楽器店の開店時間は午前10時なのだ
異常に早起きの私には時間がたっぷりあるのだ
”早起きは三文の得・・”
とは先人は良く言ったものだと思う
ダラダラと昼過ぎまで寝ていても一日なのだ
暗い時間から起きていても一日なのだ
まぁ、年齢と共に活動の時間帯が前倒しになっているのも事実
読者の皆さんの閲覧がMAXの時間帯に私は寝ているのだ
そして、読者の皆さんがまだ深い眠りの底で微睡んでいる時間に
ギターを弾き、当ブログを更新しているのだ
時間帯こそ違えど、そこには揺るぎない信頼関係があるのだ
如何だろうか?
読者の皆さんは足繁く通い
私は期待に応えるようにストイックにギターに向き合い
情報を発信し続けたいと思う
今回はピックアップの正しい調整について考えたいと思う
使用ギターはテレキャスなのだ
ヴィンテージを謳う個体によってはリアの音が痛いものも多い
少し扱い難いと感じる人もいるようだ
その点でスクワイヤーのテレキャスは使い易い
ジャキジャキな感じを残しつつも音に丸みが感じられる
意外に前後ピックアップのミックス音が使えるのだ
輪郭がぼやけるどころか・・
双方の良い所を取っている感じなのだ
ミックスポジションを使うには前後のピックアップの調整が不可欠なのだ
極端にどちらかのピックアップが低いようではダメ
すべてのピックアップを使える音に落とし込む
一見すると簡単そうだが・・
意外に難しいものなのだ
とにかく調整の基本はデフォルトなのだ
出荷時に近いような状態から始めると良いと思う
弦高もネックの反りもピックアップの高さも一般的な数値を目指す
そこに好みを足し引きしていくという考え方が良いと思う
ピックが当たるからといってストラトのフロントとセンターを
ペタペタに下げている人
同じくピックの邪魔という理由からレスポールのフロントを下げている人
どちらもダメな人
「俺の好みだから良くねぇ!?」
誰にも迷惑をかけていないが・・
プレイヤーとしてはダメな人
そんなセッティングをブログなどで公開する人はもっとダメな人
良い子(初心者)が真似する可能性もある(無いかな?)
ピックアップが邪魔ならば、自分の演奏スタイルを改善すべき
ギターに自分を合わせていくのだ
アンプなども然り
順応性や適応力が高い人は現場でどんな状況にも対処できる
スタジオなどのショボいアンプでも良い音が出せるようになる
レンタルギターでもそれなりの演奏で出来るようになる
旅行に自分の枕を持っていくようではダメ
ギター上達に甘えは禁物なのだ
自分を甘やかす人に未来はない(ギター的な意味)
脱線しそうなのでこの辺で・・
そんなこんなでテレキャスのミックスポジションで弾いてみた
リアの抜けとフロントのメロウな甘さが良い加減でミックスされている
所謂、使える音になっている
わずかに数㎜ピックアップの高さを変えるだけでこのバランスが崩れる
複数のピックアップを持つギターに共通していえること
天才ジミヘンのピックアップのバランスには留意していたそうだ
当時を良く知るエンジニアがインタビューで語っていた

ジミは自分で弦を交換しネックも調整していたようだ
良きプレイヤーは自分でギターの面倒が見れるのだ
さらに一歩踏み込むと改造まで自分で行ってしまう
一流にもいろいろなスタイルがあるのだ
すべてを他人にお任せという人もいるだろう
まぁ、あまりにもすべてを自分で行うのはプロとして少々貧乏臭い
格好悪いのだ
まぁ、ネックとピックアップの調整くらいは自分で行いたいと思う
ハム系のレスポールでもコード崩しは有効なテクになる
大人な感じが演出できるのだ
二音のパワーコードからの脱却には良い練習になる
ジミヘンは歌うようにギターを弾いていた
ジミヘンの感情が指先を通して弦に伝わる・・
そんな奏法がコード崩しなのだ
古くはアコギ系の黒人ブルースマンが使っていたテクなのだ
それをジミヘンがエレキ向きにアレンジして昇華させたテクなのだ
コード崩しが出来るようになると一人演奏が楽しくなる
単なるコード進行に自在にメロディを入れ込めるようになる
これはウクレレの独奏にも通じる部分なのだ
言葉で伝えるのは難しいが・・・
