☆国内編☆
WBC世界Sバンタム級暫定王座決定戦
ナパーポン・ギャットティサックチョークチャイ(3位) VS 西岡利晃 (2位)
予想:ナパーポン 終盤KO勝利
西岡はここ数戦、調整試合のみ、ナパーポンは実際の映像は見たことがない。
予想するのは難しいが、あえて予想するなら、ナパーポンの勝利か。
このレベルのタイ人相手になるとホームの利は無いと考えたほうがいい。
西岡に最も足りないのは運なのだが、勝負事で一番大切なのは実は運なのだと思う。
4度挑んで2敗2分は、実力云々のみで論じるべきではなかろう。
何の因縁か、宿敵ウィラポンがナパーポンのセコンドに就くという。
まさかそれで西岡の手足が萎縮するとは思えないが、
ナパーポンにとっては心強い限りだろう。
身長で西岡を上回っているのもアドバンテージのひとつ。
西岡の武器である顔面への左ストレートの威力をナチュラルに減じることができる。
ガチャガチャになればおそらくタイ人の体力とパンチの方が上だろう。
西岡がどこまでタイミングと間合いを支配できるかが最大の焦点。
6:4でナパーポン、かな?
WBA世界Sフライ級王座決定戦
河野公平 (3位) VS 名城信男 (1位)
予想:河野 ユナニマスディシジョンで王座獲得
ガチャガチャのエキスパート河野が手数と攻勢で押し切りそうな予感。
ただし、エデン・ソンソナ戦の初回に見られたように、
スパーンとタイミングよくパンチを決められるとダウン(とはコールされなかったが)
をとられる可能性も多分にある。
そして名城はそれができるボクサーだ。
が、名城もムニョス戦では、手数で押してくる相手に対して
まっすぐ下がってしまうというウィークポイントを晒したように思う。
もちろん、ムニョスのパンチの重さも手伝ってのことで、単純にその図式を河野にも
当てはめて考えるわけにはいくまい。
両者ともに噛み合うファイトスタイルを持っていると言えよう。
使用グローブの統一問題は名城側に有利に解決したが、
減量やコンディショニングに関してはキャリアで優る河野に分があると見る。
7:3で河野だ。
WBA世界ミニマム級タイトルマッチ
王者 新井田豊 VS 挑戦者 ローマン・ゴンサレス(1位)
予想:新井田 終盤にKO勝利
ゴンサレスの試合は2試合しか観たことがないが、
技術とスピードでは新井田の方が格段に上だ。
パンチ力は天性のもので、ゴンサレスには恵まれたパンチ力があるが、
パンチというものは当ててナンボ。
軌道・角度・タイミングは単純な威力よりも遥かに重要な要素で、
これらについてもゴンサレスは新井田には及ばない。
世界戦の経験についても同様で、やっと自分に合った調整法を見つけた新井田が、
ニカラグアの新星を一蹴することを期待したい。
バレラ戦後のゴンサレスに関するアナウンサーの問いかけに
「俺にもプライドがあるし、自信もありますんで」と言い放った
新井田のふてぶてしい表情が印象的だった。
「若造になめられてたまるか」といった心境だろう。
8:2で新井田だ。
★海外編★
WBA世界Sライト級タイトルマッチ
王者 アンドレアス・コテルニク VS 挑戦者 木村登勇 (15位)
予想:コテルニク ユナニマスディシジョンで防衛
コテルニクの試合でしっかり見ることができたのはリース戦だけなのだが、
試合運びは冷静かつ堅実。
決して冒険をするタイプではなく、ゲームプランを忠実に実行することを
念頭に置いて戦うクレバーなボクサーだ。
ジュニア・ウィッターに物議を醸す判定で敗れたが、
本人が言うほど変則タイプが苦手ということもないだろう。
木村術が通用するかどうかは一にも二にも序盤の出方にかかっている。
コテルニクが地元凱旋で初防衛というプレッシャーに呑まれてくれれば木村にとっても有難いが、
木村自身も敵地での試合というプレッシャーと戦う必要がある。
木村術について本人は多くを語らないが、詰まるところ、間合いの支配だ(と思う)。
これは正当派でも変則タイプでも一発パンチャーでも連打型でも誰でもやっていることで、
木村独特のリズムとテンポで主導権を奪っていく戦術だろう。
初防衛戦の相手として手頃だと見くびってきた相手の裏をいかにつくかがポイントだが、
残念ながらトップレベルの経験の差で及ばないのではないかと思う。
6:4でコテルニクだろう。
残念ながら試合はリアルタイムで観ることができず、
録画観戦になるが、今からワクワクしている。
木村や西岡には辛い予想になってしまったが、
そんなもんは本人たちにとってはカエルの面に水だろう。
好勝負を期待している。
WBC世界Sバンタム級暫定王座決定戦
ナパーポン・ギャットティサックチョークチャイ(3位) VS 西岡利晃 (2位)
予想:ナパーポン 終盤KO勝利
西岡はここ数戦、調整試合のみ、ナパーポンは実際の映像は見たことがない。
予想するのは難しいが、あえて予想するなら、ナパーポンの勝利か。
このレベルのタイ人相手になるとホームの利は無いと考えたほうがいい。
西岡に最も足りないのは運なのだが、勝負事で一番大切なのは実は運なのだと思う。
4度挑んで2敗2分は、実力云々のみで論じるべきではなかろう。
何の因縁か、宿敵ウィラポンがナパーポンのセコンドに就くという。
まさかそれで西岡の手足が萎縮するとは思えないが、
ナパーポンにとっては心強い限りだろう。
身長で西岡を上回っているのもアドバンテージのひとつ。
西岡の武器である顔面への左ストレートの威力をナチュラルに減じることができる。
ガチャガチャになればおそらくタイ人の体力とパンチの方が上だろう。
西岡がどこまでタイミングと間合いを支配できるかが最大の焦点。
6:4でナパーポン、かな?
