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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

Big Wednesday

2007年12月05日 | 生活

昨日からテレビやラジオでは盛んにこのニュースを流していますが
アラスカやワシントン州沿岸の嵐の影響で、
南カリフォルニアにも、ここ数日は高波が来るようです


ビーチ沿いに家のあるマリブやシールビーチでは、
ブルドーザーで土手を造ったり、土嚢を積んだりして高波に備えていますが、
喜んでいるのがサーファー達。

Super Tuesday(選挙)、Good Friday(宗教)、Black Friday(商店)
Cyber Monday(IT)と曜日ごとに色々ありますが
水曜日と言えば映画でおなじみの”Big Wednesday”で決まりです。

水曜日に来るという伝説の大波。
もちろん他の曜日にも大きな波は来るのですが、
水曜日に来るのが”本物”
伝説というのは、ロマンがあっていいですね。
(映画の中だけなのか本当にそんな伝説があるのかは知りませんが・・・)

そして来ました。 でっかい水曜日
悲しい事に既にモントレーではサーファーが命を落としており、
命がけの波乗りになりますが、有名なポイントには早朝から人が集まり
駐車場も満車状態との事です。

とは言え、サイズ的には20フィート程度ですので
ワイメア辺りの大きなスウェルを知っている人にとっては
大したサイズではありませんが、この辺りのサーファーにとっては
これでもかなりの大物で喜んでいます。

今日は朝一番でアリソビエホに用事があり、
その後でラグナビーチに寄って波の状態を見てきました。

ここは海岸線が南向きで、北からのスウェルでは高い波がたたないようで
いつもと同じように穏やかでしたが、
ライフガードがいつも以上に注意を払っているようで安心しました。

でも、いつ来てもいいですねここは。
毎朝ここで散歩が出来るような生活、最高でしょうね。



最近は少し古い映画もDVDで沢山出ていて、つい買ってしまいますが
Big Wednesdayはお薦めで僕の大好きな映画の一つです。

他にはマスタングでのカーチェイスが有名なSteve McQueenBullitt
昔のサンフランシスコの街並みが懐かしかったりで、
何度も見てしまいます。

そしてサンダーバードも見つけました。
もちろん吹き替えなしですので、黒柳徹子さんのぺネロープではありませんが
オリジナルも似ていますよ。
この特撮は今見ても見事で、いくつになっても楽しめます。


キャデラック CTS

2007年12月04日 | Car Life

これがこれから数日間の相棒です。
いつものVOLVO君は、追突事故の修理の為、ボディーショップでしばし療養。

追突された場合は殆ど相手側の過失ですので、
修理代やこういったレンタカーの費用が全て出ますが、
単に修理期間だけ車が必要と言うと一番安い車を手配されます。
ただ仕事柄、安物のコンパクトカーにお客様を
乗せられないと言ったら
このキャデラックCTS君が登場しました。 

価格はVOLVO君の方が高いのですが、レンタカー会社の料金ランク上
同じカテゴリー内の車のようで、カタログにはBMWやJaguarもあるのですが
ここの店で今日借りられる中ではこの程度が限界のようで、
一応は高級車のキャデラックですのでOKしました。

趣味と言えるほどではありませんが、自動車に関する事は大好きで、
仕事とは言え、北はビバリーヒルズやサンタモニカ、マリナデルレイ
南はニューポートビーチやアーバイン、更にサンディエゴまで、
この南カリフォルニアのきれいな町々を毎日ドライブ出来て幸せです。
それも、いろいろな車に乗ると更にオモシロさが増します。

出張が多かった頃は、いろいろな土地で色々なレンタカーを借りましたが、
”馬には乗ってみろ、人には添ってみろ”という言葉のように、
現代の馬(車)も運転してみなければ良さ(悪さ)が分かりませんよね。

新型が出て、広告や雑誌での評価が高くても、いざ自分で運転したら
期待はずれだったという事が多く、特にアメ車には散々ガッカリさせたらた
経験が多いです。

まあ、空港で借りる車はグレードの低いタイプが多いので仕方が無いのかも
しれませんが、逆に期待せずに乗って驚いた車もあって、
S.F.空港のハーツで借りたトヨタの(初代)アバロンはその静かさに
ビックリしました。 でも買いたいとは思いませんでしたが・・・。

