L.A.でのお住まい探しは コア不動産(株)

カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

カスタマーサービス

2007年12月12日 | 生活

弊社では手に取って品質を確認する事が出来る商品を製造していませんので
「サービス」でご満足いただけるよう努力しております。

一言でサービスと言っても難しく、不動産のプロとしてお客様の利益や権利を
守る事は当然で、その上で最終的にご満足いただけれる結果を出す事だとは
分かりながらも、単に家を高く売ることや、良いテナントを見つけたり、
きれいなアパートを紹介するだけでは無いと思い、
プラスアルファの心遣いを常に考えながらお客様に接するように心がけています。

と、カッコよく言ってはいるものの実際には中々難しいもので、
未だ未だ日々是精進といった状況です。

よく買うBRIOという雑誌で「極上のサービスはどこにある」という特集があり、
ある京都の旅館の話が載っていました。
詳しい内容を書くと長くなってしまいますが、筆者のソムリエで有名な田崎氏は
「母が子を思う気持ち」がサービスの心構えの核があると書いています。
「核=コア」母親が子供を思う気持ちで不動産をご案内する会社がコア不動産?
かなり近いかもしれません。
弊社のお客様は日本からの留学生さんも多く、本当に親のような思いで
彼らの部屋探しや入居のお手伝いをしていますので、
日本にいらっしゃるご両親は安心してお任せ下さい。

実は今日の話題の切欠となったのは、お客様から伺ったお話と
昨日、サウスコースト・プラザで買物をした際の店員の態度。

先日、お客様がビバリーヒルズへ買物に行き、ある有名なお店(R.L.)で
可愛いセーターを見つけ、それをレジに持って行った際の出来事。
店内にいた店員は彼女に気付きながらも無視状態。 呼んでも誰も来ない。
アメリカ人が見たら中学生程度に見られるような小柄でカワイイ彼女。
まさか年に何億も稼ぐスゴイ人だとは分からないのは当然ですが・・・。
彼女は有名人にありがちな気難しさや自惚れが無い本当に礼儀正しく
自然な感じの女性で辛抱強い方なのですが、よっぽど店員の態度が
悪かったのでしょうね。 
さすがの彼女もご立腹で、何も買わずにその店を出たそうです。
場所柄なのかもしれませんが、完全に勘違いしてますよね。
高い商品を扱うだけが高級店ではないという事を。

逆に、スポーツウエアを扱うお店の若い女性の店員さん。
東洋人のオジサンにもとても親切で親身になって商品を選んでくれましたが
支払いを済ませて商品を手提げに入れた後の事。
カウンター越しに渡すと思いきや、カウンターから出てきて丁寧に両手で
手提げを手渡ししてくれました。
日本ではキチンとしたお店では当たり前の行為ですが、こちらのお店で、
さらに高々数十ドルの買物で、これをしてもらったのは始めてで
期待をしていなかった分、驚きも大きかったような気がします。

このチョットした行為が利くんですよね。
あまり頻繁に買物へ行くようなお店ではないのが残念ですが、
このブランドに対しても良い印象になりましたし、
また買いに行きたいお店にもなりました。
社員教育、大事ですよね。

良いサービスを受けた事が無いと、何が良いのか分からないかもしれませんので
社長自ら社員の手本になるよう、率先して頑張ります。