たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はハイドン:交響曲第89番です。
この曲は1787年にハイドンの「交響曲第88番“V字”」とセットで作曲された曲ですが、「第88番」に比べると演奏頻度も少なく、その評価も低いとの事ですが、それは、作曲にかける時間も少なかった事と、ハイドンの他の曲からの「転用」をしている事にも関係があるようです。
・・・、確かにそう言われると、二つを聴き比べてそんな気がしないでもないですが・・・、
それでも、まぁ自称“聴くだけクラシックファン”の我々からすれば、そこまで研究家目線で曲を聴きこなしている訳ではないので・・・、
個人的には「いつものハイドンの明るくさわやかな交響曲のひとつ」という感じですが(そっちの方が返って失礼かも?!)
まあ、いずれにせよ、スッキリと聴ける一曲なので、初心者でもスムーズに聴ける曲なんだと思います。
ちなみに、当時の一般的なオーケストラ編成からトランペットとティパニが入っていない事もこの曲の特徴のひとつのようです。(だから“手抜き”と言われてしまう?!)
第1楽章:サクサクっと始まる弦楽器のフレーズが心地よく刻まれると、
リズムも軽やかにフルートがふわりと浮かび華やかなメロディが広がっていきます。
流麗な弦楽器のメロディがなめらかに流れると、さっぱりとした気分になります。
オーボエ、フルートを交えながらスッキリとまとめていきます。
最初のサクサクのフレーズを何度か挟みながら曲を進めると、
後半では、やや険しい表情になりますが、やはり、フルート、オーボエ、ファゴット
などの木管楽器が軽やかなフレーズを奏でると、
陽気なリズムが軽快に流れてさっぱりと終わります。
第2楽章:フルートのやわらかいフレーズがふんわりと流れると、
オーボエがそのフレーズをゆっくりと追いかけます。
フルート、オーボエが交互に投げかけると、ファゴットもやさしくリズムを刻みます。
お母さんがゆっくりと話すと、子供がそれを真似てゆっくりとくりかえすように
のどかで、やさしい雰囲気が伝わってきます。
途中では、子供がダダをこねたのかすこしむずかったような音になり、
ファゴットがへりくつをこねたような響きが聴こえますが、
弦楽器がそれをなだめるように、やさしく言って聴かせると、
また、見なれた元のやわらかいフレーズに戻り何事もなかったかのように
サラリと終わっていきます。
第3楽章:ホルンの音色がやわらかく響くと、フルートがちょこまかとした
リズムで、その後を追います。
サクサクと刻むリズムに木管楽器とホルンが交りながら、曲を進め、
ゆっくりとしたフルートがソロも控えめに、周りがそれをサポートしながら
サクッと終わります。
第4楽章:弦楽器が愉快なフレーズを奏でると、明るい曲が流れていきます。
陽気なメロディにオーボエやファゴットが調子を合せて、はやし立てるように
からめながら、明るい曲調が続きます。
弦楽器が騒がしくなり、やや険しいクライマックスを迎えると、
最後は「トン、トン、トン!」とノックでもするようなフレーズを
弦楽器から各種木管楽器を渡り歩いて、賑やかに最期をまとめます。
この曲を聴くと、昔NHK-FMでやっていた番組「おしゃべりクラシック」(司会:渡辺徹さん)で「似てるねコーナー」みたいなやつがあって、
「♪しょ、しょ、しょ~じょ~じ、しょじょ~じの庭は~♪」の曲の冒頭と似てますね。というハガキが読まれて、この曲と、「しょじょじの曲?!」が流れて、
「確かにちょっと似てるかも?」と思った記憶がありますが、
それ以来、この曲を聴くとどうしても「しょじょじ」がすぐに浮かんでしまいますが、フラッシュバックとまでは言わないものの、そういう事ってありますよね。(無いかな?!)
