喫茶 輪

コーヒーカップの耳

kohが

2013-10-09 21:31:06 | 

kohが発熱。
急遽店をお昼で閉めて大阪へ。
耳の下が大きく腫れているので耳下腺炎。今朝、かかりつけの医院で一応診てもらったのだが
すでにおたふく風邪には罹ったことがあるので細菌性だろうと。
基本的に人には感染しないということか?
しかし午後からあまりにもしんどそうにして、嘔吐も繰り返し、飲食が出来ない状況が続き病院へ連れて行くことに。
家内はsatoとfumiの守り。
でわたしが車でkohと娘を病院へ。
自分で歩くこともできず、病院に着いて車いすで院内へ。
ここでわたしは一旦帰り、待機。あとは娘が付き添い。
血液検査や点滴などをしてもらい、長時間かかった。
結果、詳細は省くが、大きな心配はないでしょうと。
ちょと安心して帰ってきました。

Cimg6955
明日は遠足だというのについてないなあ。

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昨日は

2013-10-09 08:44:15 | 日記

昨日は朝からよくないことが続いた。
先ず、朝8時ごろから頻繁ないたずら電話。
あまりにしつこいので電源を切った。
最近、人に恨まれることした覚えがないけどなあ。
次に重い話。
知人がやって来て、「孫がすべり台から落ちて頭蓋骨骨折で意識不明」と。
よく知っている子だ。kohと同じ二年生。なんということ。
次に、常連さんの一人が、連れを呼ぼうとケータイ。
すると急に深刻な声になり…。
これから先は書かずにおきます。
わたしは店の周りに清めの塩をまいた。
そして午後、先の意識不明の子どもは意識が戻ったと電話を下さった。
生死も危ぶまれ、助かっても脳に損傷がと心配されていたが、「お腹が空いた」と言ったという。やれやれ少しホッとする。

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「菅原洸人小品展」2013

2013-10-08 17:27:11 | 菅原洸人画伯

昼ご飯を済ませて、一人約束の人と会って、一件決着つけて。
菅原洸人小品展にサッと行ってきました。
Img244
Img244_2
今日が初日です。
洸人さんはただ今ご入院中で、ギャラリーには奥様とその妹さんがおられました。
三人で昔話などしてる所にお孫さんが学校からの帰りに来られました。
かわいい女子大生になっておられました。

Cimg6921
「先生、来たいでしょうね」と話したことでした。

Cimg6931
「いろんな人とお話ししたいでしょうに」と。

Cimg6922
またもう一度お元気になって頂いて、来廊する人たちとお元気に交流なさってほしいものです。

↓ ここの横長の絵、わたしは初めて見るような気がします。わたし忘れっぽいから失念しているのかも。

Cimg6924
洸人先生の水彩画はホントにオシャレですねえ。

Cimg6925

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そして、そこに人間性も込められていて。

Cimg6927
オシャレでありながら庶民の哀歓を漂わせて詩情があります。

Cimg6928
そして油彩には力がみなぎっています。
小品ではありますがベテランの力量が発揮されています。

Cimg6929
小さなスペースですが、充分に楽しめるように配置されてました。

Cimg6930
13日(日)までです。

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本日営業

2013-10-08 08:28:48 | 喫茶・輪

本日、「喫茶・輪」は営業しております。

Photo
ただし、お昼過ぎまでです。

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古書店「らいおんの顔」さん

2013-10-08 08:20:17 | 

小野十三郎のある詩集の内容を確認したくて、古書店「らいおんの顔」さんにお尋ねした。
適当な値段なら入手しようと思って。
すると、それはないが「定本 小野十三郎全詩集」があるのでそれを貸してあげると。
図書館で借りてもいいのだが、わたしは出来れば書影も欲しかった。が、図書館の本は表紙にラベルが貼ってあって書影を取るには向かない。
しかし親切な古書店さんだ。本を売るのが商売なのに、貸してあげると。

Cimg6919
ありがとうございます。
内容確認させて頂きました。

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「叢生」188号

2013-10-07 12:48:46 | 

江口さんから「叢生」188号をお贈り頂いた。
わずか16ページの冊子だが、これぐらいが読みやすくていいですね。
江口さんの「うたう」です。

Img237_2
季節が冬なら虎落笛なのでしょうが、この詩では少しユーモラスに。
しかし終二行がちょっと哀しくて…。深読みでしょうか?

