テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

中年おじさんとエレキギターその3

2019年08月04日 | 楽器
昨日は各地で各種イベントが開催されたようだ
我が家の近隣でも夏の催しで賑わっていたのだ

年齢的にそういうイベントに心躍らなくなった

夏の休日の過ごし方は個々人の自由・・
外出するも良し、自宅で遊ぶも良しという感じ

私には夏の目標がある

”DAWソフトを習得する・・”

それなりに音楽を作る事は出来るが・・
本来の性能の半分も使っていない
cubase10もリニューアルしたことで使い勝手が大きく変わっているのだ
専門書を2冊ほど購入したがまだ完全には理解できていない

ある意味でDAWソフトはギターの練習と似ている
各種の操作を単体で理解しても意味がない

「この画面ってこういう感じで活用するんだね~」

では意味がない


まさにギターの『スケール練習』と一緒なのだ

”何の為にスケールを練習しているのか?”

を理解しないままに闇雲に階段フレーズを行ったり来たり
している人を多々みかける

楽器店の教則本のコーナーでもスケール練習に特化した
書籍は減ったように感じる

講師側も効率良いレクチャーの方法に開眼したような気がしている
何事も進化と進歩が大事

古典なギターなれど、僅かながらも進化を感じたい
少なくとも私はそういう部分を意識してギターと向き合っている

ギターの練習にも理由と動機付けが大事なのだ

ただ、ダラダラとギターを弾いている事には何の意味もない

意識をする事で見えてくる事も多い

その一つが『弦の劣化』

ギター弦の寿命って?

ギター弦の交換サイクルって?

これはいまだに明確な答えがない永遠の謎なのだ

販売側は短いサイクルを主張する

使う側は可能なかぎり長く使いたいと願う


ネットでも賛否両論なテーマなのだ

メーカーの推奨があるが・・

すべての人や環境に当てはまるわけではない

使用頻度が高い人、ほとんど弾かない人

手汗が多い人、乾燥肌の人、中学生、お爺さん・・

同じではないのだ

私は自分の感覚を優先しているのだ

「今回はかなり使ったなぁ・・」

と感じる事もある

とにかく弾いた時の弾き心地で決めているというのが本音

巷では弦の当たりハズレを云々言う人がいまだにいるようだが・・
昨今の弦の品質は均一であるという見解を持っている

品質が悪い弦(メーカー)は総じてダメ

品質が安定している弦は間違いがない

たまたまに引き当てたハズレ弦をいつまでも引きずるというのもナンセンス
私の知り合いに執念深いおじさんがいるのだ

とにかく細かいおじさんなのだ

「俺はハズレ弦を買った事を一生恨む・・」

拘りのベクトルが違うのだ

「まぁ、ハズレ弦以外の弦は使えるから買い続けるけど・・な」

意味不明なのだ

まぁ、ギター好きの人には変わり者が多い

私を含めて言えることだが・・

普通の人はギターを弾こうなどとは思わない

好きな音楽を聴いて楽しむのだ

「俺も楽器を弾いてみたい・・」

無趣味な人を含めた広義な意味では楽器愛好者は変わり者なのだ

読者の周囲を見渡していただきたい

ギター比率はどのくらいだろうか?

読者には何人くらいのギター弾きの友達がいるだろうか?

脱線したが・・

音楽制作に欠かせないアイテムはヘッドフォン

この季節は密閉型は辛い

耳穴に先端を入れるインナーフォンは快適だが・・
制作という点においては物足りない

音圧を含む、出音の質感がまったく異なる

私の場合、ブログにアップするという制作上の理由から
密閉型をメインに使用しているのだ

僅か数分で汗でビショビショなのだ
まぁ、自分が使うものだけにギリギリの感じ

楽しい音楽制作もやがて不快に変わる

「オークションとかで中古を買う人って何だろ?」

「他人が使ったヘッドフォンに抵抗はないのかな?」

「肌に触れる耳当ての部分は別途で購入するのかな?」

余計なお世話だが・・

深いなヘッドフォンを見るにつけ考えてしまう

私の知り合いのおじさんはヘッドフォン好きなのだ

好きに決まりやルールはないが・・

何事においても限度を超えている人は異様に映る

「また、ヘッドフォン買ったぞ マジで快適だわ」

おじさんは新規にヘッドフォンを購入すると自慢げに

大型のヘッドフォンを被って来店するのだ

自慢げな表情の幸せそうなおじさんの顔を観察するのは楽しい

ヘッドフォンに無知な私はおじさんの自慢話に黙って耳を傾けている

「良くねぇ!? 聴いてみるか? マジで音エエよ」

私は丁重にお断りするのだ

炎天下の中、おじさんの汗でビショビショになったヘッドフォンは遠慮したい

「俺って気に入ると二個買いするんだわ」

「生産完了品って貴重だって思わねぇ!?」

たしかにこういう人は私の周囲に何人かいるのだ

男女問わず

靴やバッグ、洋服・・

色違いで同じ製品を買い揃える人がいる


理由を尋ねれば、上記のおじさんと同様の言い分なのだ
まぁ、色違いの洋服は何となく理解できる

まったく同じ色の靴やカバンなどを二個買いする気持ちは理解不能

私の場合はギターピックと弦くらいだろうか?

