眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

現代曲

2010年09月01日 | Weblog
今日はオフ。
でも一日レッスン室に閉じこもり、10月にある東アジアの現代音楽祭2010の譜読み。
一曲は松平頼則氏の無伴奏ソロ「
ポリクロノメトリー」
もう一曲は韓国ソウルのEun-Ha PARK氏の
「This is Moment for Clarinet and Double Bass」(世界初演)

松平さんの曲が難解、難曲。なかなか頭に入ってこない。いつも初見のような状態だ。
一晩寝ると頭の中で記憶が整理される、
だから受験勉強なんかで一夜漬けはだめだってよく言われるが、
そもそもこの曲はなかなか記憶できないのだ。
現代奏法は面白く書かれている。
この曲中にはスラップタンギング、グリッサンド、重音、ハーモニクスハミング、バズイング、しゃべり声、キィ・クラップ、2本吹き、と盛り沢山だ。
ハミングとバズイングが重なってたり、しゃべりながら吹け!という指示もある。
まずはコンビニに行って全ページをA3に拡大しただけでも上手になった...気がした。
そんな曲を1ヵ月半後にはたった一人で約15分近く演奏する。

もう一曲のパクさんの楽譜が昨日届いた。
こちらはコントラバスとの2重奏、
分けて練習しないと、寝ている間に頭の中で間違って整理しそうだ。