いつも結構ピリッとした詩を書かれる佐山啓さんの、今回の「音もなく」はわたしにはよく解らなかった。詩に謎は重要な要素だろうが…。

Img242

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島田誠さん

2013-10-07 07:46:44 | アート・文化

昨日、「ギャラリー島田」で頂いてきた「INFORMATION」10月号だが、こんな記事も。
島田誠さんが「海文堂書店の閉店について」というタイトルで書いておられる。
島田さんはかつて海文堂の社長を長くした人。思いは深く、悔しさがあふれている。
Img234←クリック
Img236←クリック
読みにくいでしょうが。いかにも悔しそうです。
ところで、この島田さんの文章の中にも、宮崎修二朗翁の名前が出てくる。ホントに翁の神戸市、兵庫県の文化に対する功績の大きさを思わずにはいられません。

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徘徊?

2013-10-06 22:40:15 | 日記

テレビの「八重の桜」を見ている時だった。ピンポンが鳴って「警察を呼んで下さい。誰か道に寝てはるんです」と女性が。開けてみると、ちょっと知っているXさんだった。指差す方を見るとすでに男性が立ち上がって西へ歩いて行く。よく聞いてみると実は男性はこのXさんのご主人だった。徘徊で困っていると。どうやら手には負えないらしい。家までついて行ってあげようとしたが、ご主人は西の通りに出た所で家とは反対方向へ。そこでまた奥さんから警察への通報を依頼され、奥さんはご主人を追って…。わたしは取って返し、110番に連絡。そしてまた取って返し、探したが奥さんともども見つからない。そんなところへ警官が二人、バイクで来てくれた。事情を話しているところに、息子さんらしい人がバイクで現れて、「一度帰って来たんですけど、また出て行って…」と言い残して探しに行った。奥さんが初め、うちのインターホーンで「知らぬ人が」というようなニュアンスで通報依頼をされたのは、事情をうちに知られたくなかったのでしょうね。でも仕方なしに…、というようなことで。その後、小一時間ほどして警察から電話があり「見つかりました」と。良かった。無事で良かった。しかし辛いな。ご主人も知っているが、しっかりした人だった。ここ数年前までは、お地蔵さんのお祭りにはご夫婦でお参りされていたのに。

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浮田要三さん

2013-10-06 19:13:21 | アート・文化

今日行ったギャラリー島田さんで頂いて来た「INFORMATION」10月号を読んでいて驚いた。

Img232
浮田要三さん(具体所属)がお亡くなりになっていたのだ。

Img233

別に調べてみると、今年7月21日にお亡くなりになったと。
この人は、足立巻一先生とともに児童誌「きりん」でご苦労なさった人。
また一人、足立先生につながる人が…。
1924年生まれということだから89歳ぐらいだろうか。
「夕暮れ忌」でお話しされたことがあったが、一度は個人的にお話をお聞きしたかった人だ。

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「林哲夫展」

2013-10-06 17:34:08 | アート・文化

門脇さんの個展を「北野坂」で観たあと、隣の坂、「ハンター坂」の「ギャラリー島田」で「林哲夫展」を観ました。
ここは12時オープンで、やはりわたしがトップ。
一緒に入って来られた人が林さんでした。京都からご苦労様です。

Cimg6902
ここ「ギャラリー島田」さんには色々と思いでがあります。
以前、菅原洸人画伯も何度か個展をされました。
そして、今「喫茶・輪」に飾っている足立巻一(けんいち)先生の書をここで購入しました。
わたしの宝物になっています。

