Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

最後の休日

2013年11月01日 | 美術館など

11月に入ると柿の収穫が本格化します。

柿が終われば年末モード。

自分の自由になる休日はもうしばらくはない・・・・・・・・・

 

たまには京都にでも行こうかな。

とも思いましたがハードなお仕事が目前に迫っているので

近くて気軽に行けて、なおかつリフレッシュできるので

名古屋まで行って来ました。

 

食事なら近所でもそこそこおいしいものは食べられる。

ショッピングに時間を費やすのは私的には時間の無駄遣い。

やはり静かな時間を過ごすのは美術館。

 

今はコレ!といった大きな展示はないので、

以前から行きたかったヤマザキマザック美術館へ。

他にも行きたい美術館はあったのですが、

栄に近いこちらの美術館の方が・・・と思いました。

こちらの美術館は音声ガイドが無料なので

のんびりじっくり過ごしたので、また駅へUターンでしたが。

 

マリー・アントワネットを描いた肖像画家がフランス革命の難から逃れた

ロシアで描いた皇女の肖像画。

一緒に本や楽譜が描かれていることから皇女の教養の高さを表現、

との説明でしたが、絵画とはいえ目の輝きで聡明さは分かります。

そういった物腰などで人柄が分かるような女性になりたいものです。

 

いつも絵画を観に行くとお気に入りの一枚の絵葉書を買って帰ります。

後々眺めながら思いだしたりするのですが、

こちらの画は実物とは表情がずいぶん違う印象でした。

実物はとても柔らかな表情でした。

 

絵画の他にはガレやドーム、ティファニーのガラス作品もありました。

それを観たかったので大満足。

特にガレの作品は初めて深く観賞できました。

見た目の美しさだけではなくガレの想いや思想にも触れることができたような・・・

 

そして一番感激したのは、100年以上前のアンティークオルゴールの演奏!

ディスク式の大きなもので、テレビでは見たことがありますが実物は初めて。

音で触れる100年昔の世界、贅沢な時間でした。

オルゴールの由来や演奏された曲の時代背景など詳しく説明して頂いて、

日本では江戸から明治時代のアメリカやヨーロッパの曲、

日本に黒船が来た頃の曲ですね・・・なんてしばしタイムトリップ。

 

ただ・・・難を言えば板張りの床で、ヒールの音がコツコツコツ・・・

ほとんど貸切状態でしたが、たまに他のお客さんがいる時は

音をさせないように歩いたのでちょっと疲れてしまいました。

 

でも心もスッキリ、都会の空気にも触れて充電したので

しばらくの田舎の柿畑生活に入れます。 

ぜひまた行きたい美術館なので、次回は地下足袋でもはいて。

 

 

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