ウィリアムス ユナニマスディシジョンで勝利
考察 ~ウィリアムス~
リアルタイムで観てはいなかったが、こいつはやっぱりハーンズより強い。
これだけの身長とリーチでインファイトまでこなすのは、
boxing abilityの高さを物語る。
ポンポンと手数を出すことでリズムを構築しているが、
フットワークとボディワークも巧みで、単発は被弾するが、
相手の打ち終わりを常に観察し、虚(フェイント)と実(パンチ)を織り交ぜたボクシングは
川嶋I~ムニョスあたりのミハレスを彷彿させる(現ミハレスはあの頃とは別人)。
というかこれだけの手数であれだけフェイント交えるか?
通常これほどのリーチなら、ショートの左右連打はナックルが返らないslapになるが、
この男には当てはまらず脇、肘、手首、ナックルまでのcoordinationの良さを証明する。
下半身に着目すれば右膝と左足首の合理的な使い方が目を引く。
右フックとダックしながらのピボット、ジャブ・ジャブ・ストレートは
ボクサーのボディメカニクスのひとつの到達点を表わしているようにすら思える。
この男がミドルで4団体統一をぶちあげればファンも乗るしかない。
シュトルム、パブリック、アブラハムの3人の牙城すら危ういかもしれない。
考察 ~ライト~
spoiler(最近ではネタばれの意味で使われるが)と辞書で引けば、
ロナルド・ライトの挿絵が出てくるのではないかという時期もあったが、
さすがにホプキンス戦以来のリターンでこの相手はきつかったか。
もともとブロッキングの技術でのし上がってきた選手だけに、
そのメンタルは常にディフェンシブ。
それではこの懐の深いのに好戦的なボクサーの勢いを殺ぐことはできない。
芯に来るようなパンチはそれほどもらわなかっただろうが、
自身のガードの隙間に次々に放り込まれるパンチには面食らっただろう。
予期しないパンチのaccumulationは肉体にガーンと来るというより
精神をじわじわと蝕む。
ライトも終盤には新旧交代(といっても最近の旧は新に対して妙に強いが)
の時期が到来したことを肌で感じたのではなかろうか。
考察 ~ウィリアムス~
リアルタイムで観てはいなかったが、こいつはやっぱりハーンズより強い。
これだけの身長とリーチでインファイトまでこなすのは、
boxing abilityの高さを物語る。
ポンポンと手数を出すことでリズムを構築しているが、
フットワークとボディワークも巧みで、単発は被弾するが、
相手の打ち終わりを常に観察し、虚(フェイント)と実(パンチ)を織り交ぜたボクシングは
川嶋I~ムニョスあたりのミハレスを彷彿させる(現ミハレスはあの頃とは別人)。
というかこれだけの手数であれだけフェイント交えるか?
通常これほどのリーチなら、ショートの左右連打はナックルが返らないslapになるが、
この男には当てはまらず脇、肘、手首、ナックルまでのcoordinationの良さを証明する。
下半身に着目すれば右膝と左足首の合理的な使い方が目を引く。
右フックとダックしながらのピボット、ジャブ・ジャブ・ストレートは
ボクサーのボディメカニクスのひとつの到達点を表わしているようにすら思える。
この男がミドルで4団体統一をぶちあげればファンも乗るしかない。
シュトルム、パブリック、アブラハムの3人の牙城すら危ういかもしれない。
考察 ~ライト~
spoiler(最近ではネタばれの意味で使われるが)と辞書で引けば、
ロナルド・ライトの挿絵が出てくるのではないかという時期もあったが、
さすがにホプキンス戦以来のリターンでこの相手はきつかったか。
もともとブロッキングの技術でのし上がってきた選手だけに、
そのメンタルは常にディフェンシブ。
それではこの懐の深いのに好戦的なボクサーの勢いを殺ぐことはできない。
芯に来るようなパンチはそれほどもらわなかっただろうが、
自身のガードの隙間に次々に放り込まれるパンチには面食らっただろう。
予期しないパンチのaccumulationは肉体にガーンと来るというより
精神をじわじわと蝕む。
ライトも終盤には新旧交代(といっても最近の旧は新に対して妙に強いが)
の時期が到来したことを肌で感じたのではなかろうか。