NHKで放送をしていた 「 映像の世紀 」 と言うドキュメントシリーズ11回分を全部見終わりました。1回分がほぼ1時間15分ですから、全部を見るのにはとても時間がかかりました。再放送ですが、何度目かのものだと思います。
第一次世界大戦の頃から終戦後あたりまでの、いろいろな国で録られた映像を編集したものですが、映像で見られるだけに昔のものは輪郭がはっきりしないものもあったとは言え、とても生々しくて感動やら嘆きやら驚きやらで、とても複雑な気持にさせられました。
それと同時に、一応は勉強とまでは行かないにしても読んだりしたものを補充する役割も果たしてくれたので、近代史の勉強には大いになりました。
ほとんどが戦争の時代でしたので、大量に破壊され殺された時代でもあったわけです。これでもかこれでもかと、悲劇に悲劇が上塗りされた時代だったのだなと思わせられます。
今も世界のあちこちで大小の戦いが行なわれています。なかなか人は文化を発達させることはできても、生き方の面では賢くはならないようです。
人は二人以上集まると問題が起こるようになっているようです。多くの人間が生きて行くのは大変難しいようです。
晴れて穏やかな日だったのですが、それでもやっぱり寒さに芯があるような、うっかりするとブルッと来て風邪をひきやしないかという感じがしました。
フルートの発表会が終わり、手の指の方も今までよりも解放されたかなと思うようになったので、裏山の掃除を始めました。刈り払い機を動かすには、手をギュッと握り締めなければなりませんから、バネ指の私はフルートのキーを押すのに支障が起こりやすいので注意しなければなりません。
掃除と言っても、箒で掃いたり雑巾がけをするわけではありません。細い雑木を切ったり草を刈り取ったりしてきれいにすることです。
けっこう手間がかかります。時間もかかります。寒さの中をやるので、始めるにあたり覚悟も必要です。
少しばかり部屋の片づけを始めたのですが、いやはや、この頃聞かれる 「 パンドラの箱 を開けた 」 かのように、余計に部屋が散らかってしまいました。片付けるために移動したものが床に置かれて、ちょっと足の踏み場を探しながら歩くようなことになってしまいました。
しかし、パンドラの箱には 希望 が残ったという話ですので、これからきっと片付けに関しては明るい見通しが立つかもしれないということでしょうか。