最近はその傾向も薄れているのだ

ギターピックなども『縛り』が自由度を阻害することに気づいた

やはり、上記おじさんはストイックなのだ

「俺の愛用ピックは生産完了品なのよ」

「そんなこんなで買い漁りの日々なのよ」

「ネットで見つけると即ゲット!ってな感じ」

「何だかんだで100枚超えた 一生安泰な」

やはり、ギター好きは変人が多い

「ギター弦も大量ストック俺の基本な!」

「ギター弦切れると落ち着かなくねぇ!?」

「24時間営業してる楽器屋とか作ってほしい」

やはり、ギター好きなおじさんの発想は奇妙なのだ


反面教師・・

私は他人の言動を自分に置き換えて考えることが多い

『このおじさんって恥ずかしいよなぁ・・』

と感じたならば、そうならないように気をつけるだけの話

「最近のギターって俺が欲しいギターがね~んだよ」

「品質下がったか? 金払う価値無しな 俺そう思う」

「とりあえず、手持ちのギターでお腹一杯なわけだよ」

「まぁ、そもそもそんなに弾いてね~けどな ギター不要」

「最近はさ ギターよりもテレビ三昧な日々なのよ マジで」

おじさんは楽器屋さんに何の目的で訪れるのだろうか?

結局、中年おじさんは孤独なのだ

おじさんは寂しがり屋なのだ

家庭でも職場でも自分の居場所が無くなっているということなのだ

心の拠り所を求めて集うのだ


人間は常に居心地の良い場所を探しているのだ


私も当ブログには居心地の良さを感じている

ギターに対して思う事が多い

そんな思いを多くの人々に聞いて(読んで)欲しいという願いを持っている

読者の皆さんが私の声に賛同しているとは思わないが・・

少なくとも1,000人を超える人が
目を通しているという事に大きな意味を感じる

素人が思いつきで発信しているブログ故に考え方の偏りは仕方がない
しかしながら間違った情報だけは発信しないように気をつけているのだ

私は自分の目で見て触って聴いて感じたことを純度100%でお届けしている

机上の空論にはまったく魅力を感じない

「良さげなギターをネットで見つけたよ」

「良さげならば買いたいって思うんだよ」

「まっ、資金が工面できたらって話だけど」

「スペック貼っとくわ 買って間違いないギターな」

「早い者勝ちってレベルのギターだから売り切れ御免な」

とは上記おじさんの常套句なのだ

おじさんの立ち位置は何処に位置するのだろうか?

お客さん目線なのか?

販売店側の感覚なのか?

”youtubeの買ってみた動画”(最近少ない?)

の方が100倍くらい意味がある

廉価なギターでも高価なギターでも実体に触れることに意義がある

ギターの改造も同じ

実際にピックアップを購入し取り付け、音を出すことに意味がある

「取り付け作業の画像忘れちゃった・・」

「ってな感じで完成画と音録ってみたよ」

読者の満足度は50%

何もやらない人よりは500倍くらい偉いが・・

何枚も画像を撮影し、それを音源にまとめる作業・・

ちょっとした仕事のような作業になる

不慣れな人にとって一大プロジェクトになる

読者は温かい視線で見守ってあげていただきたい





改造するならば、本気で取り組むのだ

読者は素人仕事に完璧を求めていない

自分の姿を重ね合わせているのだ

「俺も廉価なギターを買って改造してみようかな?」

「手持ちのエピにエイジド加工してみようかな?」

「道具揃えれば俺にもチャレンジできるかな?」



読者は高価なギター自慢や机上の空論などに期待していない

自分よりも少し前を歩くギター弾きの背中を求めているのだ

如何だろうか?

私が読者の皆さんの代わりに廉価なギターを買い
それを使えるギターとして具現化しているのだ

自分の楽しみにもなりつつ、ブログのネタにもなる

適宜、必要な道具やパーツを紹介しつつ駒を進める








廉価なギターを馬鹿にするのもおじさん・・

自称ベテランくらい曖昧な立ち位置はない

言うことは一人前だが・・

ヤル事は半人前・・・

という中年おじさんを数多く知っている

ギター業界でもおじさんは面倒臭い存在になりつつある

口を開けば、他人への苦言と販売店へのクレーム・・

ブログで何かを発信すれば、ギターとは縁遠い話に終始する

先にも述べたが・・

ギターでの音楽制作にヘッドフォンは必須だが・・
決してメインではないということ
あくまでもツールのひとつ
主役はギターなのだ

私も音楽制作の息抜きにコーヒーを飲むが・・
その際に使うマグカップの情報など読者には不要
「このマグカップって記念日に買ってもらったんだよね」
「有名な工房が作ったみたい 使い易いんだよね~」
という情報はギター好きな皆さんに必要ないのだ

