眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

30年前のレジェンド

2013年07月22日 | Weblog
朝早起きした。6時に起きた。
おかげで午前中、今後の仕事がさらえたり、邪魔なカセットテープ等の整理など。
カセットデッキはもう処分したものの捨てられないテープは山ほどあった。
昔の写真の様に大切に持っているのはヨーロッパやアメリカの音楽祭などオケのライブ録音をエアチェック(NHK-FMから流れるライブをいいタイミングでカセットテープに録音)しているものや吹奏楽の全国大会など。
その中で驚いたのが吹奏楽のカセットテープ。
淀川工業高、天理高、雄新中、今津中、豊島十中などの名演奏が各カセットテープごとに分けて録音されている。
つまり一つのカセットテープに一つの学校の歴史的名演が年代ごとに並べられてた。
今でこそどこかのレーベルがレジエンダリー(伝説)と題し、そういう各学校の足跡的なCDが販売されているが、その随分前、今から30年前にそういうものを自らカセットテープに作成していたのが驚きだ。
多分、母校や先輩同級生のレコードを借りてのカセットへの録音、またはヤマハ高松店で吹奏楽のレコードが山ほど置いてあり図書館的にいつでも聴け録音できたのだろう。
なぜ僕は一つのカセットテープに同じ学校の演奏ばかり入れたのだろう?
考えるにその学校の得意とするジャンル(オリジナルか編曲ものか)、地域によるものなど(例えば北海道の学校は音が澄んでいる、九州は金管の咆哮がたまらない)。
でもやはりそこの指揮者の先生が出したいサウンドがこういうことだとこのカセットテープから特に読み取れる。
あの頃、こんなことで随分無駄な時間も費やしてたなと思う反面、青春時代にそれをやったおかげで今の吹奏楽指導に少しは生かされてるかなと思いもした。

さぁ、博多へ。
今から精華女子高校のレッスンです。




夜は飲み会。藤重先生、村上先生、郷間さんと4人で99.9パーセント吹奏楽の話題で盛り上がりました!