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クラシック音楽研究者 蔵 志津久によるCD/DVDの名曲・名盤の紹介および最新コンサート情報/新刊書のブログ

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2024-01-25 09:45:04 | コンサート情報



<コンサート情報>



~ブルース・リウとアンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団の共演~

ショパン:ポーランドの民謡による大幻想曲 イ長調 Op.13
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92

ピアノ:ブルース・リウ

指揮:アンドレイ・ボレイコ(ワルシャワ国立フィル音楽監督)

管弦楽:ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団

会場:サントリーホール

日時:2024年2月7日(水) 午後7時

 ピアノのブルース・リウは、1997年パリで生まれる(カナダ国籍)。両親は中国・北京からのフランス留学生で、後にカナダへ移住。モントリオール音楽院で学び、ダン・タイ・ソン(1980年アジア人初の「ショパン国際ピアノコンクール」優勝者、現在カナダ、モントリオール在住)に師事。クリーヴランド管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、モントリオール交響楽団などのオーケストラと共演し、中国NCPA管弦楽団とは北米ツアーを行う。近年では、ウクライナ国立交響楽団およびリヴィウ・フィルハーモニー管弦楽団との2年連続の中国ツアーや、サル・ガヴォーでのラムルー管弦楽団との共演がある。仙台、モントリオール、テルアヴィヴ、ヴィセウなどの国際ピアノ・コンクールで入賞、そして2021年第18回「ショパン国際ピアノ・コンクール」優勝を果たす。

 指揮のアンドレイ・ボレイコ(1957年生まれ)は」、ロシア、サンクトペテルブルク出身。父がポーランド人、母はロシア人。これまでイエナ・フィルハーモニー管弦楽団(1998-2003)、バンクーバー交響楽団(2000-2003)、ウイニペグ交響楽団(2001-2006)、ベルン交響楽団(2004-2010)、ハンブルク交響楽団(2004-2007)、ベルギー国立管弦楽団(2012–2017)の首席指揮者や音楽監督を歴任。2014年米国のフロリダにあるネイプルズ管弦楽団の首席指揮者に就任。2020年ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団音楽監督に就任。

 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団は、ポーランド、ワルシャワ歌劇場の管弦楽団を母体として、1901年にポーランドの貴族や財界人の主導のもとに設立された。初代音楽監督はエミール・ムウィナルスキで、第1回公演にはピアニストのイグナツィ・パデレフスキも出演。1939年に第二次世界大戦が勃発するまで、サラサーテやパデレフスキ、カザルス、ハイフェッツら数々のヴィルトゥオーソや、サン=サーンス、グリーグ、レオンカヴァッロ、リヒャルト・シュトラウス、ラフマニノフ、ラヴェル、ストラヴィンスキー、オネゲル、プロコフィエフ、フルトヴェングラーらの作曲家や指揮者が招聘され、共演した。1927年の開催以来、「ショパン国際ピアノコンクール」において主催者を務めている。
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