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T.B. その2

2011年11月28日 | Car Life

最近は長男の友達も我家のガレージで車をいじる事が多くなって、
帰宅すると車を停めるスペースが無い事もしばしば。

ちょっと不便さを感じながらも、車好きが集まってくれるのは嫌いではなく、
出来れば老後は、もう少し本格的なガレージで古い車でも治しながら
仲間とワイワイ騒げれば幸せかなと思っています。

さて、前回の続きでタイミング・ベルト交換作業の件ですが、
購入したパーツはこちら。


ベルトだけではなく、ベルトの張りを保つテンショナーが2つとウォーターポンプも交換。

そして用意した工具はこちら。
実は今回も幾つか追加した物があるのですが、
どんどん増えて来ていますので、次は大きなツール入れの購入を狙っています。


それに加え、ネットで詳しく手順を確認しならが、音楽も流し、


いざ、作業開始。
まずは後輪に車止めをして、フロア・ジャッキでフロントを上げてから馬をセット。


上の写真でお分かりいただけるようにこの車のエンジンは横置。
然るにエンジンの一番先にあるタイミング・ベルトは、
エンジンと車体を繋げているマウントを外さないと取り外しができない!
それに周りには補器類も多く、まずはそれらを取り外す作業からスタート。

もちろんマウントを外せばエンジンは下に落ちますので、
フロアジャッキをエンジンの下に移動させてサポート。

また今回はフォルクスワーゲンのユーザーフォーラム等でも問題が多く指摘されている
壊れやすいウォーターポンプを予防的に交換するため、
予めラジエターから冷却水を抜きました。

1994年型の息子の車ではいつも苦労していますが
古い車だとネジを緩めるだけでも大変な事が多いのですが、
今回は幸運にも全てスムーズに進み、朝から始めてお昼過ぎには
古いタイミング・ベルトを無事に外す事ができました。

ただ、古いベルトを外す前には今回の作業で最も重要な事があり、
これをキチンとしないとエンジンを掛けた途端にドカンと行ってしまいます。

ネット上の情報では、クランクシャフトをレンチを使って手動で回し
1番シリンダー内のピストンが一番上に上がった(上死点/TDC)時の位置を・・・・とか
色々なやり方を説明していますが、
要はクランクシャフトとカムスプロケットの位置(回転角度)を変えずにベルトを交換すれば良いわけで、
ベルトとギアに印を付ける方法が一番簡単で確実だと思い、この方法で交換作業をしました。


同じ方法を薦めていた人は印を付ける方法をマネキュアを使えと書いていましたが、
僕は修正液を使ってみましたが、これは正解だと思いますので是非お試し下さい。


印を付けた古いベルトから正確に新しいベルトへマークの位置を写して、
ギアの印に合わせて取り付ければ完了。

これさえ問題無くできれば、あとは取り外したパーツを逆の順番で組み付けていけばOK。

連休という事でノンビリと一人で作業をしていましたので多少長くかかってしまいましたが、
丸一日の作業で無事タイミング・ベルトの交換作業は完了し、エンジンも問題無く始動しました。

今回はついでにウォーターポンプに加え、エアコンや発電機を駆動するベルトも一緒に交換し、
冷却水も取り替えましたのでパーツ代は総額$255.86となりましたが、
ディーラーへ依頼すると最低でも$1200は超えるはずですので、今回も相当な節約になりました。

ただ、一難去ってまた一難。

何とフロントアクスルのCVブーツが切れている事と
エンジンオイルの量を測るディップ・スティックが刺さっている樹脂製のパイプも破損している事を発見。


既に感謝祭の週末でパーツも手に入りませんので、
週明けからもジェッタ君の修理は更に続きそうです。



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