SARAのブログ

日々のことあれこれ

心療内科の感想

2018-07-18 13:10:19 | メンタル関係
昨日は心療内科に行ってきた。

まぁ、感想は、
一言で言うと「ハズレ」という感じかな。

待合室で待ってた時に
間30分くらいかな、
女性の人に診察室とは別室に呼ばれて
細かにあれこれ聞かれた。
今までの職歴とか家族構成とか。
これまでの大まかな流れも聞かれたので話した。
母との関係に悩んできたこと。
母に排除的な態度を取られたこと。
自分に自信を失い、
人の言動にとても傷つくようになったこと。
人と楽に会えないこと・・・
とても丁寧に聞いてくれたので
話しやすかったし
紙に綺麗に書いてくれて、
それを先生も読むのだろうからもしかしたら
わかってくれるかもしれない、
そんな期待もあった。

けど。
診察室に入ってからは母親の話はほぼ出ない。
「母親に会いたくなくて・・」
「母の言葉に傷ついてきて・・」と言っても
あまり取り合ってくれない。
「人と会うのにかなりの気合いが必要だし、
家に引きこもって社会的な活動がほとんどできないから
これって普通じゃないと思う」と言ったら
「じゃあ、普通って何?」と言われた。
「人に会わなくても、例えば旦那さんとどっか山奥に2人っきりで
住んだら、あなた全然普通の人だよ。
条件や環境に寄って変わるって言うのは病気じゃない。
病気っていうのはどこ行ったって病気なの。」と言う。
「要はね、それであなたが困ってるかどうかなの。
働かなくても生きていけるなら、それでいいし、
たまにお姑さんや実家のお母さんに会わなくては
いけなくてその時にはどうしても眠れなくなって
しまうと言うならその時だけお薬を使えばいいだけの話。」
と。
私は「いやいや、もっともっと大きな問題なんだ。
とても人の言動に傷つくのだよ」(←実際はこんなこと言ってないけど)
という風に言うのだけど、
「具体的にどんな言葉?」と言うので
義母の話をしたら
鼻で笑われた。
「いや、それだけじゃないし!!!」と思うのだけど、
もう別の話をされて
これもまた取り合ってくれない。
「こういう所って言うのはね、患者さんの症状に合わせて
お薬を出す、それだけなんだよね。
本人の考え方を変えるって言うのは無理な話なの。
患者さんが困ってることに対して対処していくっていうのが
基本なの。それはどこの心療内科に行っても一緒だよ。」と言い切る。
私が
「でもこういう考え方をした方がいいとかのアドバイスを
もらうことでいい方向に行ったりっていうのも
あるんじゃないですか?」と言ったら
「もちろんそういうのもあるけど、基本的には本人が
そうしていかなきゃいけないことであって
我々ができることはお薬を出すことだけ」とまた言い切る。
その場では
「そうかなぁ・・?????」で
それ以上反論はしなかったけど、
これは帰ってきてから思ったことけど
「じゃあ、カウンセリングは何故必要なの?」って話。
「カウンセリングによって例えば本人の思い込みのような
ものがあったとしたらそれが解消されたり、
そういうことだってあるじゃん。」と。
「さては、カウンセリングが必要になってくるような
症例の人は切っているのでは・・?」なんていう不信感も湧いた。

私もつい最近知ったから偉そうなことは言えないけど
一応「音に敏感でインターフォンの音とかにもイチイチ
ビクビクしちゃうし、テレビもつけっぱなしは耐えられないし、
人の話し声が外でしてると落ち着かなくなるし・・」
という話もしたけど
「ま、過敏ということだよね」と。
私はもしかしてHSPを知ってる先生なら
この時点で少しは疑いを持つんじゃないかっていう
期待はあったけど、それも皆無だった。

周りの親戚や友人と、いろいろすれ違いや誤解が
生まれちゃったりもするので
自分の今の状態が病気なのか、何か精神的な障害なのか、
それともただの性格の問題なのかが知りたい、
そしてそれがわかれば周りの人にも言えて
理解してもらえることもあるかもしれないのでと
言ったら
「それを細かく知ろうと思ったら大学病院とかに
行ってもらわないとわからない。でもあえてカテゴリー分け
するとしたら社会不安障害とか、一昔前の言葉なら
対人恐怖症ということになる」と。
出た、不安障害。
前にも言われた。
確かに「何となく人が怖い」とか「人の前に出て行くと
緊張して汗掻いちゃう」とかの症状はそうかもしれないけど
これももうずいぶん前にいろいろ調べたことはあったけど
「バッチリ当てはまってる!!!」とまでは思えないものだった。
大学病院なんかに行かなくても
ちゃんと診断できる先生もいると思うんだけどな、
みんなこんなもんなんだろうか。
ま、ネットでも見たけど「回避性~」や「HSP」はここ10年
くらいでやっと認識され始めたことなので
それ自体を知らない先生も多く
というかそういう先生の方が多いというようなことも
見たことがあったので
やっぱりそう診断できない先生からすると私は
「不安障害」とされちゃうのかもしれない。

やはり私の中で、
「バッチリ」当てはまってるのは
「回避性パーソナリティ障害」と「HSP」。
特に「HSP」は私そのものだ。
しかしやはりそのへんの心療内科医に行っても
診断はなかなか下らないかもと思った。
昨日行った病院の先生はわからなかなったのではなくて
もしかしたら「回避性」や「HSP」だとわかって
私を蹴ったのかもしれないとも思った。
面倒臭いから。
明らかなるうつ病だとかそういうものの方が
先生側からしたら扱いやすいのかもしれない。

「次回の予約はしなくていいです」
とあちらから言われた。
いや、そういうものなのかもしれないし
こちらが決めることではないんだろうけど
「大したことない患者」「面倒臭い患者」
と言われたような気には少しなった。

私は私で生き辛さに真剣に悩んできたんだけどねっ!!

ただ、ここには昨日の先生が使えなかったというやり取り
しか書いてないけど
それは、一番自分が注目してほしかったところには
確かに注目してくれなかったのだけど、
他に、先生が言っていたことで
「ま、そういう考え方もあるのかな」というのは
少しはあった。それでもそれがすごく心に響いたというまでの
ことではなかったけど。
ま、それもまた次にここで話そうと思う。

まぁ、とりあえず
急場を乗り切る為の薬はもらえたし、
何より自分で行ってみよう!と思って
自分から行動に移せたことは良かったかなと思った。

もう面倒臭いので年内は行かない。
あ、昨日の病院に、というんじゃなくて
昨日の病院はもちろんもう行かないけど
来年あたりまた別のところに行ってみようと思う。
あと1,2軒行ってみて
それでも同じようなら諦める。
いや、諦めるというのは「診断が下ることは」という
意味だけど。

そんなわけで
今日は早速「回避性~」や「HSP」のことを
調べていた。
何度も言うが、診断されたわけではない。
でもほぼそうだと思う。
ので、
もし違かったとしても克服法にそれほどズレは
ないとも思うので
「回避性~の人はこうしたらいい」
「HSPの人はこういう過ごし方をした方がいい」と
言うのがあったら
できる範囲で実践していこうと思う。
病院で正式に診断されれば・・という淡い期待は
今もあるけど、
基本的には「もう独学で克服していこうかな」と
思った。

ただね、回避性~は後天的なものだけど、
HSPは先天的なものなので
HSPの克服法としては
「とりあえず今の自分を自分で受け入れる、
認める」というのが大事らしい。
そして「自分はそういう資質なのだから、
そういう自分に合った生き方をしよう」という
感じ。
かたや、回避性~の方は多少強引にでも
少しづつ社会に出て行こう、人と継続的に
会って行こうというものが多い。
そのちょうどいいところを目指せばいいんだろうか。
両方とも自己肯定感というものはとても低いらしいので
とにかく「自分にできることをやろう」、
「それを重ねていこう」というのは共通してることなのかなとは
思った。
いやでもこれにはとても納得してる。
もう1年経つけど、っていうかここ最近は思いっきりまた
乱れてるけど
去年の8月から「とにかく毎日8時に起きよう」というのを
続けたり、
家の中や庭をとにかく片づける、掃除する、というのは
ずっと続けてきた。
それが何に繋がって・・とかそういう理屈じゃなくて
そうして自分で思ったことを実際に行動に移して
続けた、というのが大事なのかなって思う。
いや、理屈だけじゃなくて
本当に、特にそういう生活を整えていくことって
メンタル面にはいいことなんじゃないかとも思う。
あと、回避性~の人には運動療法はとてもいいらしいので
実はここのところ暑くて犬の散歩はずっと行っていなかったのだけど、
今朝は実は早朝も早朝から起きていたので
朝5時前に久しぶりに犬と歩いてみた。
体感は「あ、やっぱりこの時間だとまだ涼しいな」と
思ったけど
歩いていたらやっぱり汗が噴き出してきた。
ま、毎日早朝に行くのは難しいけど
散歩に行けそうな時があったらこれからはなるべく出ようとも思った。
ま、これだけ暑い時期なのでもちろん無理のない範囲でだし、
8月に大きな予定があって
その前に大きく状態を崩してしまってもいけないので
それが終わるまではいろいろそこそこにしておくけど。

ま、そんなわけで
やっぱり想像していた通り
ガツンと解決するような結果にはならなかった。
けど、一歩を踏み出せたことは自分を褒めてあげたい。
お疲れ、自分。



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