくような感覚で、
頭の中は詩の朗読、耳は琵琶、目は水墨画にのめり込んでいた。

葉衛陽・さくらさん親子による
日本の「四季のうた」が演奏され、


最後には、この舞台の為に十河陽一さんが作曲した
~二つの中国琵琶とピアノのために~
「瑪瑙(めのう)の風」が演じられた。
もちろん世界初演だ。




民族楽器の琵琶と楽器の大様と呼ばれるピアノとがおりなす、
爽やかな旋律が耳に残っている。
中国琵琶とピアノの競演。
また、親子での中国琵琶の競演。
素晴らしいステージでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アランフェス交響曲

2009-05-22 | 本・映画・芸術
今日は多忙の中、大阪シンフォニーホールへ
「アランフェス協奏曲」by ジム・ホール Quintet with ストリングス
を観に行ってきた。

これは2008年11月28日に予定されていた公演が、
ジム・ホールが体調を崩し中止。
その振替公演である。

チケットを購入したのも当然、
火事や中国障害者芸術団の公演を知らない頃で、
妻の誕生日に近い為、プレゼントとしていく予定だった。

ところが妻は中国障害者芸術団通訳の為京都へ、
私ひとりの観賞となった。

この公演もインフルエンザの影響だろうか、
観客が少ないように感じた。

ここ5日ほどの間に、
中国障害者芸術団の
西宮、神戸、大阪の公演を観た。
夢と希望を求める躍動感に満ちたすばらしい公演だった。

今日の公演は、すでに車椅子となったジム・ホール最後の
日本演奏として熟練した味を出していた。

まったく違うタイプの2つの公演を同時期に観る事ができ、
それぞれの公演の良さがさらに解かったような気がする。

明日は中国障害者芸術団京都公演だ。
また違った良さを観る事が出来るだろう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3回震災を忘れないメモリアルコンサート

2009-03-12 | 本・映画・芸術

3月14日 14時~16時
西宮甲東ホールで

混声合唱団フロイデンコール
「第3回震災を忘れないメモリアルコンサート」

が開催されます。

是非、御鑑賞下さい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昔のエッセイ

2009-01-28 | 本・映画・芸術
7年前になるだろうか?
ふと最近読んだ本で、昔書いた文章を思い出した。

でもこれを書いたのは病気をし、
障害者になってからである。

もう、心も立派な、
一種2級の障害者になったのだなぁ~





  ささやかな楽しみ

久しぶりに心斎橋まで出向いた。買物も終わりこれからの予定もないので、
陽も高く少し時間が早いが、お酒を呑める店を求めて難波駅の方に歩き出した。

道頓堀を渡り、法善寺横町を過ぎたところで立ち飲みが二軒ならんでいるのを見つけた。
おでん専門の店と、串焼きの店だ。値段はおでんも串焼きも一串90円からと書いてある。
お酒も一合300円と同じである。
店の中を覗くとおでんの方は六十歳ぐらいのオバチャンが二人、
串焼きの方は二十歳すぎぐらいだろうか、
綺麗なオネーチャンが一人カウンターの中にいた。客は両方ともいない。
タマには若いオネーチャンの顔を見ながらお酒を呑むのも良いものだ。
家だと七十歳のババアだけである。
のれんをくぐると
「いらっしゃいませ。お飲み物は何がよろしいでしょうか?」
まだ慣れていないのだろうか、恥ずかしそうな弱々しい可愛い声で聞いてきた。
「日本酒、冷やで。ミノとツラミと」
メニューはホルモン。ミノ、ハチノス、センマイ、赤センマイと呼ばれる胃や、
ハツ(心臓)、ウルテ(気管)、コブクロ(子宮)、シマ腸(大腸)などの内臓を、
焼き鳥のように串に刺し、炭火で焼く店だった。
新世界でしかこのような店には入ったことも無く、
どのような味なのか、わくわくしてきた。

 後ろの棚から一升瓶を取り出し、
一合のガラスコップに日本酒を注ぎだしたが……。

 いっぱいになる1センチほど手前で注ぐのを止めてしまった。
ちゃんと一合300円と書いてあるのに少し足らない。ムカッと来た。
その時、カウンターの奥から六十歳ぐらいのオバハンがブスッとした顔で現れ、串を焼き出した。
替わりにオネーチャンが奥の方へ引っ込んでしまった。
二分ほどしてからオバハンが、
何も言わず黙ってミノとツラミをカウンターの上に置いたのだが、
二本ずつ皿の上に乗っている。
一本ずつしか頼まなかったつもりだった。
普通立ち飲みや串カツ屋なら何本にするか尋ねるのに…… 
何処にも注文は2本からなんか書いてない。

失敗した。助平心を出した為に大失敗だ。もう味なんてどうでもいい。
さっさと隣りのおでんの方に変わろうと思っていたのに、
串四本を食べる為にはもう一杯お酒が欲しくなってくる。
追加であと一杯お酒を頼むとオネーチャンがまた奥から出てきて、
またも1センチほど手前で注ぐのを止め、引っ込んでしまった。
美人のオネーチャンには文句を言えない性格を見過ごされているようで余計に腹が立つ。

1040円を支払い隣りのおでん屋に行こうとしたが約一合九勺のお酒を飲んだあとだ。
もし飲み過ぎて明るい間から千鳥足になって電車に乗るのも恥ずかしい。
取りあえず高石まで帰ってから呑み直すことにする。

駅に着いてから、家と逆方向に歩き出す。
月に一、二回行く顔見知りの居酒屋だ。のれんをくぐり一番奥の椅子に腰掛ける。
五十歳ぐらいのママが店に一人いるだけだ。
「いらっしゃい」だけ言って、まだ私が何も言わないのに
冷蔵庫から冷えたまだ口の開いていない一升瓶を取り出し、
小皿の上にコップを置きドクドクと注ぎだす。こぼれてもまだ注いでいる。
「こぼしたらあかんよ。もったいないから」
ニコッとした顔をにゅっと突き出し、
まず最初に表面張力でコップからはみ出たお酒をすすり、
次に小皿にこぼれたお酒を呑みほす。
「あぁ~ うまい!」
大満足だ。これで今までの分は帳消し。
あと三杯も呑めば、得した気分で心地よく酔っ払い、家に帰れるだろう。

                      二〇〇三年五月記
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする