SARAのブログ

日々のことあれこれ

私は負け組

2010-02-20 15:00:15 | 日記
ゆうべ、旦那が遅く帰宅したあとに大喧嘩した。

原因はいつもだいたい一緒。
旦那の親族関係の事だ。

ま、旦那の親族はムカつくはムカつくのだけど、
一番ムカつくのはあたしがその親族のおかげで嫌な思いをしても、
旦那がその自分の親族の味方をする事。
その事こそがあたしの最大の不満だ。

そこきてやっぱりあたしのように普段から情緒不安定で、
地に足のついていないような生活を送っていると、
余計にストレスに感じたり、
ストレスに弱くなったりはしちゃうのかもしれない。
旦那と喧嘩になると、
決まってあたしは他のいろんな事まで持ち出して、
勝手に絶望的になり、喧嘩はやがてオオゴトとなって
「離婚だ、出て行くだ」という話に発展する。

ゆうべもそうだった。

今はとりあえず話し合いは落ち着いたけど、
これもいつものパターン。
いつものように一時落ち着くのだけど、
一たび問題が起きればまた火はすぐに炎となる。
なんていうか、種火はいつもそこにあるってな感じだ。

世の中の夫婦関係が人それぞれどういうふうになっているのか
知らないが、
あたしの考えとしては、
やっぱり夫婦はお互いが一番の存在であり、
相手がたとえ自分の親族であっても、
夫婦が一番の味方でいなければいけないと思ってる。
旦那はいつも口では「俺はお前の味方だよ」とは言うが、
実際問題が起きると「親族のやってる事はおかしい事じゃない」
「それをおかしいと思う方がおかしい」というような事を言う。
あたしの常識の範囲では
明らかに旦那の親戚のやってる事がおかしいのだが。

それともう一つ、
旦那の親戚の常識が「おかしい」「どうかしてる」とあたしの中では
思ってはいても、
「まったくおかしい変な人達だな~」と余裕を持って
見下していればいいところを、あたしがそう思えないのは、
その親戚には子供が何人もいて、
おまけに商売をしていてそれもそこそこうまくいっていて、
要するに世間的にはとってもまともな「勝ち組さん」なのである。

ウチは今でこそ、旦那の失業や転職で最悪の経済状況にはなったが、
何年か前までは自分で言うのも変だがそこそこいい暮らしをしていて、
家も建てられた。
今はその家のローンをギリギリで払ってはいるものの、
「立派な家を建てたね~」と人に言われるくらいの家は持っている。
そのローンを今後も無事に払い続けていけるかどうかはわからないが。

いい家に住み、夫婦二人で犬を飼い、
さぞ呑気にのんびり暮らしているのだろうと
世間からは思われているかもしれないが、
あたしの中では
「子供もいない」「お金ももうない」「体調もイマイチ」で
「友達もいない」。
「のんびり」というより、
旦那もいるのにあたしは孤独死寸前だよってな精神状態だ。

世間もあたしの事なんか大して気にはしていないだろうけど、
あたしはいつも、
「この人とあたしはどっちが幸せだろう」ってなものさしを右手に握っている。
そんな事は考えちゃいけない、
人はみんなそれぞれいろんな事情や問題を抱えている、と
頭ではわかっていても、
小さな子供の手を取り、大きなお腹をしている女性を見ると、
「あの人はきっと幸せに違いない」と自然に思ってしまう自分がいる。

「勝ち組」「負け組」なんて言葉がいつから出てきたのかわからないし、
自分は勝ってもいなければ負けてもいないのかもしれない。
実際にはそんな勝ち負けはないのかもしれないけど、
肝心の自分自身が自分を「負け組」だと思っているんだから救いようがない。

だから今回のような、
旦那の親戚に嫌がらせのような事をされると、
その事が実際どうこうという冷静な目より先に
あたしの中での負け組根性がフツフツと湧き上がってしまうのだ。
「勝ち組が自分を馬鹿にしてる」
そんな気持ちにすぐなってしまうあたしだ。




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