世界に名を売ろうと模索していたモトクロス選手が、友人の死をきっかけに、FBI捜査官になり、犯罪集団に潜入捜査をすることになる。ただ、主犯格に友情ともいえる関係を築くようになり・・・。
最近では、当たり前になったCGを使わず(「ノーCG」という宣伝だったが、明らかにCGと分かるシーンもあったように・・・。「アクションシーンはノーCG」ということなのでしょうね。ちょっとガッカリ)、生身のアクションシーンでハラハラドキドキの連続であった。モトクロスに始まり、大波でのサーフボード、高山から生身で飛行するスカイ(?)アクション(「ウィングスーツ」という服なのですね。あれで飛ぶことが出来るのですね。すごい!)、そして、フリークライミングまで「スタントアクション」のテンコ盛り。次から次へと繰り広げられるアクションシーンに、圧倒され続けた。もちろん、プロモーション映画ではないので、それらに、「オザキ8」という自然保護テーマと謎解きと友情ドラマをミックスさせて出来上がった「一本の映画」である。そう「映画」の筈である。
ただ、「アクション」がベースになってしまったのか、意図的なのか分からないが、先程のテーマ(軸)である「自然破壊に対する訴え」や「犯罪サスペンス(犯人すぐ分かるけど)」や「愛情(男女・親子)・友情ドラマ」を別々に盛り込んだという印象で、それぞれの要素がうまく混ざり切っていないと感じた。俳優陣は若手中心で、最後の味付けもしっかり出来ず、結果的にアクションだけが目立つ映画となったのではないだろうか。そう、「アクション」を観たい人には絶対お薦め!
監督のエリクソン・コアは、「ワイルド・スピード」の撮影監督を務めた人。もっともっとアクションのみを突き詰めて、全編ノーCGにしていれば、「ワイルド・スピード」越えに繋がっていたのでは?意識し過ぎたのでしょうか。肩の力が抜けた次回作に期待したい。
(kenya)
原題:「Point Break」
監督・撮影:エリクソン・コア
脚本:カート・ウィマー
音楽:ジャンキーXL
出演:エドガー・ラミレス、ルーク・ブレイシー、テリーサ・パルマー、レイ・ウィンストン、トビアス・サンテルマン、デルロイ・リンドー
最近では、当たり前になったCGを使わず(「ノーCG」という宣伝だったが、明らかにCGと分かるシーンもあったように・・・。「アクションシーンはノーCG」ということなのでしょうね。ちょっとガッカリ)、生身のアクションシーンでハラハラドキドキの連続であった。モトクロスに始まり、大波でのサーフボード、高山から生身で飛行するスカイ(?)アクション(「ウィングスーツ」という服なのですね。あれで飛ぶことが出来るのですね。すごい!)、そして、フリークライミングまで「スタントアクション」のテンコ盛り。次から次へと繰り広げられるアクションシーンに、圧倒され続けた。もちろん、プロモーション映画ではないので、それらに、「オザキ8」という自然保護テーマと謎解きと友情ドラマをミックスさせて出来上がった「一本の映画」である。そう「映画」の筈である。
ただ、「アクション」がベースになってしまったのか、意図的なのか分からないが、先程のテーマ(軸)である「自然破壊に対する訴え」や「犯罪サスペンス(犯人すぐ分かるけど)」や「愛情(男女・親子)・友情ドラマ」を別々に盛り込んだという印象で、それぞれの要素がうまく混ざり切っていないと感じた。俳優陣は若手中心で、最後の味付けもしっかり出来ず、結果的にアクションだけが目立つ映画となったのではないだろうか。そう、「アクション」を観たい人には絶対お薦め!
監督のエリクソン・コアは、「ワイルド・スピード」の撮影監督を務めた人。もっともっとアクションのみを突き詰めて、全編ノーCGにしていれば、「ワイルド・スピード」越えに繋がっていたのでは?意識し過ぎたのでしょうか。肩の力が抜けた次回作に期待したい。
(kenya)
原題:「Point Break」
監督・撮影:エリクソン・コア
脚本:カート・ウィマー
音楽:ジャンキーXL
出演:エドガー・ラミレス、ルーク・ブレイシー、テリーサ・パルマー、レイ・ウィンストン、トビアス・サンテルマン、デルロイ・リンドー