★ 私のクラシック音楽館 (MCM) ★ 蔵 志津久

クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

◇クラシック音楽◇コンサート情報

2021-10-13 09:34:16 | コンサート情報



<コンサート情報>



~エマニュエル・パユ&バンジャマン・アラール 演奏会~

クープラン:王宮のコンセール 第2番 ニ長調
ラモー:コンセール用クラヴサン曲集より 第5コンセール
    「フォルクレ」/「キュピ」/「マレ」
ルクレール:フルート・ソナタ ハ長調 Op.1-2
バッハ:フルート・ソナタ ホ短調 BWV1034
    フルート・ソナタ ト短調 BWV1020
クープラン:クラヴサン奏法より 前奏曲 第5番 イ長調
バッハ:フルート・ソナタ イ長調 BWV1032

フルート:エマニュエル・パユ

チェンバロ:バンジャマン・アラール

会場:王子ホール

日時:2021年11月30日(火) 午後7時

 フルートのエマニュエル・パユ(1970年生まれ)は、スイス、ジュネーブ出身。6歳からフルートを始め、ブリュッセルの音楽アカデミーを経て、パリ音楽院で学ぶ。1990年に首席で卒業後もバーゼルでオーレル・ニコレに師事。その後、ソリストとして活躍を見せ、世界の主要なコンクールで華々しい成績を収める。1989年から1992年までバーゼル放送交響楽団首席奏者を務めた。1993年から23歳でベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者として演奏を開始(同楽団の歴史上最年少)。2000年ベルリン・フィルを一時退団したが、2002年に復帰し、現在、ソリスト兼ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者として活躍。また、音楽アンサンブル「レ・ヴァン・フランセ」のメンバーとしても精力的な活動を続けている。主なコンクール入賞歴 は、「ドゥイノ国際コンクール」第1位(1988年)、第2回「神戸国際フルートコンクール」第1位(1989年)、「ジュネーヴ国際音楽コンクール」第1位(1992年)など。

 チェンバロのバンジャマン・アラール(1985年生まれ)フランス出身。ルーアン・コンセルヴァトリウムでルイス・サリー、フランソワ・メニシエの下オルガンを学び、エリザベス・ジョイエの下チェンバロを学んだ。古楽への関心が高く、バーゼルのスコラカントルムでジャン=クロード・ツェンダーにオルガンを、アンドレア・マルコンにチェンバロを師事。2004年にブルージュのチェンバロコンクールで第1位を受賞、同時に聴衆賞を獲得。以後世界各地で演奏を行う。2005年より、パリのサン・ルイムーティエ=アン=リルのオルガニストを務める。現在、オルガニスト、チェンバリストとして主要な音楽祭に招かれている。また、主要な古楽アンサンブルのメンバーでもあり、シギスヴァルト・クイケン率いるラ・プティット・バンド、スキップ・センペ率いるカプリッチョ・ストラヴァガンテ、アンドレア・マルコン率いるヴェニス・バロックオーケストラ、マルセル・ポンセール率いるイル・ガルデリーノのメンバーなどで活躍している。
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