Cimg6903
さて、林さんの個展を見せて頂くのはこれが二度目です。
前回はパリ書店を描かれた小品展でした。
今回はお若い頃の骨太の油彩画も出てました。

Cimg6905

Cimg6906

Cimg6907
この案内状に使われていた絵、情緒があります。
小品ですが微かな哀しみを湛えた少女の目が印象的です。

Cimg6908モノトーンのこの絵もいいですねえ。

Cimg6909この青い扉、何かを想わせます。詩情があります。

Cimg6910これは見事な具象画。

Cimg6911

Cimg6912これは初期の油彩画。

Cimg6914

Cimg6915

Cimg6916

Img231帰りにポストカード、6枚セットを2種、買わせて頂きました。林さん、ご持参のお弁当を食べておられました。しみじみと、背を丸め。あのお姿、写真に撮りたかったなあ。
念のため申し添えますが、作品の撮影許可は頂きました。そしてブログアップのご許可も。
「お好きにどうぞ」と。
あ、そう言えば前ページの門脇さんにも同じく許可を得ています。

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門脇済美展

2013-10-06 16:42:58 | アート・文化

門脇さんの初個展を観ました。
彼女は、前にも書きましたが、詩誌「火曜日」の同人です。
透明感のあるいい詩を書く人です。

Cimg6863
今日の北野坂は暑かった。とても10月とは思えない。

Cimg6864
11時からでした。着いたら丁度。
ということで本日一番乗り。
彼女とたっぷり話ができました。
それがね、彼女の方が詩のことを質問してきて、こちらから絵のことは多く聞けませんでした。これはわたしがおしゃべりだからかな?

Cimg6865←画面をクリックして下さい。
50号の迫力ある絵です。

Cimg6866
抽象画です。

Cimg6867

Cimg6869
想像していたより良かった。

Cimg6870
わたし好みの抽象画です。
Cimg6871

Cimg6872この絵、この春、西宮市展で最高賞を取った作品。その時、わたし彼女と知らずに写真に。といっても狙って撮った写真ではなくたまたま背景に写っていたのでした。
その時のブログです。
http://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/d/20130705

Cimg6873

Cimg6874

Cimg6876「こんなまっとうな絵も描くんです」と彼女、恥ずかしそうに。でもいい絵ですよね。

Cimg6879これはまた、造形というのでしょうか、意欲作。空き缶で作られています。

Cimg6880

Cimg6881危険な作品!

Cimg6882このさりげない展示ぶり。ちょっと面白い。
赤の入った作品、わたしは「ちょっとセクシー…」と言ってしまったが的外れかな?

Cimg6883このあたりの作品、オシャレです。

Cimg6884
いかにも詩人の感性があふれているような。

Cimg6885

Cimg6887

Cimg6892ここ、踏み外して落ちそうで…。
危険な絵だ。

Cimg6893

Cimg6888

Cimg6890

Cimg6894←クリック。

Cimg6896

Cimg6897絵をズームしました。
朽ちた木肌が。

Cimg6898
絵のような造形のような。

Cimg6899

Cimg6900

Cimg6901

帰りにポストカードを2枚頂きました。

Img229_2 Img230_2
ありがとうございました。
門脇さんは、わたしが想像していたよりはるかに力のある人でした。
御見それ致しました。
あ、因みに、詩を書く時のペンネームは岬美郷さんです。