中年おじさんはそういう部分の感性が大きく欠落しているのだ
「エコと健康で自転車で隣町の楽器屋まで買い物に行ったよ」
「この暑さでさ 汗がビショビショだよ でも気持ちいいよね」
「最近、運動不足だからね 特にオヤジになると出不精になるよ」
「何だかんだで弦とピック買って帰ってきた これから弦交換ね」
という情報もギター好きの皆さんには不要

そんなムダな時間があるならば、ギターを一節弾いて録音でもした方がマシ

昨今のギター環境やギター業界では残念ながら中年おじさんがメイン
買う側も情報発信側もおじさん

右を見ても左を見ても中年おじさん・・

困ったことに中年おじさんは面倒臭がり屋さんが多い
「っていうか・・俺だって音楽とか作ってみたいよ」
「でもさ DAWのインストールとか面倒臭くねぇ!?」
「セッティングとかも良く分からなくねぇ!?苦手だぜ」
「アンプでチロチロ弾いてるのが気楽で良くねぇ!?」

それなりに潜在的な人口はあるのだろうが・・

それが有意義で有効な形として発信されないのだ

これが若者が主体の趣味の世界ならば少し毛色が異なる

SNSを中心に新鮮なネタがバンバンと飛び交うのだ

中年おじさんはネットの活用が苦手なのだ

商品レビューへの酷評では指が軽やかに動くが・・

賞賛のコメントや有効な情報に関しては指が重い

特に有用なネタという部分においては脳が停止してしまうのだ

勘違いしないでいただきたい

中年おじさんのすべてを否定しているのではない

仕事に家庭にと頑張っているおじさんも数多く知っている

ギターという狭義な趣味の世界における
中年おじさんについて思う事を書いているのだ

最近の日本は元気がない

文化、技術、学力、経済力でも後退している

”いつかは日本のようになりたい・・”

というのは遠い昔の話

世界では観光大国という認識が強い

外国人に日本について尋ねると観光地とグルメだけなのだ
それ以外に誇れる部分がないのだ

連日、問題を引き起こす問題児も『おじさん』なのだ

読者は近々に中年おじさんの善行や良いニュースを幾つ挙げられるだろうか?

「そんな事を考えたこともないよ」

という人が大半ではないだろうか?

私は当ブログを書きながら光と影を感じているのだ

「本当にやる気がないおじさんが増えたなぁ・・」

に尽きる

「ブログ? 何でそんな面倒臭い事を続けてるの?」

という問いかけには返す言葉がない

私には個人的な欲はない

多数の訪問者に便乗して広告収入などを得ようなどという魂胆?はない

ただ只管にギターの楽しさを広めたいだけなのだ

お世話になったギターに恩返しがしたいという気持ちが強い


自分で言うのも何だが・・

ここ数年で実感できるほどに演奏技術が向上した
同時に作曲の知識も増えた

実は特に努力などはしていない

改めて買った書籍もない

しかしながら、意識として変えた部分は多い

その効果が実際の音やギターの扱いに反映されているだけ

ただそれだけなのだ

読者の皆さんに高額な出費を強いることはお勧めできない

しかしながら、それが無料で始められるならば良いと思う

具体的な方法論については別の機会にお話したい・・


一ついえることがある

音楽は音を楽しむ世界

ギターの音に耳を傾け、指先で弦の響きを感じる

それを意識するだけで『心地良い音』が紡ぎ出される

素人作曲に専門的な知識など不要

”心地良い音を違和感なく連結する・・”

これがギターを使った作曲の神髄だと私は考える

過去曲を整理していた


知人から譲り受けたクラシックギターに傾倒していた時期の作曲
オリジナル曲なのだ
生粋のクラシック曲にはなっていないと思うが・・

ナイロン弦の暖かく優しい響き、そして切なさを感じる

正直な話、作曲は容易くない
誰でも簡単にできるものでもない

私の知り合いのおじさんの果敢に挑戦するも挫折してしまった
昨今のおじさんのやる気のなさはそんな自暴自棄感から来ているのかも?

しかしながら、何かに気づいた人には湯水のように音が溢れてくる
作曲についてお話しているのだ
この際は演奏とは切り離してお考えいただきたい

頭の中に浮かんだメロディに肉付け(和音付け)するだけ
多くの音楽はこの形で構成されている

エレキの試奏で妙に渋くカッコいい人がいる
何が異なるのだろうか?

ブルース然り、瞬時にメロディに肉付けしているのだ
即興という名のプチ作曲といえる

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