citron voice

詩人・そらしといろのブログ~お仕事のお知らせから二次創作&BL詩歌まで~

ありがとう2021 よろしく2022

2021-12-30 15:10:51 | 主な仕事の記録
すっかりブログの更新がおろそかになっていました。
もうお正月がすぐそこまで迫っています。
今年をざっくり振り返りつつ、来年の目標を書いておきます。

5月と11月の文学フリマ東京に参加しました。
5月の文学フリマでは、既刊の詩集と冊子を持って行きましたが、11月の方は、既刊本は持って行かずに、実はフリーペーパーを作って、稀人舎さんのブースにて配布していただきました。
フリーペーパー「小庭」vol.1は、冬をイメージした2編の詩が読める折り本でした。
手書きの原稿を自宅のプリンターで印刷した、手作り感満載のフリーペーパーです。
このフリーペーパーは、来年も文学フリマ東京に参加する際に、新しいものを作って配布できればと考えています。

9月には、ここ数年続けて参加させていただいている美術家と詩人がコラボレーションしたイベント、「言絵絵言Ⅳ ~ことえ えこと~」展がコロナ禍のなかでしたが、開催されました。
こちらの展覧会では、今年は赤木仁さんとコラボレーションさせていただき、油絵と墨絵に詩を書かせていただきました。
まだ緊急事態宣言の最中の開催で、でも多くの方に作品をご覧いただけて、とても励みになりました。
来年は「言絵絵言Ⅴ」展が開催予定です。私も、また参加いたします。来年はどんな作品とコラボレーションするか、ドキドキしています。

とにかく、コロナに惑わされた1年でした。
幸い、私が参加したいと思ったイベントはすべて無事に開催されましたが、そうでないイベントもあったと思います。
とくに文学フリマ東京では、5月も11月も、多くの参加者の皆さんが本当に楽しそうに本を売ったり買ったりしていて、コロナ禍の暗い雰囲気を忘れさせてくれました。
コロナのない世界の訪れは難しいかもしれませんが、ワクチンや薬によって、コロナにかかってもきちんと治療できる世界は訪れてほしいです。

今年は、「言絵絵言Ⅳ」展の詩を書いたあと、詩が書けない状態が数カ月続きました。
自分でもなぜ書けないのかわからず、大好きな長野まゆみさんの小説や、手元にある様々な詩人の詩集を読みながら過ごしていました。
そのリハビリとして作ったのが、フリーペーパー「小庭」でした。
今のところは、短い詩を詩の形に作り上げることができるようになってきたので、少しホッとしています。

来年の目標は、フリーペーパー「小庭」も含めて、なにかしら新刊を作ることです。自分自身のミニ詩集や合同誌を、準備できればと思います。
そして2022年が、少しでも穏やかな1年となることを祈るばかりです。
皆さんも、どうぞ良いお年をお迎えください!