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satoの運動会

2013-10-06 08:58:30 | 

昨日はsatoの幼稚園の運動会でした。
ところが朝目が覚めると西宮では雨が降ってました。
だからきっと中止だろうと思って、もう一度寝ました。
しかし8時前になって娘から「運動会決行」のメールが。
行って昼ご飯を用意する予定をしていた家内は大慌て。
運動会は9時スタートです。...
もう間に合わないと思いながら、それでもお寿司の準備をして8時半に出発。
今日は高速道路を使いました。けど、これは高い。武庫川から海老江まで10分ほどを600円も。しかしまあ今日は仕方ありません。
着いたら9時前。家内はfumiの守りと昼ごはんの準備、入れ替わりに娘とわたしが幼稚園へ。
さてsatoの徒競争発走に間に合うか?
会場近くまで行くとアナウンスでsatoの競技が始まった様子。
二人で走る。やっと会場へ着くと入り口で娘の知り合いが「satoちゃんもうスタートよ」と。
またグランドを走って前へ行くと丁度スタートラインに立っていた。
間に合った。
写真は運動会終って、金メダルをもらったsatoです。

Cimg6857
全員もらったんですけどね。
帰りに、「sato、その金メダル百円でジーチに売って」と言うと「イヤ!」と。
そこで、「なんぼやったら売ってくれる?」と聞くと
「一万円」と。
なんと現実的な奴だ。
一億円とかではなく、なんとなく商談まとまりそうな金額を言うとは!

satoが通う幼稚園はN田幼稚園といいます。

Cimg6860
大阪市福島区にあります。
周りには大きなビルが。
けど住民の数はそれほど多くはなく、園児の定員は140人とか。
運動会の様子を見ると、もっと少ないようでした。丁度あれぐらいの規模がいいですね。
kohの通う上F島
小学校は全校生徒が120人程度と、これはまた学校としては極端に少ないのですが。

Cimg6858

お天気が心配されましたが、やって良かった。
S洲小学校の運動場を借りて。

Cimg6821 Cimg6814
時には青空も。

Cimg6849
うちの隣のY海小学校では、今日に順延されたようで、今、賑やかにしています。

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satoの運動会

2013-10-05 20:06:30 | 

satoの運動会ですが、おじいちゃんおばあちゃんとの演技というのもあって、わたし、咲友と共演しました。
しかし、咲友はたくさんの前では恥ずかしがり屋で、固まってしまってちっとも楽しそうではありませんでした。

Photo Photo_2

けどお父さんとなら楽しそうでした。

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「非悪童物語」Mさんの紹介ブログ

2013-10-04 10:01:22 | 足立巻一先生

コピーをお送りしてさしあげたMさんが、ご自分のブログに丁寧な紹介文を書いて下さっている。
横着者のわたしに代わって書いて下さったような気がします。
それをまた横着にコピーさせて頂きます。
Mさん、ゴメンナサイ。

 時々『虹滅記』と『親友記』を覗きながら「非悪童物語」を読んでいる。自伝作品の最初の試みとして、後にどのように生かされたのか興味深い。最初の三回分は、『人の世やちまた』に「消えた少年たち」として収録されたが、その時もやはり手が加えられ、削られた行があったり、細かいことをいうと、「ぼく」が「わたし」にかわったりしている。第7回「光陰」から第11回「情譜」までは、『虹滅記』の第一章「敬亭」にそっくり生かされたようだ。また、神戸の小学校時代の多くのエピソードは『親友記』の中にリライトされて入っている。もちろん、初めて読むエピソードがいくつもある。
 そして、足立ファンには嬉しい写真が何枚も載っていて、しかもそれに挿画を描いた津高和一さんが面白いキャプションを付けているのが楽しい。
 最初は赤ちゃんの時。

Photo
 次は、六歳ころ、≪なにもわからないぼくに大きな筆を持たせて写真をとったり、号(亭川)までつけたというのは、じいさんが父で満たされなかった思いのすべてをぼくにこめていたのだろうと思う。≫。

Photo_2
こちらは天才画家の作品。≪小学校にはいらぬうちから、赤穂四十七士の名は全部知っていたし、その名を漢字で書くこともできた。絵本のとおり墨でうつし、それに原色の水彩絵具で着色する。さらに説明文も書きうつす。もっとも、文字はじいさんが補筆してくれたが。≫。