WBA世界Sフライ級王座決定戦
河野公平 (3位) VS 名城信男 (1位)
予想:河野 ユナニマスディシジョンで王座獲得
ガチャガチャのエキスパート河野が手数と攻勢で押し切りそうな予感。
ただし、エデン・ソンソナ戦の初回に見られたように、
スパーンとタイミングよくパンチを決められるとダウン(とはコールされなかったが)
をとられる可能性も多分にある。
そして名城はそれができるボクサーだ。
が、名城もムニョス戦では、手数で押してくる相手に対して
まっすぐ下がってしまうというウィークポイントを晒したように思う。
もちろん、ムニョスのパンチの重さも手伝ってのことで、単純にその図式を河野にも
当てはめて考えるわけにはいくまい。
両者ともに噛み合うファイトスタイルを持っていると言えよう。
使用グローブの統一問題は名城側に有利に解決したが、
減量やコンディショニングに関してはキャリアで優る河野に分があると見る。
7:3で河野だ。
WBA世界ミニマム級タイトルマッチ
王者 新井田豊 VS 挑戦者 ローマン・ゴンサレス(1位)
予想:新井田 終盤にKO勝利
ゴンサレスの試合は2試合しか観たことがないが、
技術とスピードでは新井田の方が格段に上だ。
パンチ力は天性のもので、ゴンサレスには恵まれたパンチ力があるが、
パンチというものは当ててナンボ。
軌道・角度・タイミングは単純な威力よりも遥かに重要な要素で、
これらについてもゴンサレスは新井田には及ばない。
世界戦の経験についても同様で、やっと自分に合った調整法を見つけた新井田が、
ニカラグアの新星を一蹴することを期待したい。
バレラ戦後のゴンサレスに関するアナウンサーの問いかけに
「俺にもプライドがあるし、自信もありますんで」と言い放った
新井田のふてぶてしい表情が印象的だった。
「若造になめられてたまるか」といった心境だろう。
8:2で新井田だ。
★海外編★
WBA世界Sライト級タイトルマッチ
王者 アンドレアス・コテルニク VS 挑戦者 木村登勇 (15位)
予想:コテルニク ユナニマスディシジョンで防衛
コテルニクの試合でしっかり見ることができたのはリース戦だけなのだが、
試合運びは冷静かつ堅実。
決して冒険をするタイプではなく、ゲームプランを忠実に実行することを
念頭に置いて戦うクレバーなボクサーだ。
ジュニア・ウィッターに物議を醸す判定で敗れたが、
本人が言うほど変則タイプが苦手ということもないだろう。
木村術が通用するかどうかは一にも二にも序盤の出方にかかっている。
コテルニクが地元凱旋で初防衛というプレッシャーに呑まれてくれれば木村にとっても有難いが、
木村自身も敵地での試合というプレッシャーと戦う必要がある。
木村術について本人は多くを語らないが、詰まるところ、間合いの支配だ(と思う)。
これは正当派でも変則タイプでも一発パンチャーでも連打型でも誰でもやっていることで、
木村独特のリズムとテンポで主導権を奪っていく戦術だろう。
初防衛戦の相手として手頃だと見くびってきた相手の裏をいかにつくかがポイントだが、
残念ながらトップレベルの経験の差で及ばないのではないかと思う。
6:4でコテルニクだろう。
残念ながら試合はリアルタイムで観ることができず、
録画観戦になるが、今からワクワクしている。
木村や西岡には辛い予想になってしまったが、
そんなもんは本人たちにとってはカエルの面に水だろう。
好勝負を期待している。