Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

ハプスブルク展

2020年01月14日 | 美術館など

行ってきました、ハプスブルク展。

ずいぶん前にニュースで見て、家族みんなで行く?なんて言ってました。

でも東京へ行ってまでは・・・とヒートダウン。

年が明けて長男が「12、13日なら空いてるよ?」とメールが。

そこまで言われては、と二人で行ってきました。

次男は新幹線で日帰りするよりは、夜行バスでゆっくり行きたいみたい、

しかもハプスブルク家にはそこまで興味ないみたい・・・

私たち親子は宝塚の「エリザベート」を観て以来、興味を持ちましたが、

そういった人も多かったみたいで・・・

宝塚以外でも「エリザベート」やってますし、最近はちょっとミュージカルブーム?

だからか若い女の子も多かった・・・(・・・に色々な思いが含まれてます、煩いとか)

私たち親子は入り口で解散、出口集合。

入口付近では目が合い、少し話もしましたが、後は混んでいてバラバラに・・・。

いや~すごい人でしたよ。チケット買う列が1時間待ちくらいかな?

豊田で懲りたので、事前にチケットはGET、なので入場は待ち時間ナシでしたが。

息子も「チケットなかったら大変だった」 さすが母ちゃん、とは言われなかったけど。

 

宝塚宙組の「エリザベート」を観て以来、彼女に関する本はたくさん読んでいました。

その後は中野京子さんの本でハプスブルク家650年の歴史も予習しましたが、

いや~なかなか、650年の歴史は重い。

私に理解できるのはこのお三方くらい。

   

息子はナント、このフランツ・ヨーゼフさんのファンらしく、感動していました。

あのストイックさをお手本にしたいらしい。

まぁそこそこ頑張ってるんじゃないかな(親ばか

 

スペイン・ハプスブルク家の絵画は、ベラスケスなどたいそうな作品群でしたが、

エリザベートの肖像は有名なヴィンターハルターの方じゃなしいなぁ~

というのが東京までいってまでは・・・と思った理由でしたが、

やはりこの目で実物を拝むと、感慨深いものがありました。

マリーアントワネットの肖像はサイズもかなりのものでしたし、

あのヴィジェ=ルブランの目を通してアントワネットを見た気がする・・・

というと大げさでしょうか・・・

もちろんシシーの肖像も一番人気で、最後の展示場所でしたが、

なかなか彼女の前からは去りがたい人が多く・・・

実物の彼女の輝く瞳や肌もこんな風であっただろうなぁ・・・

やはりなんでも機会があれば実物を見るべき、と思いました。

誘ってくれた息子に感謝

 

ヴィジェ=ルブランといえば、名古屋の美術館で彼女が描いた肖像画をみた記憶が。

フランス革命から逃れたロシアで描いたロシアの皇女の肖像画。

長いこと美術館巡りしていると、こんな再会(?)もあるのね・・・

そんなこんな考えたり思い出したり、一人でのんびり観て回り、

観終わっても息子とははぐれたきり、

「外でロダン観てます」とラインして、美術館の外へ。

勉強不足で恥ずかしいのですが、

国立西洋美術館にもロダンの作品があるのを知らなくて。

前から観たかった「カレーの市民」

そして「地獄の門」

あ~これで静岡まで行かなくてもいいわ~

(次は静岡の美術館に行きたいと、行きの新幹線で思っていた)

ところで、隣の美術館ではゴッホ展やってるけど、

最終日の前日だから混んでるからハシゴは無理だよね~

なんて思っていましたが・・・想像以上でした。

無事息子と再会して、パンダ観覧は拒否され(シャンシャン帰っちゃうのに)、

ご飯でも食べようかと歩いていたら、ゴッホ展の長蛇の列。

「最後尾」の看板をみて「40分待ちなら並ぶ?」とゴッホ好きの息子。

よく見て、140分よ、2時間以上だよ。(今日のニュースで会期中45万人だと)

以前に名古屋で見た「ゴッホとゴーギャン展」

あれも素晴らしい展示だったので、140分待ってまでは・・・と帰路へ。

 

帰りの新幹線の中でふと思ったのが、

「ひょっとして二人で出かけたのって初めて? 最初で最後だね~」

楽しかったね、ありがとう。

 


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