☆ Fight of the Year ☆
○ ジョバンニ・セグラ VS イバン・カルデロン セグラの8ラウンドKO勝利
意外に思われただろうか?
BoxingScene.comのCliff Roldとセレクションがかぶってるとか言わないでください。
偶然の一致です。
日本からでも手が届く階級。
安定王者の陥落。
技術vs根性という分かりやすい図式。
メキシカンvsプエルトリカンという構図もドラマティック。
ベテランと中堅という年齢差も哀愁を誘う。
ボディへの執拗なアタックと顔面へのカウンター勝負。
さあ、どっちが先に倒れるかというひたすら手に汗握る展開。
とにかくボクシングの魅力満載の一戦だった。
次点:西岡利晃 VS レンドール・ムンロー
次々点:ビック・ダルチニャン VS 挑戦者 ロドリゴ・ゲレロ
☆ Knockout of the Year ☆
○ セルヒオ・マルチネスがポール・ウィリアムスを2ラウンドKO
観戦記でも書いたとおり、パッキャオvsハットン、ドネアvsダルチニャン、
ターバーvsジョーンズを超えるワンパンチノックアウト。
ボクシング史にまた一つ、衝撃的なKOシーンが加わった。
連打によるレフェリーストップが多い中、
10カウントまできっちり入ったのもポイント高し。
唐突に見えて伏線が散りばめられた濃密な4分間だった。
巨木がゆらりと崩れ落ちるその瞬間に右手を高々と掲げるマルチネス。
目を見開いたままうつぶせで失神するウィリアムス。
ボクシングの勝者と敗者の強烈なコントラスト。
とにかくMARAVILLA(マラヴィーヤ)なノックアウトだった。
次点:フェルナンド・モンティエルが長谷川穂積に4ラウンドTKO勝利
次々点:ルシアン・ビュテがエディソン・ミランダを3ラウンドKO
☆ Decision of the Year ☆
○ 長谷川穂積がファン・カルロス・ブルゴスに判定勝利
心臓に悪いことこの上ない試合だった。
普通に考えて年間最高試合でもいいのかもしれない。
突然の連続KOで一躍その名を馳せた王者がKOで陥落、
新たな階級で世界を奪取した試合だから。
しかし、管理人的には長谷川のバンタム防衛ロードに不満があったのだ。
それは上述の突然のKO増加。
12ラウンド見せろ、というのはある意味で矛盾したファン心理。
コアなファンとは往々にして選手自身にとっても歓迎すべからざる存在である
ことは理解しているつもりだ。
次点:アンセルモ・モレノがネオマール・セルメニョに判定勝利(2試合)
次々点:亀田大毅が坂田健史に判定勝利
☆ Upset of the Year ☆
○ 李冽理がプーンサワット・クラティンデーンジムに判定勝利
予想が外れて爽快な気分になるのは珍しいことではない。
なぜならその方がボクシングを楽しめるから。
しかし、この試合(&粟生の試合もか)に限っては、
御見それしましたと言うしかなかった。
戦力的に圧倒的に上と予想されるファイター型チャンピオンに
一階級下げて挑戦するという図式に、またかという念を抱いたファンも多かったはず。
自分もその一人。
しかし、現王者が挑戦者として見せたボクシングはゲームプラン、
コンディショニング、集中力、決断力、判断力のすべてをフル稼働させた、
まさに最近の日本ボクシングの中では傑作と呼べるものだった。
ガムシャラな特攻がもてはやされる傾向が依然続く日本において、
そのガムシャラさを正しいベクトルに向けた好個の一例にして、
多くの識者、ファンの予想を鮮やかに裏切った点でこの試合は特筆大書される。
次点:ジャン・パスカルがチャド・ドーソンに負傷判定勝利
次々点:シルビオ・オルティアーヌが亀田大毅を追い詰めた……??
☆ MVP ☆
○ セルヒオ・マルチネス
この一年のミドル級奪取と防衛は、その内容の鮮烈さと相手のネームバリューも手伝って
最高殊勲選手の栄に浴するに文句無し。
来年はコット戦も視野に入っているらしいが、
実はシュトルム戦やピログ戦の方が管理人は興味がある。
まさかのパッキャオ戦、もしくはメイウェザー戦実現ともなれば
現地まで飛ぼうかな。
次点:西岡利晃
次々点:マニー・パッキャオ
○ ジョバンニ・セグラ VS イバン・カルデロン セグラの8ラウンドKO勝利
意外に思われただろうか?
BoxingScene.comのCliff Roldとセレクションがかぶってるとか言わないでください。
偶然の一致です。
日本からでも手が届く階級。
安定王者の陥落。
技術vs根性という分かりやすい図式。
メキシカンvsプエルトリカンという構図もドラマティック。
ベテランと中堅という年齢差も哀愁を誘う。
ボディへの執拗なアタックと顔面へのカウンター勝負。
さあ、どっちが先に倒れるかというひたすら手に汗握る展開。
とにかくボクシングの魅力満載の一戦だった。
次点:西岡利晃 VS レンドール・ムンロー
次々点:ビック・ダルチニャン VS 挑戦者 ロドリゴ・ゲレロ
☆ Knockout of the Year ☆
○ セルヒオ・マルチネスがポール・ウィリアムスを2ラウンドKO
観戦記でも書いたとおり、パッキャオvsハットン、ドネアvsダルチニャン、
ターバーvsジョーンズを超えるワンパンチノックアウト。
ボクシング史にまた一つ、衝撃的なKOシーンが加わった。
連打によるレフェリーストップが多い中、
10カウントまできっちり入ったのもポイント高し。
唐突に見えて伏線が散りばめられた濃密な4分間だった。
巨木がゆらりと崩れ落ちるその瞬間に右手を高々と掲げるマルチネス。
目を見開いたままうつぶせで失神するウィリアムス。
ボクシングの勝者と敗者の強烈なコントラスト。
とにかくMARAVILLA(マラヴィーヤ)なノックアウトだった。
次点:フェルナンド・モンティエルが長谷川穂積に4ラウンドTKO勝利
次々点:ルシアン・ビュテがエディソン・ミランダを3ラウンドKO
☆ Decision of the Year ☆
○ 長谷川穂積がファン・カルロス・ブルゴスに判定勝利
心臓に悪いことこの上ない試合だった。
普通に考えて年間最高試合でもいいのかもしれない。
突然の連続KOで一躍その名を馳せた王者がKOで陥落、
新たな階級で世界を奪取した試合だから。
しかし、管理人的には長谷川のバンタム防衛ロードに不満があったのだ。
それは上述の突然のKO増加。
12ラウンド見せろ、というのはある意味で矛盾したファン心理。
コアなファンとは往々にして選手自身にとっても歓迎すべからざる存在である
ことは理解しているつもりだ。
次点:アンセルモ・モレノがネオマール・セルメニョに判定勝利(2試合)
次々点:亀田大毅が坂田健史に判定勝利
☆ Upset of the Year ☆
○ 李冽理がプーンサワット・クラティンデーンジムに判定勝利
予想が外れて爽快な気分になるのは珍しいことではない。
なぜならその方がボクシングを楽しめるから。
しかし、この試合(&粟生の試合もか)に限っては、
御見それしましたと言うしかなかった。
戦力的に圧倒的に上と予想されるファイター型チャンピオンに
一階級下げて挑戦するという図式に、またかという念を抱いたファンも多かったはず。
自分もその一人。
しかし、現王者が挑戦者として見せたボクシングはゲームプラン、
コンディショニング、集中力、決断力、判断力のすべてをフル稼働させた、
まさに最近の日本ボクシングの中では傑作と呼べるものだった。
ガムシャラな特攻がもてはやされる傾向が依然続く日本において、
そのガムシャラさを正しいベクトルに向けた好個の一例にして、
多くの識者、ファンの予想を鮮やかに裏切った点でこの試合は特筆大書される。
次点:ジャン・パスカルがチャド・ドーソンに負傷判定勝利
次々点:シルビオ・オルティアーヌが亀田大毅を追い詰めた……??
☆ MVP ☆
○ セルヒオ・マルチネス
この一年のミドル級奪取と防衛は、その内容の鮮烈さと相手のネームバリューも手伝って
最高殊勲選手の栄に浴するに文句無し。
来年はコット戦も視野に入っているらしいが、
実はシュトルム戦やピログ戦の方が管理人は興味がある。
まさかのパッキャオ戦、もしくはメイウェザー戦実現ともなれば
現地まで飛ぼうかな。
次点:西岡利晃
次々点:マニー・パッキャオ