さて今回の2007年型CTS君、久々のアメ車ですがGMも欧州車を意識して
作ったモデルだけあって走りに関してはかなり良い出来と聞いていて
期待度”大”でしたが、半日乗った感じは70点星3つ半といった所かな。

僕の場合、アメ車でいつも一番問題になるのがシート。
直ぐに腰や背中が痛くなるのが多くて駄目です。
アメリカ人もヨーロッパの人も体格的にはあまり変わらないのに
何でこんなにシートが違うんでしょうかね。
スウェーデンの人はバイキングのようなデカイ人が多いけど
VOLVOのシートは僕には問題なくフィットするのにな~。
でもCTS君のシートは合格です。硬さやサポートも良好で
高さや角度の調節(もちろん電動です)も問題なし。
ただ、ステアリングにテレスコピック(長さ調整)機能が無いのは怠慢です。

今回のモデルは下位モデルの2800CCのV6エンジン(210馬力)搭載車で
一般的な使い方では充分な力を持ち、フリーウェイへの進入時も余裕です。
エンジンが中・高回転域で多少ガサついた音を発しますが
総合的なN.V.H.(騒音、振動、乗り心地)の処理はまあまあといった所です。
5速ながらマニュアルでシフトできるトランスミッションは
頭が良いのか躾が悪いのか、今ひとつ思った通りには動いてくれずに
走りの楽しさを台無しにしています。
2008年モデルからは6速ATになるようですが、
メルセデスは数年前から7速、
そしてレクサスに至っては8速!もあり、”やっと6速”という感は否めません。

VOLVO君の数少ない欠点に回転半径の大きさがありますが、流石にFR、
この点は合格で、Uターンも楽々、駐車場から出る際も切り返しせずに1発でOK。
FFとFRの違いはよくステアリングの操舵感に出ますが、
キャスター角が大きいのか、直進へ戻ろうとする力がある角度で
強く感じられて多少違和感がある点は減点です。
ただ、コーナリングに関しては前後の重量バランスもいいようで
アンダーも軽く、かなり正確に狙ったラインをトレースできます。
この辺は流石にニュルで鍛えたという歌い文句通りですが、16インチの
安物オールシーズンタイヤの限界が低くコーナーですぐ鳴きますので

ご購入の際にはオプションの18インチをお薦めします。

内装に関しては一番目立つセンターコンソールの質感が
”プラスチック”ですといった感じで乗った途端にガッカリします。
1万ドル台のエコノミーカーであれば問題は無いのでしょうが、
仮にもアメ車最高峰のキャデラックブランドを背負った
3万ドルもするモデルの質ではありません。

ドアを閉めた際の音は前席では重厚な感じの音がしますが、後ろのドアは
いかにも鉄板が薄くて中が空洞ですといった軽薄な音がします。
トランクは奥行きはそれほどではありませんが天井が高くてスペース的には
合格です。多分、ゴルフバッグ3個は楽勝で、4個積む事も可能だと思いますが、
問題は床。
とんでもなく貧弱で薄い板を細長いボルトを樹脂製の大きなネジで
固定していますが、床とスペアタイヤの間にある大きなスペースを
無駄にしているだけではなく、重い荷物を載せれば
床がへこんで落ちるのは確実です。
ここを2重にして小物入れを付けたり、工具や三角表示板を収納したりしている
車種も多く、エクステリアばかりデザインして、
こういうところを手抜きするのもアメ車らしいと言うのでしょうか。


ホンダのオデッセイに良く乗りますが、2列目の真ん中のシートを取り外して
床下へ収納する事が可能です。
始めはこんな大きな椅子をどうやって小さな床下のスペースへ入れるのか
悩んでしまいましたが、折りたたみ方が絶妙で本当に見事に治まり、
この辺でも日本車の優秀さを実感しましたが、CTSのインテリアデザイナーにも
見せてやりたい物の一つです。



一応高級車と自ら名乗っていますので必要と思われる物は殆ど付いていますが
面白いというか理解に苦しむのは空調の噴出し口下にあるディスプレー。
 
ここはラジオ用のディスプレーで局名や周波数などを表示しますが
左右にあるスイッチ(の上か下)を押す事により、音質とスピーカー、時間、
スピードメーターのマイルとキロの変更、そしてセキュリティーやドアのロック
等に関する設定ができます。
この設定自体は分かりやすくて良いのですが、
それらをする為にはラジオを点けなければできません。!?

ラジオがオフでも燃費や平均速度は表示されて選択用のスイッチも別にあるので
変更頻度の低い事に関してはラジオと一緒にしてしまったのでしょうが、
その辺の決断(考え方)がアメリカらしいというか、カルチャーショックです。

逆に便利だと思った機能の一つに、スピードメーターや距離計の
マイルとキロの選択があります。 これは前出のディスプレー内で変更が可能で
非常に簡単です。 (ラジオをオンにしないと変更できませんが・・・)
スピードメーター内の目盛りはそのままで”mph”か”km/h”が表示され、
針もマイルからキロへ変更するとポンと正確な位置に跳ね上がります。 
もちろん距離計の数字も計算されて変わります。

多くの車はマイル表示の内側にキロでの表示があり一目瞭然ですが、
細かな線や数字が多く、このようにすっきりとした速度計は好感が持てます。

カナダはメートル表記で速度もキロですので、同国へ行く機会の多い方には
便利で有り難い機能かもしれません。

乗り始めは細かい事が気になるものですが、
慣れてしまえば大した問題では無い事が多い物です。
以前ハワイで借りたFordのトーラスも最初はどこといって惚れたり感心したり
する所の無い車でしたが、1週間も付き合うと馴染むというか、肩に力を入れずに
自然な感じで運転ができて快適でしたので、
この車ももう少し付き合って、更に良さを見つけてやりたいと思います。

今日は車に興味の無い方には面白くない内容で申し訳ありませんでしたが、
車無しでは生活ができないようなL.A.では車選びも重要で、
多少でも次回の車選びのお役に立てれば幸いです。 


ドネーション

2007年12月02日 | 生活

先日、お客様と一緒にThe Salvation ArmyへDonationの
お手伝いに行ってきました。

我家も子供が小さい頃は、毎年サイズが合わなくて着られなくなった服を
年末にまとめて寄付をしていましたが、最近では彼らも大きくなって
同じ服を長く(多く)着るようになったせいか汚れや傷みも激しく
他人様に着て頂けるような状態でなくなってしまいました。

こちらの生活では、ボランティアとかドーネーション(寄付)をする機会が
多くありますよね。
宗教的な理由も大きいはずで、何の見返りも期待せずに行うのが
当たり前なのでしょうが、所得税控除の対象になりますので
レシートを必ずもらうようにしましょう。

また、非営利団体と言って寄付を集めておきながら、
実際には集めた数パーセントしか本来の目的に使われていない悪質な所も
多いようですのでお気を付け下さい。

さあ、もう12月ですね。
ここ数日、お客様へお送りするカードを書いておりますが、
色々な人種や宗教があり、クリスマスを祝わない方も多く、気を使います。
アメリカへ来て直ぐはそんなことも知らずに全ての人にクリスマスカードを
送っていましたが、その頃は送られた方もたとえ違和感があったとしても
許してくれる寛大さが社会的にもあったように思われますが、
最近は人種や宗教間の隔たりや摩擦が強くなっていて悲しい状況です。
信じる心が強ければ強いほど難しいのは分かりますが、
お互いに尊重し理解し平和な世界が来るように祈っていただきたいものです。

斯く言う私は典型的な日本人で、先祖代々の墓は寺にあり
一応は仏教を信仰するものの、やれバレンタインだ、ハロウィーンだ
節操無くはしゃいでおり、今年も大きなクリスマスツリーを飾りました。


ついこの前片付けたような感じですが、子供たちにも手伝わせて一緒に
2時間ほどかけて飾り付けをしました。

毎年、新しいオーナメントを何か一つでも増やすようにしていますが、
今年は未だ物色中です。 
幸か不幸かこれと言って大きな出来事が無い年ですが
高校のフットボールが楽しかったので、フットボール関係がいいかな・・・

1年以上使っていたテンプレートですが、ちょっと変えてみます。
いかがでしょうか。