≪オススメCD≫
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:☆☆★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
スッキリ朗らかに聴けます。
今日はハイドン:交響曲第89番です。
この曲は1787年にハイドンの「交響曲第88番“V字”」とセットで作曲された曲ですが、「第88番」に比べると演奏頻度も少なく、その評価も低いとの事ですが、それは、作曲にかける時間も少なかった事と、ハイドンの他の曲からの「転用」をしている事にも関係があるようです。
・・・、確かにそう言われると、二つを聴き比べてそんな気がしないでもないですが・・・、
それでも、まぁ自称“聴くだけクラシックファン”の我々からすれば、そこまで研究家目線で曲を聴きこなしている訳ではないので・・・、
個人的には「いつものハイドンの明るくさわやかな交響曲のひとつ」という感じですが(そっちの方が返って失礼かも?!)
まあ、いずれにせよ、スッキリと聴ける一曲なので、初心者でもスムーズに聴ける曲なんだと思います。
ちなみに、当時の一般的なオーケストラ編成からトランペットとティパニが入っていない事もこの曲の特徴のひとつのようです。(だから“手抜き”と言われてしまう?!)
第1楽章:サクサクっと始まる弦楽器のフレーズが心地よく刻まれると、
リズムも軽やかにフルートがふわりと浮かび華やかなメロディが広がっていきます。
流麗な弦楽器のメロディがなめらかに流れると、さっぱりとした気分になります。
オーボエ、フルートを交えながらスッキリとまとめていきます。
最初のサクサクのフレーズを何度か挟みながら曲を進めると、
後半では、やや険しい表情になりますが、やはり、フルート、オーボエ、ファゴット
などの木管楽器が軽やかなフレーズを奏でると、
陽気なリズムが軽快に流れてさっぱりと終わります。
第2楽章:フルートのやわらかいフレーズがふんわりと流れると、
オーボエがそのフレーズをゆっくりと追いかけます。
フルート、オーボエが交互に投げかけると、ファゴットもやさしくリズムを刻みます。
お母さんがゆっくりと話すと、子供がそれを真似てゆっくりとくりかえすように
のどかで、やさしい雰囲気が伝わってきます。
途中では、子供がダダをこねたのかすこしむずかったような音になり、
ファゴットがへりくつをこねたような響きが聴こえますが、
弦楽器がそれをなだめるように、やさしく言って聴かせると、
また、見なれた元のやわらかいフレーズに戻り何事もなかったかのように
サラリと終わっていきます。
第3楽章:ホルンの音色がやわらかく響くと、フルートがちょこまかとした
リズムで、その後を追います。
サクサクと刻むリズムに木管楽器とホルンが交りながら、曲を進め、
ゆっくりとしたフルートがソロも控えめに、周りがそれをサポートしながら
サクッと終わります。
第4楽章:弦楽器が愉快なフレーズを奏でると、明るい曲が流れていきます。
陽気なメロディにオーボエやファゴットが調子を合せて、はやし立てるように
からめながら、明るい曲調が続きます。
弦楽器が騒がしくなり、やや険しいクライマックスを迎えると、
最後は「トン、トン、トン!」とノックでもするようなフレーズを
弦楽器から各種木管楽器を渡り歩いて、賑やかに最期をまとめます。
この曲を聴くと、昔NHK-FMでやっていた番組「おしゃべりクラシック」(司会:渡辺徹さん)で「似てるねコーナー」みたいなやつがあって、
「♪しょ、しょ、しょ~じょ~じ、しょじょ~じの庭は~♪」の曲の冒頭と似てますね。というハガキが読まれて、この曲と、「しょじょじの曲?!」が流れて、
「確かにちょっと似てるかも?」と思った記憶がありますが、
それ以来、この曲を聴くとどうしても「しょじょじ」がすぐに浮かんでしまいますが、フラッシュバックとまでは言わないものの、そういう事ってありますよね。(無いかな?!)
≪オススメCD≫
ハイドン:交響曲第88番&第89番&第90番ベーム(カール)ユニバーサル ミュージック クラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:☆☆★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
スッキリ朗らかに聴けます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます