テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ロックギターのリフ作りのポイントについて・・(*^^)v

2015年08月09日 | 日記
本日、二話目の投稿なのだ

先に挙げた音源を録音しながら考えていた・・

『もっとギターの音が見える音源も作ったほうがイイかな?』



まったく同じフレーズでは面白くないので別のフレーズを考えてみたのだ

リフ作りのアイディアはロック系ギター弾きにとってとても重要なのだ


”コピーは出来るがオリジナルが作れない・・”

という層は案外多いものなのだ


本人はオリジナルと言っているが何かの曲の一節という事も多い

まぁ、素人ギター弾きはそれで良いのだ


リフを考える際にポイントが幾つかある

単音か? 複音か?

複音ならば幾つの音を使うか?もポイントになる


読者の皆さんが得意な『パワーコード』は2音構成なのだ

音楽的な理論はそておき・・もっとも簡単にロック色を演出できる便利な技なのだ

古くはリッチーブラックモアが得意としていた奏法なのだ


発案者はサバスのトニーアイオミだと言われているのだ

以前にこの件を紹介したので割愛したい


私がお薦めしたいのは『単音リフ』なのだ

「単音って迫力がないんじゃない?」

という声を良く耳にする


そんな人の為に今回は

”単音でも迫力ある表現が可能である・・”

というサンプルを作ってみた


音作りの核になるアンプは先に登場している

『ヒュース&ケトナー』なのだ



前回はオーバードライブでブーストしているが今回はアンプ単体でゲインを稼いでいる

この辺りの『音の質感』の違いもお楽しみいただきたい


自宅録音ではこういう細かい部分が大切なのだ

チョイチョイとギターを持ち換えても出音に拘らないならば結果は一緒なのだ

「俺ってそこそこキャリアあるけど・・ギターの音ショボいね・・」

「勢いで良いギター買ってみたけど・・憧れのプロの音とは程遠いな」

という場合、多くは研究と煮詰めが足りない事が多い


箱モノのレコーダーで良い音が作れない人が一念発起してDAWを構築してもあまり変化はない

ギターを持ち換えてみても出音に違いは感じられない

・・という事が多々ある


単音のリフがカッコ良く弾ければその他のリフは何でも弾ける

単音リフを聴かせる・・魅せる・・コツは微妙なチョーキングにある


初心者~中級者の方は徹底的に『チョーキング』を研究していただきたい

プロや上級者と初級者の違いは其処にある


リフの場合、『クォーターチョーキング』がポイントになる

やり過ぎはクドい・・聴き手に分かる程度音を持ちあげるのだ

これは経験というかセンスに尽きる


楽譜に表記がある事も多いが・・

実際には原曲を徹底的に聴き込む事でニュアンスを自分のものにするのだ


指先の硬さと指の筋力は必須なのだ

「音にキレがないんだよね・・」

という場合、これに該当する


指先のコントロールが出来るようになると演奏中の微妙なチューニング狂いにも対応できる

リッケンバッカーというギターをごご存じだろうか?

ビートルズが使用した事で有名になったのだ


現在でもオルタナ系などのバンドが愛用している

ネックは超ショートスケールなのだ

それ故に常に音程が不安定なのだ


卓越したプロは常に指先で音を作っているのだ

ちなみに私が好きなウクレレも同様の作業が必須になる


いずれにしても音を聴き取る耳が不可欠になる


今回の音源も基本一緒なのだ




最初のギターのみの数小節は『チョーキング無し』

次の同様のフレーズでは少し加えている


後半のドラム入りは別のフレーズを弾いているがチョーキングを各所、要所に組み込んでいるのだ

これにより単純なフレーズも生き生きしてくるのだ


聴き手によっては『色気』だと感じる事もある

ギターのフレーズに色気やエロさを感じられるようになればリスナーとして『本物』だといえる


これは私の持論なのだ

聴く耳を持たない者はいくら練習しても上手くならない


理由は自分の上達を判断できないからなのだ

手本になるプロや上級者の演奏と自分の演奏の『差異』が感じられない


差異が感じられない人が何を改善するのか?

という事に尽きる


ギターは単調な練習も重要だと思う

しかしながらそれも初心者までの話なのだ


キャリア1年も経過すれば、

”考えるギター・・”

にステップアップすべきだと思う


スティーブヴァイが何故世界の頂点に立てたのか?

個人的に引き出しの多さとテクでは世界一だと思っている

ヴァイは常にギターと音楽について熟考しているという

氏が過去にリリースした楽曲を聴けばそれが伝わってくる


勉強もスポーツもダメ・・

容姿にも自信ない・・・

という消極的な層がエレキに流れてくる事も多い


まぁ、友達が居なくてもお金が無くても(あるレベルまで?)も可能な趣味ではあることは間違いない

この際、スポーツと容姿は良いとしても・・


”勉強が出来ない・・”

というのは問題なのだ


単純なコードを歪ませてかき鳴らして満足ならば何も言う事はないが・・

「あんなカッコいい演奏してみたい・・」

という感じで上達を目指しているならばギターの練習と同時に読解力を強化する必要がある


私のブログは良い教材だと思う


心優しい私は音源を貼り付けているが・・

基本的にはギターの演奏や音に関するポイントを文章で表現しているのだ


読むだけでギターが上達するブログを目指しているのだ


真摯な姿勢で熟読している初心者は間違いなくスキルがUPしていると思う



まだまだ、書きたいが・・

この辺で・・

先に挙げた説明をお読みになってから再び聴き直してみていただきたい





「単音リフの作り方が少し分かったよ・・」

という方は是非ともご投票いただきたい↓

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ヒュース&ケトナー』でスティーブヴァイ風に弾いてみた(^O^)/

2015年08月09日 | 日記
キングクリムゾン風の分かり難い?楽曲が続いたが・・

今回の音源は

”誰にでも分かるカッコ良さ・・”

を追求してみたのだ




アンプだけも20種類以上内蔵されているのだ

試した事があるアンプも多いが触った事もないアンプも多い

特に高価なブティック系アンプは楽器店にも品揃えがないうえ、

スタジオに常設されている事も皆無なのだ


今回はそんなアンプで音を作ってみたのだ

ドイツの『ヒュース&ケトナー』のアンプヘッドを使ってみた



基本的に高価なアンプなのだ

最近ではプロにも使用者が増えてきた後発のアンプなのだ


ヒュース&ケトナーとは

”生産者とユーザー”

という意味らしい

ユーザー目線をアピールしているのだと思われる


ドイツ語ではない造語なのだ


スペックからロック向けのアンプだと想像できる



音の傾向はキメが細かい歪みという印象を受ける

「弾いた事ないけど・・こんな感じかな?」

この辺りは経験が活きるのだ



今回の機材はこんな感じなのだ




もう一枚・・




前回、お話したように

”『ダウンチューニング』した音を聴いていただきたい・・”

というのがコンセプトなのだ




ワウを使用する為に前回にご紹介したストラップを使ってみたのだ



長時間演奏でもとても安定している

疲労を感じる事もない

かなり秀逸なストラップだといえる


色々な買い物をしている失敗も多いがこのような良品に出会えるのだ


今回はアンプをブーストさせる目的でレクティークを前段に使用しているのだ



アンプ単体ではもう少し音がチリチリしている印象を受ける

これは使い手側の好みだと思う


アンプのイコライザーで邪魔な帯域を抑えるという方法も一考ではあると思うが・・

良いオーバードライブを接続する事で音に伸びを加える事も出来る

さらに倍音を加える事で実音を豊かにする事も出来る


実際の音作りにおいては『アンプ直』がベストという場合も多い

使用するギター(ピックアップなど)や演奏する音楽のジャンルなどによるところも大きい



この辺りは臨機応変だといえるのだ

やはり『経験』と『センス』が物を言う


スプリングの調子も良いようだ



まだ蓋をしめていないが閉じる予定なのだ

我ながら調整技術はかなりのレベルだと思う


アーム付きギターの場合、この調整が上手く出来ないとギターが活きない

場合によると嫌になってしまう事も多い

「全然、チューニングが安定しない・・」

「アーム一発で音がメチャクチャだよ~」

ギターの本体価格が5万円を超えているようなギターは安ギターとはいえ十分に使える

これは私の経験なのだ


ギターを良く分からない人が使うブランドギターよりも

ギターに熟知した人が使う5万円のギターの方が使い勝手と音が良い

ギターは値段だけではないのだ


素人さんには買っただけで満足してしまう人も多い

さらには安く買えた事でエクスタシー?に達してしまう人も多い


外出する事もなくネットに常駐しているギター弾きに多い

ネット経由で他人の演奏を気軽に聴ける時代になったが・・

やはり、生で他人の演奏に触れる事が重要なのだ


自分よりも上手い人は当然ながらテクが劣る人の演奏にも耳を傾けるのだ


今回の楽曲では『ダウン』の影響が音に現れている



明らかにロー成分が増加している


読者の皆さんに伝わっているかは分からないが・・

弾いている私は確実に低音域を感じているのだ


ダウンチューニングとレギュラーチューニングのギターを使い分ける事で音楽性が広がる




今回の楽曲ではシンセサイザーも多用している

ベース音もシンセの音源なのだ


半音下げによってチューニングはよりシビアになる

つまりは正確にチューニングが完了していなければ正確なピッチの音源とは合わせられないという事になる

ご理解いただいているだろうか?


ギターとコンピューター音源のコラボは楽しいが・・

読者の皆さんが考えているほど安易ではないのだ


コンピューターの知識にばかり気が行くと思うが・・

むしろ、ギターの調整が重要になってくるのだ


DAWソフトなど難しくはない

自分ひとりでメールの設定ができるレベルの人ならば使いこなせる


パソコンの不具合を知人、友人にその都度頼るようなレベルの人は
『箱モノ』のレコーダーが無難だと思う


今回の音源は最近ご紹介した音源の中では良いと思う

いわゆる『量産』の為の【手抜き】が無いのだ


ギターの音作りにも時間をかけた上、ギター以外の音源も凝っている

ドラム&ギターだけのサンプル音源ばかりでは納得できない


自分が思っている事、感じている事を文章として
読者の皆さんにお伝えした事でサッパリしたのだ


私のギターやブログのスタイルを
支持してくださる読者の皆さんがいる限りは続けていきたい


私のようにストイックにギターを煮詰めるタイプもいれば、

そうではない人もいる


読者も耳が肥えている人が多いと思っていたが・・

そうではない層も多い事に気付いたのだ


もちろん、私のブログを気に入っていただいている方々は除くが・・



これからも簡易的なサンプルを挙げる事もあると思う

一方、ある程度作り込んだ音源も定期的にアップしたいと考えているのだ



今回の音源は私が大好きなスティーブヴァイを意識しているのだ

まぁ、ワウを踏めば何でも【ヴァイ風】と命名してしてしまう感も否めないが・・

雰囲気は出ていると思う

ビブラートやチョーキングの微妙な感じを聴きとっていただきたい





「良いんじゃないの~?」

という方は積極的にランキングにご投票いただきたいと思う↓

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする