Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

ごほうび

2013年12月06日 | ひとりごと

「自分へのごほうびに買っちゃた~」

と言ってブランドバッグや宝石を買う人、いますよね。

私と姑の共通の友人である母子(娘さんが跡取りなのです)が

親子してよく言うせりふ。

それを聞いたうちのおばあちゃんの名言。

「ほうびがもらえるほども働いてないくせに」

 

まぁ・・・だから自分で買うしかないのでしょう

おばあちゃんにはもうひとつ、今では伝説と化した名言があります。

息子らが小学生の頃、PTAで不用品バザーがあり

役員さんが各家庭の不用品(でもちゃんと商品価値のあるもの)を集めました。

もちろん寄付、という形で協力してもらうのです。

体育館にダ~っと並べて学習発表会の後に大バーゲンさながらのセールを行いました。

その時の名言が

「よその家で要らないものはウチでも要らん」

私のママ友の間では今や伝説の名言。

でもしっかり者の友人は「いつも衝動買いしかけるとあの言葉を思いだす」

・・・お役に立てて光栄です。

 

先日大学病院の検診があり、血糖値が高めだということで目の検査もありました。

眼薬で瞳孔を開いて検査するので運転ができず、夫に送迎してもらいました。

時間もいつもより早いので前日の夜中に洗濯物を干していました。

すると・・・西の空に大きな流れ星

視力の悪い私が裸眼でもはっきり見ることができたので、とても大きな流れ星だと思います。

寒い中洗濯物を干すオバさんに、神様からのごほうびだと思いました。

 

今朝は今朝で、長男が「今夜飲み会だから帰りはタクシーで帰るから、朝は送って」

金曜日の朝によくあることです。

たいがい金曜日は休みなのでまぁ仕方ない。

職場は街の中なので三車線の道路もあり、田舎道に慣れた私にはちょっとしんどいドライブ。

でも街路樹が赤や黄色に色づいてなかなか見事でした。

これもごほうび。

 

高校生の頃は毎日駅まで送ったものです。

電車に乗り遅れたり雨が降ったりすると学校まで送ることも。

ずいぶん過保護に思われるかもしれませんが、

田舎で電車やバスが少ないので、珍しいことではありません。

周りのお母さん方や、今の職場の高校生の母もほぼ毎日のこと。

おかげさまで朝やけに照らされる遠い雪山など、美しい景色も見せてもらえました。

 

ものは考えようです。

私のように単純にどこにでも喜びを見いだせる人はお得かも。

 

そうそう、送ってもらったお礼に夫にお昼を御馳走することに。

色々考えてショッピングモールの中のレストラン街に行きました。

あっちのお店にしようか、こっちもいいな、と右往左往する夫・・・

なんとお得な人なんだろう、あんなに嬉しそうに迷って・・・

 

お互い単純でよかったわ。

 

大学病院の中にコーヒーショップができていました。

いつもおいしいパンやスコーンを買う売店は棚がからっぽ。

「もう雑貨しか置かないので食べ物は一階にできたコンビニで」

いつも楽しみにしていたスコーンがもう食べられない・・・

本格的にダイエットをしろとの神様の思し召しか・・・

ごほうびの逆もまたありき。

 

ちょっと寄ってみたけれど、

やたら白衣姿の多いコンビニだった・・・

 

 

 

 

 

 


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