眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

フリーランス

2017年02月07日 | Weblog
朝から夕方まで名音大4年生管打楽器の卒業試験。
4年生も前期より随分進歩していて中々の演奏を聴かせてもらいました。

卒業してプレイを続けて行く人はこれからのプレイヤー人生はこれまで試験でやった難しい曲を人前で披露する事は実は少ない。
むしろオケ、ブラス、室内楽の方が圧倒的にチャンスは多く、その為にはもう一度初心に戻り音をもっともっと磨き、自分を見つめ直し、アンサンブル力をつけ、色んな経験を積みながらやっとなんとか自力で食っていけるプレイヤーになり、チャンスがあればオケのオーデションを何度も受け、自分の足りないところを再認識しながらまたチャンスをものにする為に頑張る。

音大在学中にオケに入った私が言う事じゃないがフリーランスの道は険しい。
逆に私はオケに入ってから留学とか下積み的な日々が続いたかもしれない。
名古屋はまだ日が浅いのでこの土地は何とも言えないが、広島でのフリーランスを何人も見てきた。
仕事がある人もない人も共通しているのは楽器を吹いていてなんだか幸せそうだ、という事。
皆とアンサンブルやブラスをやっていて楽しそうである。
このフリーランスという存在は裕福貧乏ではなく、今幸せなのかどうかが基準なんだろうか。
大きな目標に向かう向かえる幸せというべきか。

若いうちは仕事を待っているようでは何も来ないと思う。
自分から仕掛けるか、人のやらない事を率先してやるか。
人は楽しいと思ったことには労力を惜しまないだろう。
なにも失敗を恐れずとことんやるべきだ。

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