L.A.でのお住まい探しは コア不動産(株)

カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

電気も必要です。

2009年10月08日 | Car Life

今から40年くらい前になるのでしょうか
Mobil石油のコマーシャルで”車はガソリンで走るのです”というコピーがありましたが
電気も無くては走りません!

土曜日の夕方に息子からS.O.S.の電話。
最近このブログで再三登場している例の黒いBMWのお話。

運転していたらライトが急に暗くなって車が止まりそうになったとの事。
通行の邪魔にならないよう、交通量の多い道から脇道に入ったが
パーキングまでは辿り着かなかったようで
停めていた場所は脇道といっても市役所の裏手で警察署への入り口。
何と”NO PARKING
”と大きく書いてある標識の下。

まあ、15年前の車で20万マイルも走っていま
すから
この程度の事は想定済みですが、彼にとっては生まれて初めての立ち往生。
でも
、車という機械を知るには良い経験。

幸い僕も家にいて、止まった場所も近くでしたので
ジャンパーケーブルをボルボ君に積んで救助隊発進!

とりあえずはバッテリー同士を繋いでエンジン始動OK。
でも、エンジンを掛けても電圧が上がらないので(ヘッドライトが暗いまま)
問題は発電機(Alternator)の可能性大。

翌朝、いつもバッテリーを買っているSouth Coast PlazaのSearsへ行き
とりあえず古いバッテリーを新品に取替えた後、発電機のチェックをしてもらうと
案の定、発電していない事が判明。



そこでいつもの通り、いろいろと修理の方法を検討してみました。

まずは、バッテリーを買ったSears。
日曜日にも係わらずパーツが入手可能で2時間もあれば修理ができるとの事。
費用を聞くと、約500ドル。 
それは高すぎるから、中古の部品でもいいから安くしてと聞くと、
簡単に
370ドルまで下落。
いつもながら、お店側のフレキシビリティーというか、いい加減な価格設定に
驚いたり呆れたり・・・・
絶対に”言い値”でOKしてはいけない事を再確認。

実は来る前にサンタアナのCrevier BMWにも問い合わせをしていて、
パーツと工費を合わせて約800ドルとの事だったので
Searsでもかなりの節約が可能だったのですが。
でも、ネットで販売されているパーツはどれも200ドル以下なので
またしても自分で修理をする事に決定!

と言っても、ネットでオーダーしていたら届くまでに数日掛かるし
重たい部品で送料もかかるので、近所で何とか手に入らないかを再調査。

そして見つけたのが発電機とスターター専門のお店。
幸運にもサンタアナにあって、家から車で10分ほどの距離。
日曜日の午後に問題の発電機を車から取り外して、月曜日の朝一番でお店へ直行。

このお店、看板なども無くて僕のような素人が来る様なショップではなさそうな雰囲気。
良く聞くと、ディーラーや修理工場が使う所のようでしたが
修理を快く引き受けてくれて、約1時間で出来上がり。
リビルトながらほぼ新品のようで、保証も1年付きとの事。
そして修理代は何と驚愕の
60ドル. OMG!



さっそくガレージへ戻って、息子と2人で取り付け開始。
午後には大学の授業があるので、それまでに完成させなければならないプレッシャーの中
手強いファンベルトのテンショナーと格闘しながら、何とか取り付けも完了。



パーツの取り外しから、お店を探したりと大変な事もありますが
正規ディーラーで修理をした場合との差額は何と700ドル以上

もちろん、どこも壊れずに走ってくれる車がベストでしょうが
半分(以上?)僕の趣味で買ったような車ですので
適度にメンテナンスが必要で楽しんでいますが、
修理であれば我家の大蔵大臣からの文句も出ないし、
息子と二人で一緒に
車いじりが出来るようになったのも嬉しいです。

でも、これだけの金額をセーブできるとなると
趣味と実益を兼ねていると言ってもいいですよね。