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 気になることが一つある。それは、「非悪童物語」ではトオルさんとなっている米田透が、『親友記』ではなぜか川崎藤吉になっていることだ。吉田鶴夫(一鶴)は、吉田鶴夫だし、沢木は沢木として登場するのにである。

フォト

 そのトオルさんの最初の詩集『色彩風琴』が最終回の題名だ。昭和四十三年の正月、広島から出てきた桑島玄二詩人と酒を飲んでいて、そのうち米田詩人を襲いたくなり、桑島詩人も「襲撃!」と号令を放って、米田邸へ行くことに。何もないので、冷蔵庫の隅にあったワサビづけの残りを包んで持って行く。≪四十年あまりむかしのトオルさんは、いまでは宣伝会社の「開発部門担当取締役」である。であるから、大橋六丁目の邸宅では当然特級酒が出た。ぼくと桑島詩人とはそれをガブ飲みした。与謝野晶子のような夫人は「結構なものを頂戴しまして」と、ぼくが持参したワサビづけを小皿にきれいに盛り付けて出した。≫ ところがそれは、一年以上前に貰ったもので、ピリッともなんともしない。それを詩人は「うまい、おれは大好物でな、こいつが」と口に運んでいる。≪そのとき、ぼくは夫人にむきなおっていったのである。「かれが詩集を出さんのは、おくさんが出ささんからやとみんないうてまっせ」そのとたん、夫人は「まあ――」と、美しい眉をフクチャンのようにかわいらしくくもらせた。夫人はいくらか涙声になってぼくにもらした。お金も用意してあるし、近く結婚することになっている娘さんまで貯金して一万円を供出しようといっているのに、本人が「お前らに詩のことがわかるか!」といって、どうしてもとりあわないのだそうである。それが、ほどなく出すことになった。「あのあと、女房と娘にヤラれてなあ」と、詩人はそののち出会った時に歎いた。≫ 『色彩風琴』の出版記念会で、≪竹中郁詩人が立ちあがった。「東洋には“はじらい”という美しい精神の独特の伝統があります。著者はその美しい“はじらい”を持ちつづける詩人であります。」 そのようなことを大声で、でも入れ歯が飛びださないかと案じるような口の動かせ方で述べた。適評と感謝した。すると、竹中詩人はコトバをついだ。「それをおくさんの尻を掻いて出させるのはどうかと思います。」 ぼくは思わず首をすくめた。≫
 「非悪童物語」の結びは、≪トオルさんも、ぼくと出会わなかったら、おそらく詩集『色彩風琴』を出してはいないだろうと思う。短歌にさえ接近していないにちがいない。くされ縁というものであろう。それだけにぼくのようなトオルさんよりずっと詩のヘタクソな者が、二冊も詩集をだしているというのに、かれが“東洋のはにかみ”からかどうか知らないが、一冊も出さないというのは困るのである。
 それで、竹中詩人のスピーチに首をカメのようにひっこめながら、四十年を越えるふたりの人生を内部で一瞬に通過させ、それから、満悦のひとり笑いを浮かべたのである。≫
 久しぶりに足立文を堪能した。

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一人の夜

2013-10-04 08:04:06 | 将棋
昨夜は年に一度あるかなしかの夜だった。
この家の中でたった一人で寝たのだ。
そう、カアチャンが留守ということ。
こんな時、世の男性は夕食は外へ食べに行くのだろうなあ<wbr></wbr>。
わたしは面倒がりなので、ちゃんと家内が用意しておいて<wbr></wbr>行ってくれている。...
大阪の孫の所へだ。
で、一人淋しく食べたわけだ。
そして、木曜夜は公民館での将棋会。
子ども将棋教室の面倒を見る。
写真を撮ろうとするとみな嫌がって逃げてしまう。
なんでだ?
昔わたしたちが子どものころは、不細工な顔でも写しても<wbr></wbr>らいたがったものだが。

Cimg6747

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