SARAのブログ

日々のことあれこれ

自己愛性パーソナリティ障害の

2014-04-19 14:24:48 | 不安障害
人は、

自己愛性パーソナリティかもしれないと思われる私は、

要するに「自分のことしか考えてない」という
本当に嫌な人・・?らしい。

っていうか、
私自身はちゃんと相手のことも考えてるつもりで、
「自分は相手のこともちゃんと考えられる人間」だと思ってきた。
でもそれは言い換えれば

「相手のこともちゃんと考えてる振りをしていた」

に近いかかったかもしれない。

「私はそういう配慮のできる人間ですよ~」

の演技をしていたというか。
アピールとしていたというか。

本当の意味で

私はちゃんと相手の気持ちや相手のことを考えられる人間では
なかったなと今は思うんです。


そしてそんな風に自分のことしか考えられない自分は

結局は自分のことも愛していない。

自分の気持ちを大事にしてないから
相手の気持ちも大事にすることができないのかもしれないけど。




でも
私がそんな風に自分の気持ちを大事にできなくなったのには
ちゃんとした理由がある。



「全部が全部親のせい」というわけではもちろんないですが。

私は子供のころから自分の気持ちを抑えて生きてきたんですね。
親の前で演技をして生きてきた。
とてもいい子だったんです。
親もそう言っています。

でもそれはそうしないと親に受け入れてもらえなかったから。

大袈裟に言えば、
私は子供なのに、私の方が「大人」になって母を許してきた。
でも心から許してきたわけではなくて
そうしないとうまくいかなかったから。
そうしないといつも丸く収まらなかったから。
そうしないと姉のように母に殴って殴って殴られるから。
「SARAなんか嫌い」
「もうSARAとは話したくない」と言われるから。
母に受け入れてもらう為に
母に愛してもらう為に
私は自分の気持ちを押し殺していい子を演じてきた。
そうしないと生きていけない気がしてた。


そんなせいか、
高校生になって私は少しグレました。
学校に行かなくなったりタバコを吸ったり。
もちろんその頃の私は母に受け入れてもらえないどころか
まるで犯罪者のような扱いを受けました。
我が家から犯罪者が出てしまったというような扱い。
それは正直辛くて心ではいつも泣いていたけど、
そうやって世間に対して反発していると
自分がとても自由で大きな人間になれた気がして
それが楽しくてやめられませんでした。

姉はグレなかったけど、自分の髪を抜く癖が数年治らず、
頭の頂上部分がいつもハゲていました。
いつかのテレビ番組で「抜毛症」というストレスからくる
病気があることを紹介していたのを見て、
「姉はその症状が出ていたんだな」と気づきました。
でも当時母は、そんな姉を
「変な癖のある人になっちゃったわ」と
「おかしい人」「変な人」を見る目で見ては
嘆いていました。
姉も、外見的な意味も含めて
しかも多感期だったので辛かったんじゃないかと思います。







近所で小さな子供が泣いて泣いて泣き叫んでる。
思い通りにいかないと言って
こんなんじゃ嫌だと言って泣いている。
その子の親はそれを見て、笑って対処をしている。
決して怒っていない。
泣いている子供のそのままを受け止めている。
ここで怒る親もいるだろう。
「泣いたってダメよ」と。
少し冷たく突き放すふりをする親もいるかもしれない。
でも
子供は仮にそこで怒られたとしても
自分が愛されなくなるとは感じない。
でも私は違った。
本気で「自分は愛されなくなる」と感じていた。
親の真意はわからない。
本気で私のことを愛していたのかそうでなかったのか。
ただ、子供である私が
そんな気がしてならなかったと感じていたのは事実で。
それは私が特別、深刻に物事を考えるタイプだったとか
そういう風にも思えない。
そう感じずにはいられない何か独特な雰囲気がありました。
そして圧倒的な支配下にいたような。
なので、今の近所の子供のように
「子供らしい振る舞い」をしたことがありません。
気に入らなかったら泣き叫んで訴える、というような
自分の感情をあらわに表現するようなことは
一切ありませんでした。

今でこそ、それはちょっと普通じゃないということだと
客観的には感じられますが
つい何年か前まで
私は自分がそういう独特な家庭で育ったと意識することも
ありませんでした。
それが当たり前だと思っていたんです。

なので近所の子供が泣き叫んでいるのを見た時、
とてもとても嫌な気持ちになっていたのは
自分に子供がいないからだとずっと思ってきましたが
それは違いました。

それは強い嫉妬のような感情です。

その、子供を持つ親に対してではなく、
自由に感情を表現できるその子供に対して。

私にはそんな事をしたことがなかったんだよ・・!!??
アンタ、自由に泣き叫べていいよね!!
あー良かったね!!!!!!!
みたいな。

ちょっと涙が滲み出てくるような。





ウチの家庭は普通じゃなかったんだと気づいたのが
今から4年くらい前。
さっきも言ったように、
だからと言って「自分の不幸は全部親のせい」とは
今も思ってませんが、
そういったベースがあって今の私があるんだなということを
認識したのはそれくらい。


そして肝心なのは、


それが親に対しての問題だけじゃないってこと。



今は私は旦那に対してもそうだったな、と。


それは2年くらい前からうっすら気づいていました。
でもそれを認めたら
もう私には何もなくなってしまう気がして認めたくはなかった
気がします。


でも今回、
加藤諦三さんの本を読んで
それが確信に変わりました。


私は旦那に気を使いすぎてしまう人だと思ってきました。
でも「気を使いすぎる」んじゃない。

私は旦那に「迎合」していた。
本当はしたくもないのに。

でもそうしないと自分が生きていけない気がしてた。
母に対して感じてきた気持ちとまったく同じです。

結局、結婚してからも私は
子供のころと同じ生き方をしてきていたんですねぇ。




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