アルフレド・アングロ VS ハリー・ジョー・ヨルギー
アングロ 3ラウンドTKO勝利
考察 ~アングロ~
シントロン戦の敗北がまったくこたえていないのか、
そのファイトマインドは常に打たれたら打つ、打たれなくても打つで、
試合展開を自分のものにするための地固めを一切行わない。
眼や肩のフェイント、相手のパンチ力の確認など駆け引きをせず、
自らのアゴとパンチを頼みに攻撃一辺倒。
何戦か前までにあった老獪さやスイッチする癖がなくなった分、
力強さと危うさの両方が増したとでも言うか。
この危うさは魅力的でもあるが、ジンジルクやマルチネスのような
チャンピオン連中に通用するとは考えられない。
連打力という長所に隠れているが、この選手はガードの置き所が甘いと感じる。
アゴとテンプルのどちらのガードにも比重を割かないのは、
常に打ちやすい体勢を保つためとは思うが、
サイドステップや高速ジャブを多用する相手には、
ガードを上げる、もしくは近くせざるを得ず、
得意の連打を出す前に封じ込められるのではないか。
挑戦すべき王者は吟味しなければならない。
余談。
ダウン後の加撃は厳しく減点しなければ、一部のボクサーはつけあがってしまう。
レフェリングの重要性は試合裁きと同時に、ボクサーの矯正の意味もある。
考察 ~ヨルギー~
レフェリーが無能だったせいで壊されたね。
スキンヘッドは気が強く、打たれ強さも併せ持つか、
その逆にメンタルもフィジカルも弱いかどちらかの印象が強い。
この選手は気が強く打たれ弱い。
初回から相手に呑まれていたが、これは相手が悪かったせいか。
パンチをもらって効かされれば、クリンチに行くかムキになって打ち返すかだが、
この試合ではそのどちらも中途半端だった。
パンチが当たらない相手ではなかっただろうが、
ストレートにひるまずフックをかぶせてくる相手との対戦を想定していなかったのだろう。
早い話が暫定とはいえ世界王座の決定戦に出てくるレベルの選手ではなかった。
本来の筋を通すならシントロンが出てくるべきで、
WBAばかりでなくWBOも無軌道な王座戦乱発に乗り出したということなのだろうか。
アングロ 3ラウンドTKO勝利
考察 ~アングロ~
シントロン戦の敗北がまったくこたえていないのか、
そのファイトマインドは常に打たれたら打つ、打たれなくても打つで、
試合展開を自分のものにするための地固めを一切行わない。
眼や肩のフェイント、相手のパンチ力の確認など駆け引きをせず、
自らのアゴとパンチを頼みに攻撃一辺倒。
何戦か前までにあった老獪さやスイッチする癖がなくなった分、
力強さと危うさの両方が増したとでも言うか。
この危うさは魅力的でもあるが、ジンジルクやマルチネスのような
チャンピオン連中に通用するとは考えられない。
連打力という長所に隠れているが、この選手はガードの置き所が甘いと感じる。
アゴとテンプルのどちらのガードにも比重を割かないのは、
常に打ちやすい体勢を保つためとは思うが、
サイドステップや高速ジャブを多用する相手には、
ガードを上げる、もしくは近くせざるを得ず、
得意の連打を出す前に封じ込められるのではないか。
挑戦すべき王者は吟味しなければならない。
余談。
ダウン後の加撃は厳しく減点しなければ、一部のボクサーはつけあがってしまう。
レフェリングの重要性は試合裁きと同時に、ボクサーの矯正の意味もある。
考察 ~ヨルギー~
レフェリーが無能だったせいで壊されたね。
スキンヘッドは気が強く、打たれ強さも併せ持つか、
その逆にメンタルもフィジカルも弱いかどちらかの印象が強い。
この選手は気が強く打たれ弱い。
初回から相手に呑まれていたが、これは相手が悪かったせいか。
パンチをもらって効かされれば、クリンチに行くかムキになって打ち返すかだが、
この試合ではそのどちらも中途半端だった。
パンチが当たらない相手ではなかっただろうが、
ストレートにひるまずフックをかぶせてくる相手との対戦を想定していなかったのだろう。
早い話が暫定とはいえ世界王座の決定戦に出てくるレベルの選手ではなかった。
本来の筋を通すならシントロンが出てくるべきで、
WBAばかりでなくWBOも無軌道な王座戦乱発に乗り出したということなのだろうか。
なんとなく対峙しただけで凄惨にボコられそうな雰囲気というのはありますね。国籍問わず...