テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

DADGADチューニングで遊んでみた

2022年05月20日 | 楽器
今回も変則チューニングで遊んでみた

読者のみなさんは『DADGADチューニング』をご存じだろうか?

このチューニングが使われた曲は多い

有名なところではレッドツェッペリンの『カシミール』だと思う

このチューニングの特長は『中性的な音階』音の選び方でエスニック調からオシャレ系までOKなのだ

他のオープン系のチューニングと異なる部分はスライドバーを用いないこと

押弦で鳴らすことが多い

コードを簡単にするというよりは『複雑な鳴り』を加えるという要素が強い

今回のサンプル曲ではそれが分かるようなコードを選んでみた

押さえ弦は指二本とういう感じで簡単なのだ

あえてギターを聴いていただくためにベースやリードプレイは割愛した

実は演奏が楽しくで最初は5分近い曲だった

同じようなリックの繰り返しになってしまうので2分チョイに縮小した

今回の曲では三部構成のバースで構築されている

作曲のコツは起承転結なのだ

私はそんなことを念頭に曲を作ることが多い

今回の使用ギターは黒テレキャス


グリグリとペグを回しても気にならない

スライドバーをフレットにガンガンに当てても問題ない

ギターは道具なのだ

使ってこそ活きるのだ

これは私の信念なのだ

飾って眺めるギターはギターではない

間違っても上手くはならない

ギターには個体ごとの適切な鳴らし方がある

とにかく、弾き倒すことしかないと思う

弾いているうちに心地良いポジションや使い方が見えてくる

鳴りが悪いギターは少しばかりネックや弦高を調整するだけで劇的に良くなる

ギターに飽きるまえにすべきことが山ほどあるのだ

買い替えは最終手段だと思う

音が気に入らないとすぐにピックアップの交換などをしたがる人がいる

音が悪い原因はピックアップだろうか?

ギターはネガを潰すというよりは良い部分を伸ばす方がメリットが多い

気に入らないギターの改造は良い結果を生まない

気に入っているギターによりお金をかける方が満足度が高い

これは私の長年の結論なのだ

可能ならばデフォルトが一番なのだ

改造有りきで安いギターを買うのもお勧めできない

繰り返しになるが基本はデフォルトが良いと思う


この黒テレキャスも多数の改造を加えているが・・・

気に入っているからこその改造なのだ

改造費が本体の価格と同じくらいになった

非常に応用がきく満足感が高いギターに仕上がった

弾き込むことで似非レリックにリアルが加わった

初見の人も騙されてしまうほどなのだ

今回はBR-80を使用した


このマシンも非常に使用頻度が高い

作曲から日々の練習まで守備範囲が広い

ここ最近で学んだのはリズムの組み方

自分の曲に合ったリズムを配置するコツを掴んだ

とにかく色々なドラムパターンが用意されている

ドラムに合わせてギターを弾くだけでも気分が盛り上がる

今回の曲ではフェンダーのツインリバーブを使用した

このアンプも守備範囲が広い

ブルースからハード系のロックまで使える

個人的にはこのアンプをゴリゴリに歪ませるは勿体無いと思っている

フェンダー系のアンプはジャリッとした音が旨味

今回の曲のようなクランチ程度のカッティングが心地良い

圧縮音源なので分かり難いと思うが弾いている私にはアンプの粒が感じられる

結局のところ、これがネット配信の限界なのだ

マルチでもMTRでも自分で買って使ってみるのが一番なのだ

当ブログではそんなギターや機材の楽しさがお伝えできれば幸いだと思う

話を作曲に戻そう・・

”作曲とは何度でも同じように弾けること・・”

私はそれを念頭に作曲しているのだ

雰囲気で音を入れ替えることもあるが基本にブレはない

今回の曲も同じように何度でも弾ける

今回はこれ以上は広げるつもりはないがアコギを重ねることも可能ということ

チューニングを同じに合わせれば同調できるということ

先にも述べたがこの曲は三個のバースで構成されている

バースA、バースB、サビという感じになる

演奏中にアドリブ的にフレーズをプチ変更することも可能なのだ

場合によるとさらにバースを加えることも出来ると思う

曲をコンパクトに収めることも作曲テクのひとつだと思う

最近の若い世代はとにかくショートが好きだという

動画でも音楽でも短いものを好むという

私も色々と勉強になるのだ

読者のみなさんも気分転換に『変則チューニング』で遊んでみては如何だろうか?

一個くらいスライドバーを持っていても損はないと思う


スライドバーが使えると仲間内で威張れると思う

「俺 スライドプレイが出来るぜ~」

プレイ的にはワウペダルの上に位置すると思う

少数派のプレイを掘り下げることには意義と価値がある

自分の居場所は自分で見つけるのだ

隣のなんちゃってギター弾きと同じではダメなのだ😉 

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