たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はモーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」です。
コシ・ファン・トゥッテは「女はみんなこうしたもんだ」と言う意味のようです。のだめカンタービレでもちょっと話題になっていたようですが・・・、女は一体どんなもんなんでしょうか?という訳でまずはあらすじから・・・。
ナポリの青年仕官フェルランドとグリエルモはドラベッラとフィオリディリージの姉妹をそれぞれ恋人にしています。そこへ哲学者ドン・アルフォンスが表れ「女性の気持ちは変わりやすいものだ」と主張しますが、フェルランドもグリエルモは「自分たちの恋人に限ってそんな事はない」と口をそろえて反論します。
ならばと哲学者アルフォンスは賭けを提案して、二人を指示に従わせます。アルフォンスは仕官二人は戦場に行った事にして実際は変装させ、別人として姉妹に引き合わせると、姉妹は元の恋人とは別人をそれぞれ選んで結婚する事になります。
しかし、結婚式の書類にサインを済ませた後に仕官二人が正体を明かすと、「女はみんなこうしたもんだ」とアルフォンスが賭けに勝った事を喜ぶというお話です。
まぁ~なんてお話でしょう!?でもコレってなにも女だけの話じゃない気もしますが…、女性の方がたくましいって事でしょうか?
序曲:オーケストラのアクセントが短く入ると、オーボエが軽やかに歌います。
序奏(イントロ)が終わると、スピードアップして弦楽器が小気味よく走る中
ファゴット、オーボエ、フルート等が、メロディを受け渡しながら次々に曲を
勧めていきます。木管楽器の連携プレーを決めながら、ダイナミックな
オーケストレーションがバシッと決めてくれます。
第1幕~(妹よごらんなさい):姉妹の二重唱
クラリネットのやわらかいフレーズとヴァイオリンの繊細なフレーズでまずは
姉のフィオリディリージが美しい調べを聴かせてくれます。やがて妹ドラベッラ
も歌い始め美しい二重唱をうっとりと聴かせてくれます。ふたりが「アモ~レ♪」
なんて歌うところは最高ですね。二人は自分の美しさと心変わりが無い事を誓います
(軍隊生活はいいもんだ):合唱
フェルランドとグリエルモを中心に「軍隊生活はいいもんだ」と合唱隊を率いて
活き活きと楽しそうに歌います。トランペットも鳴り響きとっても明るい曲です。
第2幕~(女も15歳になったら):デスピーナ
召使いのデスピーナは女なら男達を手玉にとらなければ…と恋人が不在の姉妹を
焚きつけます。最初はやわらかい物腰で丁寧に言って聴かせるように歌いますが、
だんだん要領を得ると、得意顔で歌っているように聴こえます。
フルートと一緒に弾むように歌うフレーズは小悪魔みたいで可愛らしい響きですね。
(すぐにも誠実な許婚の):フィオリディリージ・フェルランドの二重唱
フィオリディリージは我慢ならずに恋人グリエルモに会うために戦場に向かおうと
しますがフェルランドがそれを静止します。
男女ふたりの二重唱がときには激しく、ときにはやわらかくそしてフェルランド
の熱心な説得で遂にフィオリディリージも心を許してしまいます。
(皆は女を責めるが):アルフォンス
うやうやしく、堂々と勝ち誇ったようにアルフォンスが歌います。そして、
賭けに負けた男達に最初は小声で「コシ・ファン・トゥッテ!」(女はみんな
こうしたもんだ)と促すと、男達は声をそろえて「コシ・ファン・トゥッテ!」
と叫びます。
ドタバタ劇が歌や音楽の中にもたくさん盛り込まれた面白い作品ですし、モーツァルトの代表作ですから、一度聴いてみてもいいかもしれないですね。
多少言葉の意味はわからなくても、モーツァルトが台詞にあわせて面白いフレーズをたくさん作っていますから、楽しく聴けるオペラだと思います。
≪オススメCD≫
まずはハイライト版でどうぞ

【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
男も女も皆こんなもんかも??

