(2月28日、高江メインゲート前で開かれた集会には100人近くが参加した。)
高江のヘリパッド工事は、3月から6月末まで、ノグチゲラ等の繁殖期に入るので、(重機を使う等、大きな音の出る)工事はしないという約束になっている。2月28日、北部訓練場のメインゲート前に皆が集まり、集会と猪鍋会が開かれた。
午前10時から始まった集会は、昼前には100人近くにもなっただろうか。住民の会の皆さんの挨拶、そして、この間、大変な監視行動を続けてきたメンバーらの報告などに続いて、やんばるの自然の学習会なども行われた。私も、土砂崩落事故についての報告と、この間、防衛局への公文書公開請求で明らかになった来年度のヘリパッド工事個所等について説明した。
周辺の森には、イタジイの新緑が輝き、やんばるはこれからが一番爽やかな季節に入っていく。子ども連れの人も多く、歌や踊りなどもある楽しい催しだったが、基地の中にはガードマンや米兵らが並んで監視を続け、名護署からも3台の車が来て警備にあたっていた。12月の集会で、ゲートを封鎖されたことがよほど堪えたのだろう。
(北部訓練場メインゲートにはガードマンや米兵らが警備にあたっていた。)
お昼の御馳走は、大西さん差し入れの猪肉の鍋だ。いつも本当にありがたい。「早く元気になってください」という願いを込めて、皆で高江のTシャツに寄せ書きをした。
これは、いつも恩納村からご馳走を持ってきてくるIさんの作。
若い学生たちが、「軍人の権利」を記した看板を作ってくれた。英語と日本語の2枚の看板で、米兵たちに、何か問題があれば連絡せよと呼びかけている。