
さて、非反転増幅を実現する定電圧回路ですが、マイナス出力させるためにはどのようにすればよいでしょうか?ともかくもマイナス電源を与えなければお話になりませんね。ということで入力段のエミッタ側をマイナス電圧に引っ張ってみます。
上の図のように、エミッタ側をマイナス電源で引っ張ってやれば、QBのコレクタ電圧は、プラス電源電圧からマイナス電源電圧近くまで可変します。入力段はこれで何となくいけそうです。
次は出力段です。オペアンプのマイナス電圧出力時においては多くの場合、OUT(出力)は電流を吸込みます。現在はNPNトランジスタのエミッタフォロワですから電流の吸込みはできません。よってOUT端子にはPNPトランジスタのエミッタフォロワも必要になります。これを追加して図に描いてみましょう。(下の図)
こうすると何となくそれらしい雰囲気の絵になってきましたね。NPNとPNPのエミッタを合わせ、図のように構成したエミッタフォロワをコンプリメンタリ接続といいます。これでOUT端子から電流を回路内に吸込むことができるようになりました。Rbiはダーリントン接続2回路分のVBEの和、約2.8Vをバイアスするための抵抗です。つまりRbiの両端は概ね2.8Vになっているということです。
さてこれでほんとにオペアンプの原型回路ができたのでしょうか?????
関連記事:
オペアンプを作ろう③ マイナス出力_2 2010-05-24
オペアンプを作ろう① 定電圧回路 2010-05-18
上の図のように、エミッタ側をマイナス電源で引っ張ってやれば、QBのコレクタ電圧は、プラス電源電圧からマイナス電源電圧近くまで可変します。入力段はこれで何となくいけそうです。
次は出力段です。オペアンプのマイナス電圧出力時においては多くの場合、OUT(出力)は電流を吸込みます。現在はNPNトランジスタのエミッタフォロワですから電流の吸込みはできません。よってOUT端子にはPNPトランジスタのエミッタフォロワも必要になります。これを追加して図に描いてみましょう。(下の図)
こうすると何となくそれらしい雰囲気の絵になってきましたね。NPNとPNPのエミッタを合わせ、図のように構成したエミッタフォロワをコンプリメンタリ接続といいます。これでOUT端子から電流を回路内に吸込むことができるようになりました。Rbiはダーリントン接続2回路分のVBEの和、約2.8Vをバイアスするための抵抗です。つまりRbiの両端は概ね2.8Vになっているということです。
さてこれでほんとにオペアンプの原型回路ができたのでしょうか?????
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