もう霜の心配はないような気がしますが、天気は気まぐれですから、まだ分かりません。畑に植えた苗は用心のために行燈のように底を抜いた袋をかぶせてあります。もっとも、それは風除けも兼ねていますけど。
中の苗は、ずいぶん過酷な熱の中で耐えているんでしょうね。もし私が入っていたとしたらぐったりしているにちがいありません。ぐったりどころか、もう命さえ危ないかも知れません。植物は強いものです。と、言いつつ平気な顔をしてそのままにしておくんですから、残酷な私。
ウドとその出たばかりの葉と皮です。葉と皮は油いためです。もちろんおいしいです。捨てるところ無し。
裏山から根っこを掘り取ってきて、栽培しているのですが、こんなに簡単に作れるのは、やっぱり野生のものだからでしょうね。でも、こういうものは一年という長さからみれば、食べられるのはほんの一瞬にすぎません。
あとはウドの大木になってしまいます。実際は本当の木の大木というほどではありませんが、人の背丈よりも高く2m以上くらいになります。
スナップエンドウは花はよく咲いているんですが、まだほんのちょっとしか実がなっていないんですよ。まず花が咲くことが大切、実はその次じゃ。なんて強がりを言っていますが、実は心中では早くはやくと焦っています。
どうして焦るかと言いますと、皆さんのブログに、どんどん食べていると書いてありますからです。知らない方がよい場合もあります。おいてきぼりの気持ちになります。
夕 景
廃 句
花が散る 散るちる満ちる 春の気が
風そよぐ 芝生の上は 夢の中
ひるさがり 風やみてのち 雨となり
焦れども エンドウさっぱり 実をつけず
そのうちに 山吹でもなし 実は生るさ
風薫る そろそろ食べたい 初かつを
ラッキョウに そろそろ変身 エシャロット