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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

Selective Service

2013年03月12日 | 生活

日曜日から夏時間に変わりましたが、ちゃんと朝、起きられてますか?
たった1時間ですが案外慣れるまで時間がかかりますよね。

以前はイースターの頃だったので日の出の時間ももう少し早くなっていて
体内時計の調整も今よりは楽だったのですが・・・
まあ、多分に年のせいでもあるのでしょうけど。

さて、上の写真は去年の10月に18歳になった末っ子に届いたもの。

軍隊への徴兵ではないのですが、その準備段階というか、
米国人や永住権保持者、更に詳しく調べてみると不法滞在者なども、
既に軍隊などに所属していたり余程の病気などでなければ、
18歳から25歳までの男性は必ず行う必要のある
Selective Service Systemへの登録書類です。

でも女性にはその義務が無いのは不公平ではないかと思って調べてみると
SSSのホームページ(www.sss.gov)の一番始めに説明があり、
国防長官が最前線での女性の戦闘活動を認めたがこの登録に関する法律の変更は未だで、
引き続き18歳から25歳までの男性のみが対象になっているとの説明がありました。

わが子たちはアメリカ生まれですのでアメリカ国籍を持っていますが、
親が日本人ですので日本国籍も保持する二重国籍なのですが、
勿論彼らにも登録の必要があり長男も次男も既に同じフォームで登録してあります。

息子達の幼なじみで以前は我家で一緒に遊んだお向かいの男の子も、
今では海兵隊に入って立派に頑張っていますし、
僕より少し年配のご近所のオジサマ達は殆ど軍隊経験者です。
自衛隊員が市街地を迷彩服で走っただけでギャーギャー騒ぐ人がいるようですが、
アメリカでの生活では軍との関わりも非常に大きく、
尊敬と感謝の念を持って接しています。

先日日本へ帰った際に、祖父の勲章をいくつか見つけて持って帰ってきました。
アルバムには軍服姿の写真もあり、父は物心付くまで父親の顔を知らなかったとも聞きました。
幸い祖父は戦死することもなく僕が大学へ入る頃まで元気でしたが、
もっと色々な話しを聞いておけばよかったと後悔しています。

尖閣、竹島、核実験と日本を取り巻く国際情勢も頭の痛いところですが、
平和の為に戦わなければ(戦う準備をしなければ)いけないという事は悲しい限りですね。
でも、どこかの国で成行きで偉くなった若旦那は強がりを言うのではなく、
逆に軍を解体して素直にわが国を助けて!と言えばいいのに思うのは
お花畑過ぎでしょうか?

宇宙からエイリアンでも攻めて来ないと、いつまで経っても人類は一つになれないんでしょうか。
まあ、エイリアンも理由があって攻めて来るのでしょうけど、
ETのように優しい事を祈りましょう。