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今日はモーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」です。
コシ・ファン・トゥッテは「女はみんなこうしたもんだ」と言う意味のようです。のだめカンタービレでもちょっと話題になっていたようですが・・・、女は一体どんなもんなんでしょうか?という訳でまずはあらすじから・・・。
ナポリの青年仕官フェルランドとグリエルモはドラベッラとフィオリディリージの姉妹をそれぞれ恋人にしています。そこへ哲学者ドン・アルフォンスが表れ「女性の気持ちは変わりやすいものだ」と主張しますが、フェルランドもグリエルモは「自分たちの恋人に限ってそんな事はない」と口をそろえて反論します。
ならばと哲学者アルフォンスは賭けを提案して、二人を指示に従わせます。アルフォンスは仕官二人は戦場に行った事にして実際は変装させ、別人として姉妹に引き合わせると、姉妹は元の恋人とは別人をそれぞれ選んで結婚する事になります。
しかし、結婚式の書類にサインを済ませた後に仕官二人が正体を明かすと、「女はみんなこうしたもんだ」とアルフォンスが賭けに勝った事を喜ぶというお話です。
まぁ~なんてお話でしょう!?でもコレってなにも女だけの話じゃない気もしますが…、女性の方がたくましいって事でしょうか?
序曲:オーケストラのアクセントが短く入ると、オーボエが軽やかに歌います。
序奏(イントロ)が終わると、スピードアップして弦楽器が小気味よく走る中
ファゴット、オーボエ、フルート等が、メロディを受け渡しながら次々に曲を
勧めていきます。木管楽器の連携プレーを決めながら、ダイナミックな
オーケストレーションがバシッと決めてくれます。
第1幕~(妹よごらんなさい):姉妹の二重唱
クラリネットのやわらかいフレーズとヴァイオリンの繊細なフレーズでまずは
姉のフィオリディリージが美しい調べを聴かせてくれます。やがて妹ドラベッラ
も歌い始め美しい二重唱をうっとりと聴かせてくれます。ふたりが「アモ~レ♪」
なんて歌うところは最高ですね。二人は自分の美しさと心変わりが無い事を誓います
(軍隊生活はいいもんだ):合唱
フェルランドとグリエルモを中心に「軍隊生活はいいもんだ」と合唱隊を率いて
活き活きと楽しそうに歌います。トランペットも鳴り響きとっても明るい曲です。
第2幕~(女も15歳になったら):デスピーナ
召使いのデスピーナは女なら男達を手玉にとらなければ…と恋人が不在の姉妹を
焚きつけます。最初はやわらかい物腰で丁寧に言って聴かせるように歌いますが、
だんだん要領を得ると、得意顔で歌っているように聴こえます。
フルートと一緒に弾むように歌うフレーズは小悪魔みたいで可愛らしい響きですね。
(すぐにも誠実な許婚の):フィオリディリージ・フェルランドの二重唱
フィオリディリージは我慢ならずに恋人グリエルモに会うために戦場に向かおうと
しますがフェルランドがそれを静止します。
男女ふたりの二重唱がときには激しく、ときにはやわらかくそしてフェルランド
の熱心な説得で遂にフィオリディリージも心を許してしまいます。
(皆は女を責めるが):アルフォンス
うやうやしく、堂々と勝ち誇ったようにアルフォンスが歌います。そして、
賭けに負けた男達に最初は小声で「コシ・ファン・トゥッテ!」(女はみんな
こうしたもんだ)と促すと、男達は声をそろえて「コシ・ファン・トゥッテ!」
と叫びます。
ドタバタ劇が歌や音楽の中にもたくさん盛り込まれた面白い作品ですし、モーツァルトの代表作ですから、一度聴いてみてもいいかもしれないですね。
多少言葉の意味はわからなくても、モーツァルトが台詞にあわせて面白いフレーズをたくさん作っていますから、楽しく聴けるオペラだと思います。
≪オススメCD≫
まずはハイライト版でどうぞ
![]() | モーツァルト:コシ・ファン・トゥッテ(抜粋)アーノンクール(ニコラウス), ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団, モーツァルト, オランダ・オペラ合唱団, カシュマイユ(ジル), ワルト(デオン・ファン・デル), ハンプソン(トーマス), マルジオーノ(シャルロット), ジーグラー(デロレス), シュタイガー(アンナ)ワーナーミュージック・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |

【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
男も女も皆こんなもんかも??


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