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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

車を売ろう!

2013年11月17日 | Car Life

こちらの生活では欠かせない自家用車。
短い滞在期間でも購入する場合が殆どで、帰国の際には処分する必要があります。

車の売却は基本的に売り先が業者と個人の2通りが考えられます。

もちろん一番簡単なのが中古車ディーラー。
業者へ売る場合、買取と委託販売がありますが、
よほど時間的に余裕があったり、買取価格よりも高く売れる自信があれば
委託にしてみるのも良いかもしれません。

今回処分した我家のJETTA君の場合、既にローンの支払いも済んでいて
マニア間での人気が高いモデルですので個人売買も考えながら色々と方法を試してみました。

まずは、故障箇所などを出来る限りな直したあとで、
如何にキレイで魅力的な商品に見せるかの準備。



いつもより念入りに洗車してワックスもかけ、
タイヤもコーティング剤をぬって真っ黒に仕上げ。
勿論内部もバキュームでお掃除して、ガラスも両面を丁寧に磨きました。



忘れがちなのがスペアタイヤや工具類。
僕が中古車を見る際にはココを意外と重視します。



そしてもちろん、エンジンルーム内もキレイに仕上げます。



オイル交換は勿論ですが、エアーフィルターも新品に交換します。

こうして準備が整ってピカピカになると何だか手放したくなってしまいましたが、
寂しさを堪えて業者さんへ連絡をして見積もりをお願いしました。

今回は弊社のお客様も大変お世話になっているA社さんへまずはご相談。
担当者の方曰く、この手のマニアが欲しがる車種は日本人駐在員が多いA社へ売るより
ネットや個人で売った方が高くなるとの事で、正直な助言を感謝しながらパス。

次は委託を中心にしているG社さんに自宅まで来ていただいて査定をお願いしました。
遠くまで来ていただいて丁寧に査定していただきました。
ここは米国に進出してきた当時はどこよりも買い取り価格が高く評判も良かったのですが
最近は店舗の場所も何度か変わり規模も小さくなっいると同時に
買い取りよりも委託販売をメインとするような傾向があります。
案の定こちらが希望する価格では買い取ることが出来無いと言う事で
委託販売を進められました。
急いで売る必要もないし好きな値段を付けて試してみる事が可能なので興味はありましたが
手数料がかなり発生しそうで、手元に残る額が他社で買い取ってもらった場合よりも
多くなる保障はないかもしれず、ココもとりあえず保留。

そして、TVでも宣伝している米系大手の中古車店C社へ持参。
約30分程で査定が完了して買取金額の提示と詳しい内容の説明。
さすがに大手だけあって手際も良く、更に金額も妥当と思いわれるレベル。
その場で合意すれば直ぐにチェックを切ってくれが、
この金額を他と比べていただいても結構という度胸ある態度と自信。
もちろんそのお言葉に甘えて即決を避けて保留。

まあ3軒も周れば大体の感じが掴めましたが、日系フリーペーパーを見ると”高価買取”とか
”買取強化月間”などと広告を出しているお店があったので、トーランス方面へ移動。

まずはガーデナのP社。
ここの担当者さんは非常に丁寧に正直に色々なことを教えてくれて好感が持てました。
ただ、高価買取といいながらも日本人に人気が高く直ぐに売れる車種であれば欲しいが
VW系は売りにくいという事で、ここではオークションに出してみてはという提案がありました。

次はトーランスのR社。
ここは訪ねて行った際に修理の人が1人いただけで、査定のできる営業の方は外出中との事で
詳しいお話ができませんでしたが、雰囲気的には期待薄でパス。

その後アーバインへ戻り、息子同士が仲の良いコスタメサのS社へ行き、
社長さんと近況の報告や家族の事などを話しながらざっくばらんな相談をすると、
僕(Jetta君)の場合は上記のC社が一番高く取ってくれるのではないかとの意見。
やはりここでも、直ぐに売れない車種は取りたくないというのが本音。(よ~く分かります)

もちろん今回の売却に当たっては、ネットで色々と下調べをしました。

まずは自分の車がどの程度の価値があるのかを
Kelley Blue Book (http://www.kbb.com/)で調べ、
同じモデルが実際に幾らで中古車市場に出ているかを
Auto Trader (http://www.autotrader.com/)
Cars.comなどで調べて、VolksWagenオーナーが集まるフォーラム
http://www.vwforum.com/)でも情報を集めて、
いくら位が適正で売れそうな値段かを心に決めていました。

ただやはり自分が好きで買って大事にしてきた車は
他人でもその価値を受け入れてくれると思いながらも、
買う方はできるだけ安く買いたいという希望もあり、
業者へ売りに出す際にはかなりの妥協が必要な事を実感しました。

しかたがないので、とりあえず暫くは売れなくてもよい事を覚悟して
目一杯高い値段でネットに出してみようかと色々と調べていると、
上記のC社より高く買いますというT社を見つけたので予約をして行ってきました。

LA周辺に数箇所の営業所があり、幸い我家から数分の所にも事務所があり、
ここでもお決まりの外観や内装のチェック後に数マイルの試乗後に
コンピューターへ情報を入力して査定完了。

もちろん、提示価格は多少と同レベル。
ただ広告のうたい文句通り、C社からの書類を出すとプラス$200ではいかがですかとの事。
既にC社にはこれ以上買取価格の交渉余地は無いとの回答を得ているので決断しました!

必要な書類も全て用意してあり、その場で所有権放棄の書類にサインして、
提示された金額のチェックを受け取り売買手続き完了。

我家で愛情いっぱいで育ったJETTA君は、
次にはどんなオーナーの元で第2の車生をおくるのでしょうか。
機嫌を損ねてエンジンを落したり、
冷却水を噴出して新しいオーナーを困らせない事を祈ります。



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