アンディ・リー VS ブライアン・ベラ
リー 判定勝利
考察 ~リー~
時計回りしたら罰金でも取られるのかというぐらい反時計回りに徹底した。
Irish Warriorというのは激闘型だけではないのだ。
パワーに欠けるというけれど、強く打とうと思えば強く打てると思う。
ライトパンチャーの代表格だった坂田健史も、
プロに成り立ての頃はミットを相当強く打っていたとか。
この選手も同じで、パンチの威力を犠牲にこのスタイルを構築というか
完成させていくと考えられる。
サウスポーにおける鍵となるパンチには第一に右フックがあり、
これはオーソドックスにおけるワン・ツー・スリーのスリーよりもpriorityは高い。
なぜならこの右フックはワンにもツーにもスリーにもなりうるから。
リーにとってはこれが本来のワンというよりは、この試合用のプランだろう。
ナチュラルな体格(身長、リーチ、細い脚)を活かしたボクシングをするのなら
ワン・ツー主体の方が汎用性が高いだろうから。
右フックの引っ掛けは相当練習してきたのだろう。
面白いように決まったのは、相当期するところがベラにあったからだ。
またベラ対策なのか試合中に掴んだのかは判断できないが、
ディフェンスも随所で光った。
クロスレンジで左右連打を浴びるところですらもボディワークが渋く、
左右の肘の上下動のリズムを見るに相手の打ってくるパンチが完全に読めていたようだ。
次戦が純粋に楽しみだ。
何故か試合刈れの石田なんかアメリカという舞台でお手頃だと思うが、さて。
考察 ~ベラ~
入り込んで右を一発は出せても、
相手の右フックの引っ掛けに最後の最後まで対応できなかった。
前戦がどういう内容だったのかは知らないのだけれど、
サウスポーのジャブ、ストレートへの過剰なまでの意識の逆を突かれた格好か。
それでも左ストのカウンターはこうやってもらえという
お手本を見せてくれるあたり、showmanshipも忘れない。
カークランドやマックユーワンに敗れていて、
S・モーラに勝っているなど、一定の能力を有していて、
なおかつ不安定なボクサーというところか。
世界ランクの番人的存在としてあと2年ぐらいは重宝されるのだろう。
リー 判定勝利
考察 ~リー~
時計回りしたら罰金でも取られるのかというぐらい反時計回りに徹底した。
Irish Warriorというのは激闘型だけではないのだ。
パワーに欠けるというけれど、強く打とうと思えば強く打てると思う。
ライトパンチャーの代表格だった坂田健史も、
プロに成り立ての頃はミットを相当強く打っていたとか。
この選手も同じで、パンチの威力を犠牲にこのスタイルを構築というか
完成させていくと考えられる。
サウスポーにおける鍵となるパンチには第一に右フックがあり、
これはオーソドックスにおけるワン・ツー・スリーのスリーよりもpriorityは高い。
なぜならこの右フックはワンにもツーにもスリーにもなりうるから。
リーにとってはこれが本来のワンというよりは、この試合用のプランだろう。
ナチュラルな体格(身長、リーチ、細い脚)を活かしたボクシングをするのなら
ワン・ツー主体の方が汎用性が高いだろうから。
右フックの引っ掛けは相当練習してきたのだろう。
面白いように決まったのは、相当期するところがベラにあったからだ。
またベラ対策なのか試合中に掴んだのかは判断できないが、
ディフェンスも随所で光った。
クロスレンジで左右連打を浴びるところですらもボディワークが渋く、
左右の肘の上下動のリズムを見るに相手の打ってくるパンチが完全に読めていたようだ。
次戦が純粋に楽しみだ。
何故か試合刈れの石田なんかアメリカという舞台でお手頃だと思うが、さて。
考察 ~ベラ~
入り込んで右を一発は出せても、
相手の右フックの引っ掛けに最後の最後まで対応できなかった。
前戦がどういう内容だったのかは知らないのだけれど、
サウスポーのジャブ、ストレートへの過剰なまでの意識の逆を突かれた格好か。
それでも左ストのカウンターはこうやってもらえという
お手本を見せてくれるあたり、showmanshipも忘れない。
カークランドやマックユーワンに敗れていて、
S・モーラに勝っているなど、一定の能力を有していて、
なおかつ不安定なボクサーというところか。
世界ランクの番人的存在としてあと2年ぐらいは重宝されるのだろう。