テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

GT-100のAC-3アコースティックシュミレーターの音・・

2015年08月29日 | 日記
読者の皆さんは『アコースティックシュミレーター』というエフェクターをご存じだろうか?

メーカーで呼び名は異なるが・・指している内容は一緒だと思う


BOSSからは『AC-3』というコンパクトがリリースされている



何度か改良を重ね、非常にリアルな音になっている


”ライブなどでギターを持ち替えることなくアコギの音を出したい・・”


”自宅での楽曲作りにアコギの音が欲しい・・”


という事が主な理由だと思う


本格的なアコギの演奏は必要ないが音のアクセントして欲しいといいニーズもある

自宅での使用の場合、素直にアコギを購入すれば解決するが・・

実際に録音となるとそれに伴う機材やその他諸々必要となってくるのだ



デジタル技術、デジタル機器がどんなに進歩しても実機は超えられない

これは間違いない事実なのだ

どの辺りのレベルで妥協できるか?

がポイントになってくると思うのだ


私の場合には妥協できないのでアコギやベースなども実機を購入したのだ



本格的な録音を目指す為にそれに伴う機材も購入したのだ



今回はアコギ風のアレンジを施してみた

そのままアコギで弾いても良いが・・

先に述べたシュミレーションの音を聴いていただきたくなったのだ

使用ギターはピグノーズなのだ




まぁ、アコギ用の機材を準備するのが面倒臭くなってしまった・・

というのが本音なのだ


実機のアコギの音を頭の中でイメージしてみていただきたい


ジミヘンはアコギも愛用したが・・



エレキで演奏した曲をアコギで演奏し直した事はない

そういう音源は正式には残されていない


今回の名曲『リトルウイング』はストラトのクリーンで収録されたと推測できる


”アコギで弾いてみたらどんな感じ・・?”

がテーマになっているのだ




エレキのフレーズをアコギで弾いたのでは面白くない

私の場合には楽器合ったアレンジ(ポジションやフレーズなど)で弾くのが身上なのだ



アコギの『弦鳴り』『ボディ鳴り』は独特の良さがある



アコギに興味がないというエレキ弾きも多い


特に昨今ではギターを趣味とするものの深く掘り下げないという人も多い

”趣味でギターを弾いている・・”

と言っている(思っている?)ようだが・・


ギターを掘り下げている人間から見れば微妙なのだ

まぁ、それが素人の趣味なので楽しみ方を否定するつもりはないが・・


話は変わるが・・

読者の皆さんはどんな感じでギターを練習しているだろうか?

巷の教則本の多くはフレーズの寄せ集めが多い


こんな練習をいくら積み重ねても『活きた演奏力』は付かない

とにかく、気に入った曲を最初から最後まで通して弾く事を目指すべきなのだ


完全コピーである必要はない


”他人が聴いても曲名が分かる弾き方・・”


今回の私のアレンジを参考にしていただきたい

バッキング部分では二本のギターを重ねているがメロディー部分という偏りはない

音を広げる為の多重録音なのだ


片方のギターでも十分に曲のイメージが伝わると思う


楽器店での試奏が読者の皆さんの成果を試すステージなのだ


楽器店のギターコーナーにはギター好きが集う

自分の演奏に対する他人の気配(反応)を身体で感じてみるのも勉強になる

上手い演奏の場合、手元を確認したくなる

それが人情なのだ


演奏者の前に回り込みたくなってくるものなのだ

これは私の経験なのだ


さらにはギターの先生や店員さんが興味を持ってくれれば相当なレベルだという事になる



ジミヘンというとファズ+マーシャルというイメージがある

”激しいジミヘン・・”




一方で

”繊細なジミヘン・・”

という顔を併せ持つ




ジミヘン研究家?の私としてはどちらも捨て難い

むしろ、繊細なフレーズを紡ぎ出すジミヘンに魅力を感じる


コードに対するアプローチが天才的なのだ

ジミヘンの凄さを理解するには聴き手にもそれなりのスキルが必要なのだ

ギターを知るという事も必須になってくる


『ジミヘンって結局何が凄いんですか?』

という質問者を納得させる回答はない


音楽を言葉で説明する事は出来ない

それだけなのだ


ギターとは関係ない部分で盛り上がっている人々を見ると虚しくなってくる

「楽器屋さんの店長さんやお兄さん達が嘆く気持ちも分かるなぁ・・」

来店客にもそんな層のお客さんが増えているという


”純粋にギターを楽しむ力・・”

が不足しているのだ


ギターを楽しむのは弾くだけではない

実際にギターが弾けなくても良いと思う

「僕はギター弾けないけど・・良い音は分かるよ♪」

という人も『ギター人口』を支えるには必須なのだ


実際にギターは少々弾けるが・・

他人の演奏に耳を傾けられない人も多いという


長くなったが・・

音源をお楽しみいただきいたい





もう少し伸びれば良いなぁ・・

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