朝早くに管理をしている物件のテナントさんから電話。
シャワーを使っていたら、バスタブの脇から水が漏れ出して
浴室や隣の寝室も浸水状態との事。
シャワーを止めると水も止まるとのことで、被害の拡大は無いようですが
とりあえず、すぐに水道屋さんへ連絡を取り修理に来てもらうことに。
幸い問題は内部のパイプ、それも外から交換できる位置で簡単に解決。
修理代はTaxを入れて$304.50。
ところが、これだけで済まないのが水漏れの厄介な所。
壁やカーペットへのシミ、悪臭、そしてカビの問題です。
カーペットはその下にスポンジやフエルトのパッドが敷いてあり、
かなり大量に水分が染み込んでしまいます。
そして、一見表面は乾いているようでも、このパッドに水分が残っていると
悪臭がしたり、カビが生えてしまいます。
また、今回は一体型のユニットバスの内側に問題があり、
壁の裏側に水が漏れているため、壁の中を良く乾かす必要もあります。
実はこういった水害の専門業者が居て、電話1本で直ぐに来てくれます。
彼らは先端に2本の針が付いたテスターをカーペットにブスブスと刺し
内部の濡れ具合を確認して被害の範囲を特定し、
カーペットを剥いで大きな扇風機で約３日程乾かし、
パッドを交換して、カーペットを元に戻します。
水道の水が漏れた場合は問題が起きてから約2日程は大丈夫だそうですが、
それ以上時間が経ってしまうと、水質の問題からカーペットは張替えになり
費用も更に多く掛かるとのことです。
ただし、更に時間が経ってカビが生えはじめると、費用は何千ドルの世界へ。
近年カビの害に関して法律が厳しくなり、賃貸契約書上でもその取り扱いに
詳しく説明があるくらいです。
ともかく、カビが生えないようにする事が第一と、生えてしまったら
直ぐに対応するという事がその次に大事。
これを怠ると、もしも健康被害が起った際には
莫大な保証金を請求される可能性がありますので
不動産所有者で物件を貸し出されている方は注意が必要です。
今回も大した事が無い様に見えても見積もりは既に1,500ドルを越えています。
早く対応すればするだけ費用も少なく済みますので、直ぐにプロにご相談を。
なお、殆どの場合、家の保険で修理代がカバーされるはずですので
機会があれば免責額や保証の範囲なども確認される事をお勧め致します。
ところで、水漏れというと石立鉄男の「水漏れ甲介」を思い出します。
1970年代は彼のドラマが大人気でしたが、先日他界されてしまいましたね。
鈴木ヒロミツさんも個人的に縁がありましたので、大変ショックでした。
いっそうの事、有名人の訃報は一般に報道しないと言うのはどうでしょう。
「あの人は今」などと言って、むかし人気のあった人を探し出して
紹介する番組が良く有りますが、大抵はガッカリしますよね。
いい思い出だけで、ファンの心の中でそっとフェードアウトさせてあげるのが
一番良いように思うのですが・・・・。
ご本人達も、家族だけの密葬で、というのが多いですよね。
チョット話題が脱線して、スミマセン。